あれは,あれで良いのかなPART2

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公暁もビックリ!鶴岡八幡宮の大イチョウ倒幕,じゃなくて倒木

2010年03月10日 21時32分00秒 | 歴史の話
歴史の生き証人とも言われる鶴岡八幡宮の大イチョウが10日早朝,根本から倒れました。
このイチョウは,樹齢1000年を超えると言われ,神奈川県天然記念物に指定されていましたが,今朝の雪と強風が原因といわれています。
専門家によると,もはや植え直しによる回復は不可能ということで,今後は,何らかの方法による資料保存を検討するとのことです。

鶴岡八幡宮の大イチョウ倒れる=「実朝暗殺の舞台」、樹齢1000年-鎌倉(時事通信) - goo ニュース

天寿を全うした大イチョウですね

実は,私自身,この大イチョウを見たのは,約30年前のことです。当然のことながら,その時「すげー大きな木」っていう印象を抱き,また幼心ながら実朝暗殺という鎌倉幕府の衰退をなんとなく肌で感じることができたような気がしました。
でも,正直,この頃はどちらかといえば,大河ドラマの影響で郷ひろみさん演じる源頼家のイメージが強く,逆に「実朝?だれだっけ?」みたいな感じだったかもしれません。ちっちゃい頃からひねくれ者だったのです,私(^_^;)。

それはさておき,こうした歴史の生き証人でいわば鎌倉を代表する一つといえる大イチョウが倒れてしまったのは何とも寂しい限りです。でも,1000年以上育ったので,まさに天寿を全うしたイチョウといえるでしょう。
ところで,この大イチョウは,多くの政権交代を目の当たりにしてきました。果たして,今の政権交代劇をこの大イチョウはどういう気持ちで見ていたでしょうか?ひょっとすると,この一連の政府の動きを見て,「おいおい,まだ鎌倉幕府の方がましだったぞ」とショックを受けて倒れてしまったのかもしれませんね。

いずれにせよ,偉大な何かを失ってしまった,そんな気持ちにさせる事故でした。でも,資料保存を検討しているようですから,博物館等で第二の人生(木生?)を歩んでほしいものです。記憶にも記録にも残る大イチョウ,これからは永遠の大イチョウになりそうですね。

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