トドの小部屋

写真付き日記帳です。旅行記、本や美術展の紹介、俳句など好きなことをつれづれに。お気軽にどうぞ。

平成30年度支部事業 文学散歩「自然と歴史・文学の旅」

2018-06-06 16:45:54 | 旅行
2018年6月5日(火)。教職員退職互助部の俳句クラブ、短歌クラブが主催する文学の旅に参加しました。今年は一般参加者も入れて、29名の大人数でしたので大型バスで行きました。アンビアの濃紺の立派な観光バスでした。



今年の行先は、富士山世界遺産センター、浅間大社、クレマチスの丘、三島スカイウォーク、沼津御用邸と5カ所を回る盛りだくさんな内容で、ちょっと駆け足にならざるを得なかったのが残念でしたが、3回ほど行ったことのあるクレマチスの丘以外は、初めての場所ばかりでした。焼津ICから東名に乗り、新富士ICで降りて、最初に富士宮の富士山世界遺産センターに行きました。昨年(2017年)12月に開館したばかりの施設で、世界遺産になった富士山について、詳しく知ることができます。建物内部は、1階からぐるぐると登り坂の回廊を登りながら、壁面に映る山の景色を眺めながら、富士登山を疑似体験できるようになっています。それぞれのコーナーでは、大昔の富士山のなりたちを始め、詳しく多くの展示がされていますが、浅間大社参拝も含めて滞在時間は9時半から11時までという短時間でしたので、詳しい展示を読む時間がなく、スロープを登って行きました。最上階が展望台になっていて、本来は正面にすそ野を長く引いた大きな富士山を観ることができます。晴れてましたが、山の付近に雲が多く、山頂が見えただけだったのが残念。建物外観は周りの水に反映して、逆さ富士になっていて、檜の格子模様が斬新でとても素敵でした。



ここは、是非、もう一度、今度は個人で行きたいと思います。浅間大社へは、句友のY枝さんとM代さんと3人で、ブラブラ歩いて行きました。神社に向かう途中にお宮横丁という食べ物屋さんが固まってる場所があり、時間があったらここに寄ってみたかったです。浅間大社へ行く道路の反対側に川をはさんで、公園が整備されてました。その川の水量と透明度に感激しました。富士山からの湧水ではないかと思いました。本殿にお詣りして、特別天然記念物だという湧玉池を見ました。水はとても冷たかったです。禊の場所がありました。その後、またバスに乗り、11時45分にクレマチスの丘に到着。ここでは園内自由行動で昼食も各自でということでしたので、また3人で一緒に回りました。ちょうど、クレマチスとバラが見ごろだったので、ヴァンジ彫刻庭園美術館を見た後、庭園の花々を楽しみました。





お昼はチャオチャオというイタリアンレストランに入り、飲み物は各自でとり、マルガリータピザ1枚をシェアしました。なぜなら、万一、入れないといけないので、おにぎりを前もって買ってあったからでした。私はバスを降りるときにおにぎりを一つ食べておいたので、量的にちょうどよかったです。紫の八重のクレマチスの鉢(3000円!)を売っていましたが、鉢の植物はうまく育てる自信がないので、買いませんでした。庭にも這わせる場所がない。^^; 13時45分にクレマチスの丘を出発。


またバスに乗り、三島スカイウォークに行きました。ここも最近できた施設で一度行きたいと思っていた場所。400mの大吊り橋でしたが、しっかりした造りで全然怖くありませんでした。海方面の眺めが良かったです。ここでは、帰り際にソフトクリームを食べました。15時10分出発の予定がちょっと遅れて20分頃。

またバスに乗り、最後は沼津御用邸に行きました。ここに着いたのは16時ちょっと前。閉館が16時半ということで、急いで見学しました。ここは、大正天皇がご幼少期に静養のために建てられた場所で、大正天皇、昭和天皇も長期にわたり、ご利用なさったようです。邸内にビリヤード室がありました。昭和37年に現在の天皇陛下と美智子様が幼い皇太子様を連れて滞在なさった時の写真が飾ってありました。私たちが内部を見学した建物は、西付属邸の部分で平屋建ての木造家屋ですが、さすが皇族方の別邸という造りでした。昭和44年に御用邸を廃止し、その後、沼津御用邸記念公園になって、公開されています。 帰り道に富士川SAで休憩を取ったので、家へのお土産に、籠せいの桜海老入りの蒲鉾を買いました。吟行が目的の旅ですので、思い出しながら5句ほど7月の句会までに作らないとです。まだアイディアは浮かばす。(^^ゞ

他の写真はフォトチャンネルを作りましたので、ご覧くださいませ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする