あれは,あれで良いのかなPART2

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ガンバルマン商店街,次の出番はあなた達です

2006年05月31日 01時56分42秒 | 経済全般
経済産業省が,商店街の活性化やにぎわいあふれるまちづくりに向けた参考となるよう,全国の商店街における取り組みやアイデア事例77事例について公表しました。

livedoor ニュース

経済産業省のHP

商店街もやる気勝負だなあ

今回の選定は,①にぎわいあふれる商店街,②アイデア商店街,③まちづくりと一体となった商業活動についてそれぞれ選定しています。
例えば,①については,川越市の蔵の町を,②については秩父市のナイトバザール発祥の商店会を,③については,青梅市の昭和の町並みについて選定されております(イメージが沸きやすい埼玉と東京都中心に書いてしまいましたが,もちろん,全国に渡っています。)。
これら商店街の活動を見ると,概ね次のようなことが言えます。

1 商店街側が問題意識を持って取り組んでいる
2 無理に新しいものを作るのでなく,既存の施設は手法をベースにしたうえで,新しいアイデアを加味している。
3 行政は商店街の活動を背後から支援している


これをみてみると,さきに成立した都市計画法の改正がいかにナンセンスであるのか理解できるかと思います。商店街の空洞化は,やる気とアイデアと行政のバックアップ如何でどうにかなるのです。

現在商店を経営している方,商店街の空洞化に悩まれている方,是非この資料を参考にしてみてください。
ただし,参考にするのは,あくまでも「手法」だけにしてください。各商店街が選ばれた理由は,前記のとおり「既存のものをベースにしている」場合がほとんどであることから,例え先進地の内容をそのままパクったとしても,その商店街にマッチする可能性は低いからです。

ちなみに,この77商店街以外にも一生懸命やっている商店街はもっとあります。それらの商店街については,次回選ばれるようにもっと頑張ってください。
ただ,あくまでもこのような商店街に選定されるのは副次的なものであり,メインは「商店街に人が来るようにする」という観点にありますから,この点だけは忘れないようにしてください。
商店街活性化に頭を回しすぎて,「客をないがしろにする」ようでは本末転倒です。「お客様は神様」的な発想は,絶対に忘れないようにしましょう。

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