ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

花巻星が丘の「ココス」は、いまいっとき、マルカン化しているのだった

2009-06-19 12:34:42 | 第1紀 食べる・飲む
平日の水曜日。

用事があり店を任せて花巻の自宅に戻る。

昼時までに何とか用を足し、店に戻るのも中途半端な時間だから、娘をたたき起こしランチに向かう。

最近、前の店からかわったばかりの「ココス」。
自宅すぐそばの星が丘にある。

ついたのは12時過ぎ。

娘はもうすでに探検に繰り出していたから、何がおすすめかと聴くと、やはりハンバーグだという。

それではと、ワタシは「ハンバーグ&エビフライランチ」。

娘は、「ココスのコンボランチ」。

それぞれに、「ドリンクバー」をつける。

まあ、ちょいと「エンゲル係数限界値一家」にしては、いくらナンバーワンの相方がいないとはいえ少しばかり「足りない」かなと、「メキシカンケサディーヤ」をハーフで頼む。
ダイエット中なのだから、「無理」して、ハーフ。

ドリンクバーはワタシはカルピスと追加でカルピスソーダ!!
同じくランチタイム無料のスープを「優しく」おかわり一回。
これが意外においしい!!



運ばれてきた料理は、なかなか大げさに言えば「チェーン店の味」という先入観を払拭させる丁寧な味。

「おおっ!!」とは叫ばないが、これが小さい洋食店で同じものを出されれば、「ああ結構なお味で」なんてテレビの「美食家」みたいに褒めたたえるのかもしれないが、まあ平均的、かつ「ケチ」をつけるところの無い優等生の、あるいは勤勉で運動部でテニスでもやっていそうな級長みたいなお味であります。

もう、ファミレスだから食材が冷凍だとか、ソースがレトルトだとか、そんなことを感じさせられない「普通にオイシイ」お味でありますし、チョイスできた「石窯パン」だって、きっと冷凍生地なんだろうけど、もう全然おいしいじゃないか。



「メキシカンケサディーヤ」も、そのままでも、酸味の効いたディップにつけてもうまい。
なんだ、やっぱり「ハーフ」じゃなくても良かったと少し後悔。

しかしながら、「ダイエット中」なので珍しくデザートは頼まない。

まあ、しかし驚いたのはその混みようである。

約50テーブルもあろうかという大きな店が、なんと出るころには待ち客がいるほど。

食べている最中に、次から次へと駐車場に入る車を見てはいたのだが。

平日だから、ファミレスのターゲットである子連れのファミリー客はいない。
やはり、時間もお金もあるご婦人方、同じ立場だが少し前まではファミレスにはあまり見かけなかったおじちゃん族、あるいはその夫婦。

もちろんネクタイ族もいるが少数。

なんか、「ここは体(てい)のいいマルカン大食堂か???」みたいな感じで、しかしながらドリンクバーはあっても「十巻ソフト」はないのである。

花巻人もあんがいに新しものがりやである。

しかし、同時に盛岡と同様にチェーン店はなぜか衰退する地域でもある。

市内の人も在と呼ぶ郊外農村地域の人も、わりと外食にはお金を使うから、小さい街の割には有名店も多い。

さて、このマルカン化はいつまで続くのか。
お味もいいし、居心地もいいので、ぜひご長命である事を祈る。

そういえば恒例の「サマーカレーフェア」もやっていた。

どこぞの開発部隊も頑張って新作を練ったのかな?
そのかたわらで働いていたころを少し思い出してしまった。