あれは,あれで良いのかなPART2

世の中の様々なニュースをばっさり斬ってみます。
ブログ界の「おか上彰」を目指し、サボりながらも頑張ります!

ちっちぇー話だなあ・・

2008年10月22日 22時43分33秒 | 政治・選挙
麻生総理が夜な夜な高級ホテルのバーで飲み歩いていると記者団に追求されたところ,逆ギレしたそうです。

夜会合、今後も続ける=ホテルのバー「安い」-麻生首相(時事通信) - goo ニュース

そりゃそうだようなあ,こんなちっちゃな話

記者団が何を言いたかったのかは察しが付きます。要するに,「庶民の生活が厳しいっているのに,総理が高い店でしか飲んでいないっていうと,本当に国民の生活実態を知っているのか。」っていうことを追求したいのでしょう。
しかし,一国の総理が,他の国の偉い人を招待するのに,新橋のガード下でできるでしょうか。もうちょっと身近な例で行くと,会社の接待をチェーン店居酒屋でできるでしょうか。結婚式や葬儀のお清めの席を立ち飲みのお店でできるでしょうか。
それと同じことです。TPOに応じて飲み屋なんて使い分けるのです。

総理の経済感覚が麻痺しているっていうことを追求したいのであれば,こんなちっちゃいことでなく,もっと「経済政策に対する本筋」から追求するべきでしょう。仮にも大手マスコミ記者なのですから,それくらいの経済知識は普通にあるはずです。今回の2兆円規模の低額減税がどの程度景気浮揚効果があるのか,貸し渋り対策でどの程度中小企業が救われるのか,財源の埋蔵金は本当に使用できるのか,民主党との主張の違いはどこにあるのか,試算すると自民党案と民主党案とでは,どっちが経済効果があるのかなどを各社の視点で真っ向から追求するべきです。
総理がどこで飲もうと食べようと,どうでもいいことです。もっと,本筋を追求しましょう。マスコミの役割は,「そういう経済理論をいかに国民に分かりやすく伝えるか」なのです。
ちっちゃい話にとらわれすぎて,肝心な幹を見失うことのないようにしてほしいと思います。

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3 コメント

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Unknown (Unknown)
2008-10-23 02:04:19

『椿事件』

1993年9月21日、民間放送連盟の「放送番組調査会」の会合の中で、
テレビ朝日報道局長の椿貞良が、選挙時の局の報道姿勢に関して

「小沢一郎氏のけじめをことさらに追及する必要はない。
今は自民党政権の存続を絶対に阻止して、
なんでもよいから反自民の連立政権を成立させる
手助けになるような報道をしようではないか」

との方針で局内をまとめた、という趣旨の発言を行う。

(ウィキペディア「椿事件」)
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いつもコメントありがとうございます (crofts)
2008-10-24 14:13:33
おかにゃんさん、こんにちは。

 いつもコメントしていただいているのに返せなくてすみません。

 プレスの表面的な報道はいつものことなのですが、ではどうするべきか、のべき論すらないのはきになりますね。

 スーパーの買い物客やタクシー運転手に話を聞くけど、現状の個別打破への処方箋はゼロだし。いくら公共投資しても、既得権益者の維持にしかならないことは小渕政権時代に実証ずみ。

 まあ、所詮殿下はその程度ということなのでしょう。

 さらにさらに。いくらプレスを「マスゴミ」だと攻撃してももちろん現状は何も変わりませんし。ネットが「意味のある方向性」を持つか、はすごく難しいし、可能だとしてもまだまだ時間がかかりそうです。
返信する
croftsさま,コメントありがとうございました (おかにゃん)
2008-10-25 09:55:21
おはようございます。
今回与党で検討している総合経済対策は,これまで通りの「税金をいかに世の中に回すか」という発想にすぎません。これでは,本当の意味での景気対策にならないような気がしているのですが,残念ながらこの辺りの真偽について,ほとんどのマスコミは検証していません。
政府案がよいならよいで,「ならばこうなると予測する」くらいは言ってほしいと思うのですが・・,って感じです。
マスコミの態度ですが,いつも主張するように,「自覚を持ってほしい」と思うのですが,まだ時間がかかるでしょうね。
返信する

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