6月1日から一泊で尾瀬ヶ原へ行きました。尾瀬は2度目ですが、前回はかなり前に真夏に行ったので、水芭蕉のベストシーズンに行けたのは今回が初めてでした。東海道新幹線と上越新幹線を乗り継ぎ、上毛高原という駅で降りてそこから関越交通の路線バスに乗り戸倉まで。戸倉から先は大きな車が入れないとかで、マイクロバスに乗って鳩待峠まで行きました。鳩待峠から奥はすべて徒歩になります。昼ごろ、鳩待峠を出発し、山道を降りて行きました。多少アップダウンはあるものの、行きは下りが多いのでそれほどハードではありません。山の鼻まで降りたら、あとは木道をたどり、牛首分岐を通り過ぎ、竜宮十字路を通り、見晴の尾瀬小屋まで水芭蕉の群生を楽しみながら歩きました。朝、早かったので、山の鼻まですぐのところにあった川のほとりで、東京で買ってきたお弁当を食べました。宿(山小屋)には基本的に3時までに入ることになっていて、4時を過ぎる場合は連絡しないといけないそうです。途中、花や景色の写真を撮りながら、おやつ休憩を2回とり、ゆっくりペース過ぎたので最後はちょっと早足でしたが、4時ちょっと前に宿に着きました
。お風呂は16時から、夕飯は18時。朝食は6時でした。スマホの歩数計では1日の歩行距離は8.9キロでした。尾瀬の自然を守るため、持ち込んだゴミは全て持ち帰り。なので、お弁当の空は2日目に上毛高原駅に戻るまで、臭わないよう密封して、カラビナで夫のリュックにつけておいてもらいました。お風呂では石鹸も歯磨き粉も使えません。人間が生活することで自然が汚れるんですね。
翌日の2日は最初、見晴から大清水まで6時間くらいかけて歩く予定でしたが、尾瀬沼から三平峠に抜ける山の道はまだ雪が深いそうなので、見晴の宿から東電小屋を通り、ヨッピつり橋をわたり、牛首分岐から山の鼻へ行き鳩待峠に戻るコースに変えました。易しいコースに変えたので、東電小屋へまっすぐ行かずに、平滑の滝まで行こうということになり、ちょっと寄り道しました。途中から結構険しい下りの山道になり、雪も多くなって、登山道の真ん中がぬかるんでいたため、道の端の木の根っこをまたいだり、ゴツゴツした道で、汗をたくさんかきました。東電小屋方面への分岐点まで戻るのに、1時間以上かかってしまいました。平滑の滝です。上から見ると早瀬にしか見えませんが、激しい只見川の水流が見れました。
その後、東電小屋まで行って、そこでトイレ休憩。尾瀬のトイレは100円をチップとして入れることになっています。おやつを食べてまた出発。東電小屋の前に桜が咲いてました。
東電小屋から牛首に戻る途中で、木道を早足で行く歩荷さん2人を見かけました。背中に何箱も高く荷物を積んだ歩荷さん。飲み物、食料など、すべて人力で運び入れているのですね。大変だろうなぁと思い、写真を撮りました。
お昼は牛首分岐の休憩所で食べました。宿で作ってもらったおにぎり弁当でした。山の鼻ビジターセンターの傍の公衆トイレはこの日はとても混んでいたうえ、変なものを流した人がいたのか、男女トイレとも詰まっていて流れず、困りました。手袋、タオル、くしなどで詰まったことがあったそうです。ここから鳩待峠へは、ほとんどが登りなので、ちょっと大変。2日めの歩行距離は11.4キロでした。上越新幹線では2階建て車両を選んで乗りました。車体に薄ピンクのトキが描かれていてとても素敵でした。混んでなくて乗り心地も良かったです。別世界を楽しめた尾瀬の旅。お薦めです。尾瀬の他の写真はフォトチャンネルをご覧くださいね。