トドの小部屋

写真付き日記帳です。旅行記、本や美術展の紹介、俳句など好きなことをつれづれに。お気軽にどうぞ。

3月3日

2019-03-04 12:27:27 | お出かけ
昨日、3月3日は雨の日曜日でしたが、午前中に静岡の伊勢丹デパートに出かけ、姪の出産祝いを送りました。ミキハウスのバスポンチョとベビー服を詰め合わせてもらいました。今日が大安ということで、昨日配送を依頼したのに、今日必着で届くそうです。世の中、本当に便利になりましたね。昨夜、姪っ子からお礼の写メールをもらいました。可愛い男の子です。新生児なのにすでに凛々しさのある顔立ちでした。今度会うのが楽しみ。退職後、服がたくさんあるので、増やさないようにデパートへ出かけるのを控えていましたが、久しぶりに行ったので、春の装いはどんなものかと婦人服売り場を歩きましたら、気に入ったものがあり、半袖のカーディガンと明るいベージュ色のやや幅広のパンツを買いました。店舗でIカードを使うのも久しぶりでしたが、やっぱり買い物は楽しいなぁ。新しく服を買ったらもうあまり着ない服は捨てないと。その後、呉服町の戸隠で天磯おろしを食べました。夫と出かけると大抵、蕎麦を食べますが、一人でも蕎麦が食べたい。(笑)もとは洋食派だったのに、さっぱりしたものが好きになりました。磯おろしは戸隠の定番メニューでいろいろなバージョンがあります。



午後、1時半から静岡県立美術館で来年度のボランティアのための3回目の研修があったので、車で向かいました。1時半開始の5分前くらいに到着しました。昨日の研修は最初に学芸員の浦澤さんのレクチャー。「静岡県立美術館ボランティアの昭和・平成」と題して美術館開館前から2018年までの歴史を振り返りました。初代館長の鈴木敬先生が残された名言(?)を紹介しながらエピソードを聴きました。ずいぶん熱心な方だったとわかりました。初めてボランティアを使うことを決めたのも鈴木先生だったそうで、活発に活動していたようです。最後に「静岡県立美術館が30年後よりよい美術館であるためには」というテーマで、グループワークをしました。グループで意見を出し合って、まとめて発表という形式でした。私たちのグループはいきなり30年後と言われてもすぐにアイディアが出なかったので、今の問題から話し始めました。8人グループでしたが、ボランティア経験者は私を含めて3人でした。司会、皆の意見をまとめる資料作り、発表者と役割分担をしましたが、司会というほどのこともなく、みんなで意見を自然に出し合うといい感じに話が進みました。やっぱりボランティアをしようとする人は発言力があると思いました。発表は経験者でもあるので、私がしました。楽しかったです。研修はこれが最後でしたので、帰るときに誓約書を浦澤さんに提出しました。研修は4時半ごろに終わりました。

その後、昨夜は夫が教え子と飲み会で遅くなっても大丈夫だったので、静岡セノバのシネシティザードに行き、映画「グリーンブック」を観ました、5時25分上映開始の回を見ました。ちょうど夕飯にかかる時刻ですので、シネマの売店でホットドックセットを買って中に入りました。でも、映画を観ながらご飯を食べるのは、隣の人に迷惑な気がして気になるものですね。それほど混んでいなかったのに、私が座った列は座席がかなり埋まっていて、両隣に人がいました。でも、せっかく買ったのでなるべく静かに食べましたけど・・・。映画は今年度のアカデミー賞の作品賞、助演男優賞、脚本賞と3部門受賞の名作です。あらすじの説明はしませんが、1962年当時、黒人差別がまだ合法だった時代にあえて、南部のコンサートツアーを計画した黒人の天才ピアニスト、ドン・シャーリーと臨時の職としてツアー中の運転手になったイタリア系アメリカ人、トニー・リップが旅行中に困難を共に体験しながら、友情をはぐくんで行く物語でした。実話だそうで、トニー・リップ(本名はトニー・バレロンガ)の息子のニック・バレロンガが製作、脚本をしたのだそうです。映画のタイトルのグリーンブックは、黒人(有色人種)が利用できるホテルなどをリストアップしてある本の題名です。今では法律的には人種差別はできないことになっていますが、今なお、アメリカ社会に根強い人種差別ですね。この映画は白人目線の映画との評もあるようですけど、いい映画だったと思います。

おまけ・・・私のために飾った自作の土雛です。

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