宮崎1区であの中山氏が立候補を断念したことをうけて,自民党幹部を中心に「東国原知事擁立論」が出始めています。
これをうけて,東国原氏も「県民の意向を踏まえて」として,立候補に含みを持たせた発言をしています。
宮崎1区 東国原氏擁立論 “そのまんま知事でいて” 県民は反対一色 「県政混乱」「投げ出すな」(西日本新聞) - goo ニュース
もし出馬となれば自民党公認か推薦候補になります
まず大前提として,東国原氏については,個人的には大好きです。芸人時代にお会いしたことがありますが,他の芸人と違って,私のような素人に対しても丁重な姿勢をとっていただき,実に礼儀正しかった思い出があります。また,知事選に当選するに際しては,まじめに政策について勉強してきており,その姿勢は今までの候補者には少ないタイプだと感じました。東国原氏の人となりについては,私は今でもリスペクトしています。
しかし,知事当選後の政策面では一部疑問も感じており,特に道路特定財源問題については,「ガソリン税維持」を強く主張しており,道路工事なくして宮崎県の発展なしと強く主張してきました。
東国原氏がこれまで研究してきた過程からすると,「負担の少ないまちづくり」を目指すはずなので,何か違和感を感じていたのですが,ここへ来て建設関係者からの献金を受けていたりするなど,「普通の政治家」っぽい姿が見え隠れするようになって来ました。
そして,今回の出馬要請です。これにより,これまでの一連の流れが見えてきました。結局のところ,東国原氏も「土建政治」の申し子に過ぎなかったのです。
もし,無党派でいくなら,自民党幹部からの要請は即座に断った上で,「まずは県政の建て直し」ということで,国政行きを固辞するはずだからです。彼の持論は,「地方の活力」にありますから,知事を途中で止めてまで国政に鞍替えるということは,持論の放棄になりかねません。
今時点で含みを持たせた発言をしているだけでも,「自民党政治に気を使う」というところが見え隠れしています。結局のところ,「背後の支援者」だったからに他なりません。
東国原知事の政策について,県民の方もこの辺で一度冷静に見直してみるといいかもしれません。
もちろん,宮崎県の知名度を上げたという点においては,今までにない大きな実績だと思います。しかし,それ以外の点についてはどうなのか,それは県民の方だけが一番良く分かると思います。宮崎県がどの程度良くなったのか,どの程度透明度が高まったのか,本当に裏表ない政治になったのか,特定有力者の口利きが減少したか否かなどよく見てみましょう。
繰り返しますが,私は彼を今でも尊敬しています。だからこそ,今回は「国政に出る」なんて愚行に出てほしくないのです。まずは宮崎県をしっかりと立て直す,それが彼に与えられた使命なのです。そして,土建政治とは決別してください。ここを断ち切らないと元の木阿弥です。
ちなみに,盟友の橋下大阪府知事は,完全に自民党右派の方です。政策の聞こえはいいのですが,結局のところ,最後は「脱福祉,土建維持」なのです。
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TB先一覧
http://blog.livedoor.jp/yswebsite/archives/52158267.html
http://uesama.antena.ne.jp/archives/article/46458.html
http://blog.goo.ne.jp/hiroharikun/e/88faff736821e9dd2da0174e4deb835b
http://tetorayade.exblog.jp/9628061/
http://blog.goo.ne.jp/sunafukin-0101/e/ea4c851fe729dfc169280f671936c895
http://hon-5.blog.ocn.ne.jp/honshitsu/2008/10/post_f2b6.html
http://app.blog.ocn.ne.jp/t/trackback/88439/7821785
http://stamen.iza.ne.jp/blog/entry/744321
http://blog.goo.ne.jp/musshu-yuu/e/2582357ab9d2a91b8ed7f7d07852445a
これをうけて,東国原氏も「県民の意向を踏まえて」として,立候補に含みを持たせた発言をしています。
宮崎1区 東国原氏擁立論 “そのまんま知事でいて” 県民は反対一色 「県政混乱」「投げ出すな」(西日本新聞) - goo ニュース
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まず大前提として,東国原氏については,個人的には大好きです。芸人時代にお会いしたことがありますが,他の芸人と違って,私のような素人に対しても丁重な姿勢をとっていただき,実に礼儀正しかった思い出があります。また,知事選に当選するに際しては,まじめに政策について勉強してきており,その姿勢は今までの候補者には少ないタイプだと感じました。東国原氏の人となりについては,私は今でもリスペクトしています。
しかし,知事当選後の政策面では一部疑問も感じており,特に道路特定財源問題については,「ガソリン税維持」を強く主張しており,道路工事なくして宮崎県の発展なしと強く主張してきました。
東国原氏がこれまで研究してきた過程からすると,「負担の少ないまちづくり」を目指すはずなので,何か違和感を感じていたのですが,ここへ来て建設関係者からの献金を受けていたりするなど,「普通の政治家」っぽい姿が見え隠れするようになって来ました。
そして,今回の出馬要請です。これにより,これまでの一連の流れが見えてきました。結局のところ,東国原氏も「土建政治」の申し子に過ぎなかったのです。
もし,無党派でいくなら,自民党幹部からの要請は即座に断った上で,「まずは県政の建て直し」ということで,国政行きを固辞するはずだからです。彼の持論は,「地方の活力」にありますから,知事を途中で止めてまで国政に鞍替えるということは,持論の放棄になりかねません。
今時点で含みを持たせた発言をしているだけでも,「自民党政治に気を使う」というところが見え隠れしています。結局のところ,「背後の支援者」だったからに他なりません。
東国原知事の政策について,県民の方もこの辺で一度冷静に見直してみるといいかもしれません。
もちろん,宮崎県の知名度を上げたという点においては,今までにない大きな実績だと思います。しかし,それ以外の点についてはどうなのか,それは県民の方だけが一番良く分かると思います。宮崎県がどの程度良くなったのか,どの程度透明度が高まったのか,本当に裏表ない政治になったのか,特定有力者の口利きが減少したか否かなどよく見てみましょう。
繰り返しますが,私は彼を今でも尊敬しています。だからこそ,今回は「国政に出る」なんて愚行に出てほしくないのです。まずは宮崎県をしっかりと立て直す,それが彼に与えられた使命なのです。そして,土建政治とは決別してください。ここを断ち切らないと元の木阿弥です。
ちなみに,盟友の橋下大阪府知事は,完全に自民党右派の方です。政策の聞こえはいいのですが,結局のところ,最後は「脱福祉,土建維持」なのです。
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田中康夫に皮肉られ、「増田は責任を感じると答弁」
東国原知事は、選挙民うらぎるのかな、自民の票ばかりで知事になったわけでない。
宮崎のPRでわが町にも来られたことあるのですが・・・。
今のスタイルが一番です。
国会議員になってしまったら、国民から遠のいていく気がしまして。しかも自民の場合はね。
余談ですが、田中康夫さんは脱ダム論に私も賛成で、
あの人なりの個性が出ていると思いますので、いいのかな?と。
東国原知事が衆議院議員になったら,きっと「自民党客寄せパンダ」としていいように扱われるだけでしょうね。当然,1年生議員には力はありませんから,およそ宮崎に何か持ってくるのは難しいでしょう。
むしろ,「中途半端な箱もの」を作るという最悪のシナリオが待っているかもしれませんね。
国会議員になると,どうしても「政党の拘束」を受けますから,どうしても自分の思う通りのことはできないでしょう。
また,そもそも国会議員は憲法上「全国民の代表」であり,「宮崎県民だけの代表」ではありませんから,時には宮崎と全国民を天秤にかけて全国民を選択するという苦渋の決断に迫られる場合すらあり得ます。
まずは知事としてやれることを精一杯やるのが,「東流」だと思います。