ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

麺でなければ、パンなのだ!!

2009-06-16 13:59:30 | 第1紀 食べる・飲む
ついこの間、肴町の中三角にある「ミッシェル肴町店」が改装したというニュースが流れた。
前を通ると改装中の看板もあったし、楽しみにして待っていた。

いつもの中三、これも角にある安散髪屋で三ヶ月分の髪を切ったあとにたちよる。

「パン工房」と名がついたように、パン窯が丸見えのオープンキッチンの中にサービスも含め店員7名が忙しそうに働いている。

お客様も平日11時ころだから、時間とお金がたっぷりある、おじさん・おばさんでいっぱい。
意外に「おじさん」が多いのだ。



あれやこれやと買い求めるパン屋の楽しみ。

本当はもっと買いたかったが、我慢我慢と押さえて、コレ!!

今日のまかないに登場である。
だから食べた感想は、ナイ。

肴町店はその名の別会社となっているようであるが、花巻で大成功をおさめた「パン工房」のスタイルを踏襲したわけである。

やはり作り手が見えるのは安心感というより買い気を増殖させられる。

こういうスタイルが大通に無いのは残念。
ちょっと前まではアートコーヒーがあった。

朝は7時半からやっているというし、イートインもある。
残念ながらずっと行列なので、ここで食べるのはちょいと窮屈で勇気が要ると思うが、外にもテーブルがあるのでやはり気候のいい今のシーズンにぜひ一度、だっと買ったパンを拡げてワインでも一杯やりたいな(無理か)。

ことこと左様に、やはり粉物が好きなワタシでありまして、麺、麺、ピザ、麺、素麺、うどん、蕎麦、冷や麦、はっと、ラーメン、パスタ、お好み焼き、ネギ焼き、たこ焼き、イカ焼き、ピザ、ピザ、麺、麺、麺、冷麺、ざる中華、冷し中華、冷風麺、うす焼き、グラタン、パン、菓子パン、カレーパン、ラザニア、餃子、たい焼き、サンドイッチと粉、粉、粉、小麦粉、米粉、そば粉、韃靼、雑穀、なんでもござれであるらしい。

らしいなどとうそぶいているが、四六時中、粉物が食い意地が大よそを占めている脳裏から離れないのであって、だからこそミッシェルでもニタニタ、ホクホク、コソコソ、ハレハレとだらしない笑みを浮かべてトレーを手にしているのでありました。

さあ、二時。
昼まかないの時間だよう~ん。

やっぱし、蕎麦だな!!

2009-06-16 11:49:57 | 第1紀 食べる・飲む
日曜日。

朝は素麺と決まっている。

どでかいサラダボールにたっぷりと。

相方は家庭用の小さい鍋一つでは茹できれないので、ガス口に二つの鍋。

具はグジュタマ(玉子焼き+スクランブルエッグ÷2のようなもの)、ねぎ、たっぷりの生姜、機嫌がよければノリ(さらに良ければ火にあぶってパリッとなる)、白ごまトッピング、いたって平凡である。

素麺を切らした朝は、当然、口喧嘩になる。
卵を切らした朝も同様であるし、たまに麺汁が無いと騒然とした雰囲気に包まれる。

娘も珍しく早起きしたから、素麺の量は得体の知れないものとなった。

そして、昼。

皆で盛岡にいるので、チラシで見た「トレンタ」に向かう。
なに屋さんかわからぬが、たぶんパスタとかピザとか軟弱系なのであろう。
それが500円とかのランチでというチラシ。

もう20日で店を閉めるというシティー青山の通りを過ぎ、ジョイス月が丘店の前に見つける。

しかし、やはり、なるほど、うぬぬ、あちゃ~、と待ち客でいっぱいなのである。

こういう時は我が「エンゲル係数限界値一家」は素直である。
あるいは食欲が時空を越えられない。

つまり、待てないのである。

はは~と頭の中はこういうこともあろうかと、ある店へ。

「結庵」である。

このブログにも何度か登場している蕎麦屋さんである。

まあ、好みである。

場所がなかなか分かりづらいから、「Yahoo!グルメ」を参考に。


さて、やはり空きは一卓。ラッキーだな。

お目当ての「結庵そば」が無くて、アンラッキー。

すぐ気を取り直して冷たい蕎麦(大盛り)と半天丼のセットを注文。
娘は、いつもながらに選択にさえわたって、ぶっかけ系を。
相方はあったかい蕎麦と天丼のセットだったかな。



細めの蕎麦はもちろんおいしい。好みである。

天麩羅がこのうえなくカリッと揚がっている。
粉のなせる技であろう。

ここはそばがきとか、あげ蕎麦とか確かあったと思う。
本当は日本酒を一本くらいぬるにして、こういうあてを楽しみたいが、今日は運転手。

酒のかわりに、どろっとした蕎麦湯をおかわりして楽しむ。

まわりのお客様もほとんどが家族連れ。

目をギョロつかせ、静かに気合を入れて、ずるずるっと音を思いっきり立てながら蕎麦を手繰る「我こそは蕎麦道楽」みたいな小難しいおじさんはいない。

「このそば粉は信州か、いや北海道か、はたまた豪州か。打ってから54分くらいたっているかな。」などと「通」を匂わせるおじさんはいないが、おいしい蕎麦屋であることに、ワタシ的には間違いないと思う。

だから、街からちょこっとはずれた住宅街の蕎麦屋ってのは、やはり居心地が良いわけで、難を言えば車で移動するしかないから酒を飲めないことぐらいなのである。

だから、できればこういう蕎麦屋さんが家の近くにあるとたいへん好ましいのであるが、そうでもないところが大食らいの嘆きとなるわけである。