トドの小部屋

写真付き日記帳です。旅行記、本や美術展の紹介、俳句など好きなことをつれづれに。お気軽にどうぞ。

第63回県民合唱祭

2018-06-04 10:00:27 | コーラス
昨日、県民合唱祭に行ってきました。私たちの合唱団「混声コーラスら・ら・ら」は藤枝市で活動している合唱団ですが、毎年、県民合唱祭に参加しています。今年の会場はアクトシティ浜松中ホールでした。私にとって入団後、3回目の県民合唱祭で、初めてアクトシティ中ホールで歌いました。会場の写真は撮りませんでしたが、プログラムの表紙に会場内部の写真が載っていますので、ご覧ください。舞台後方上にパイプオルガンがあり、音響も良く素敵な会場です。ただ、今回の会場では、出演者が客席から階段で舞台に上がり降りするやり方でしたので、前もって客席で並んでいなければならず、座席に座った後、出演待機場所に全員で移動。出演後、終演待機場所の座席に一旦座り、最後にもとの座席に座るということで、会場内で3回席の移動がありました。38名の移動は、ちょっと大変でした。



今回、会場が遠かったせいか、団から参加者が少なく、在籍59名のうち38名の参加でした。私たちはプログラムの21番目で、曲目は、「混声合唱のためのメドレーTOKYO物語」から、前奏曲、リンゴの唄、東京の花売娘、星の流れに、東京ブギウギまでをメドレーで歌いました。出演時間は約10分。まだ講評をお聞きしていないのですが、無事に歌えてほっとしました。今度の練習時に審査員の先生方からの講評を団長からお聴きできると思います。朝、9時15分に藤枝文化センターに集合して、1時間程度、練習し、その後、電車で浜松まで移動。会館内での飲食はできないので、外の広場の木陰のベンチで皆で昼食を食べて、1時ちょっと過ぎからまたリハーサル室で10分くらい練習。その後着替えをして、客席で他の団の歌を聴きながら待機。本番。その後、またCブロックの残りの演奏を聴いてました。私は私たちの指導者の杉浦久善先生がご指導なさっているもう一つの合唱団、コールマリーンの合唱を聴いてから会場を後にしました。せめてCブロックの最後まで聴くとよかったかのかもしれませんが、朝から長時間でしたので疲れてしまい、ソプラノのSさんと一緒に、駅構内のデリフランスという店で、抹茶白玉ソフトを食べて帰ってきました。



これで、団全体の出演の場は、秋の藤枝合唱連盟主催の「コーラスの集い」までないと思いますが、12月の演奏会に向けて、7月は合宿があり、合唱で忙しい毎日です。
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陸王

2018-06-01 09:54:25 | 
池井戸潤さんの「陸王」を読みました。池井戸潤さんといえば、直木賞受賞作の「下町ロケット」を始め、「空飛ぶタイヤ」「あきらとアキラ」、ドラマでも大ヒットした半沢直樹を主人公にした銀行の話など、難しそうな企業の話をわかりやすく興味深い小説にする作家さんだと思いますが、今回読んだ「陸王」も100年の歴史を誇る足袋製造の老舗「こはぜ屋」が、和装の衰退から本業の足袋の売り上げが落ち込み、企業としてジリ貧になっている現状を打開すべく、新規事業としてランニングシューズ製造を始める話です。この陸王は、こはぜ屋がシルクレイという新素材をソールに使い、アッパー素材も新しく織物業者から調達して生み出した新製品の靴の名前です。ランニングシューズをめぐる大手のアトランティスとの競合、中小企業の資金不足からくる行き詰まり、融資をしぶる銀行の姿勢、シルクレイを生み出し、その特許を取得した飯山という男の存在、ランニングの選手とシューフィッターとの関係。企業買収の話など、いろいろな要素を取り込み、最後までグイグイと読ませる内容です。「あきらとアキラ」はWOWOWのドラマで観てとても面白かったのですが、池井戸さんの小説を読んだのは初めてだと思います。「陸王」お薦めです。なんとなく敬遠していた「下町ロケット」も読んでみようかと思います。
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