いや~、念願の「とらや」に行ってきました。
6月の蒸し暑い夜、こりゃあなにがなんでもビールを飲みたい気分という時に、居合わせたカウンターにお座りの常連さんにお願いして同行していただきました。
なんせ根っからの臆病者。
「とらや」には老舗居酒屋ならではの常連さんのしきたりみたいなのがあるから、できれば知っている人といった方がいいよというアドバイスをいただいていた。
まあ、カウンターだけの昔からの居酒屋だから、そう気兼ねするほどじゃないとは思うけど、名物メニューなんてのはやはり知っている人と一緒の方がいい。
常連さん達が作ったという暖簾をくぐると、そこはやはり独特の、いや昔懐かしい「呑み屋」だった。
客も、水商売らしい綺麗な姐御二人組、近所のおばさん(席を譲っていただいた)、旅人、常連さんの一人客数組と、まるで絵に描いたようなカウンター居酒屋であった。
大好きな太田和彦の(同姓同名の東京在住の先輩がいて、このかたも無類の酒好き)本に描写されている女将さんが切り盛りしている。
厨房は見えないが、その見えない厨房に本の情報によると恥ずかしがり屋さんの親爺がいるのかなどと、少しキョロつく。
つまみは山菜系を中心に。
ツルムラサキに芥子があうとは・・。
山東菜もある。
田舎の自家消費用野菜畑の常連だが、佐賀出身の常連さんにはなじみがなかったみたい。
瓶ビール(キリン)と酒を重ね、小一時間で店を出る。
その、酒呑みには幸福な空間を、また訪れたい。
ここの常連になったら、これまたさぞかし幸せなことだろう。
「とらや」
時の流れを少し押し戻した、ゆるやかながら、それでいてりんとした幸せなる呑み助の空間。
6月の蒸し暑い夜、こりゃあなにがなんでもビールを飲みたい気分という時に、居合わせたカウンターにお座りの常連さんにお願いして同行していただきました。
なんせ根っからの臆病者。
「とらや」には老舗居酒屋ならではの常連さんのしきたりみたいなのがあるから、できれば知っている人といった方がいいよというアドバイスをいただいていた。
まあ、カウンターだけの昔からの居酒屋だから、そう気兼ねするほどじゃないとは思うけど、名物メニューなんてのはやはり知っている人と一緒の方がいい。
常連さん達が作ったという暖簾をくぐると、そこはやはり独特の、いや昔懐かしい「呑み屋」だった。
客も、水商売らしい綺麗な姐御二人組、近所のおばさん(席を譲っていただいた)、旅人、常連さんの一人客数組と、まるで絵に描いたようなカウンター居酒屋であった。
大好きな太田和彦の(同姓同名の東京在住の先輩がいて、このかたも無類の酒好き)本に描写されている女将さんが切り盛りしている。
厨房は見えないが、その見えない厨房に本の情報によると恥ずかしがり屋さんの親爺がいるのかなどと、少しキョロつく。
つまみは山菜系を中心に。
ツルムラサキに芥子があうとは・・。
山東菜もある。
田舎の自家消費用野菜畑の常連だが、佐賀出身の常連さんにはなじみがなかったみたい。
瓶ビール(キリン)と酒を重ね、小一時間で店を出る。
その、酒呑みには幸福な空間を、また訪れたい。
ここの常連になったら、これまたさぞかし幸せなことだろう。
「とらや」
時の流れを少し押し戻した、ゆるやかながら、それでいてりんとした幸せなる呑み助の空間。