あれは,あれで良いのかなPART2

世の中の様々なニュースをばっさり斬ってみます。
ブログ界の「おか上彰」を目指し、サボりながらも頑張ります!

不自由民主党か?生方副幹事長解任

2010年03月18日 23時07分06秒 | 政治・選挙
民主党の生方副幹事長が,小沢幹事長を批判する旨のインタビュー記事が掲載されたことを理由に解任されました。党内では,非小沢派を中心に,反発の声が出ており,党内での混乱が予想されます。

小沢氏批判の生方副幹事長、民主が解任 党内に反発の声(朝日新聞) - goo ニュース

なぜこの時期に解任?

今回の解任は,基本的には見せしめです。すなわち,「小沢批判をしたらただでは済まない」ということを党内に知らしめたものと言えるでしょう。
しかし,なぜ今なのでしょうか。インタビューが昨日だからっていうことだけではないでしょう。今は,鳩山邦夫氏が新党結成に向けた準備をしているところです。また,参院選を戦うために支持率の建て直しをするべき時期ともいえます。そんな中,このような解任劇を行ったら,それこそ,非小沢派議員は一気に離党し新党に合流することも普通に起こりうる話です。であれば,今は静かにしているというのが,定石と言えます。

では,なぜ小沢一派はこんなことをやったのでしょうか。
小沢氏は「選挙に勝って権力を掌握できる」というシナリオを描いています。今回の場合,党内でごたごたが起こることは想定内なのです。むしろ,ごたごたを起こしたがっていたと言えます。
そして,「党内の意見は国民の意見」などと言って,予算案通過前後で辞任をするということにするのではないでしょうか。
それで予算は通りますし,国民批判も多少軽減できます。
また,選挙対策としては,小沢氏が怖がっているのは,自民党ではなく,小党です。なので,今のこの時期であれば,小党を乱立させることで,票の分散化を図り,事実上議席を取りにくくするということも可能となります。非小沢派が離党しても,鳩山新党にもみんなの党にも参加せず,独自に新党を作ると踏んでいるのかもしれません。

ただ,今,民主党は生方氏の言うように,言論の自由は限りなくない状態といえるでしょう。そんな状態で,果たして小沢氏の思惑どおりとなるでしょうか。それとも,小沢氏が待たしても「政党デストロイヤー」になるのでしょうか。民主党内の動きにも注目です。

よろしければ1クリックお願いしますm(__)m人気blogランキングへ
blogram投票ボタン



TB先一覧
http://shadow9.seesaa.net/article/144017422.html
http://spadea.jugem.jp/?eid=6076
http://aramahosi.cocolog-nifty.com/asaborake/2010/03/post-130f.html
http://blog.goo.ne.jp/hiroharikun/e/7898dbbe2d213b8a3392931b93d2b410
http://kyotofan.net/blog/2010/0318
http://breeze2.blog.shinobi.jp/Entry/1790/
http://plaza.rakuten.co.jp/macca/diary/201003190000/