トドの小部屋

写真付き日記帳です。旅行記、本や美術展の紹介、俳句など好きなことをつれづれに。お気軽にどうぞ。

赤毛のアンシリーズ

2014-10-15 14:39:39 | 
今日は、昨日と打って変って朝から曇り時々雨の寒い1日。家事の合間に、読書に精をだしています。今、手元にある赤毛のアンシリーズを読み返しています。春に家中を整理したとき、たくさんの文庫本をほぼ全部、古本屋に出しましたが、このシリーズは出さずに手元に残しました。村岡花子さん翻訳のこのシリーズは、昔、乙女だった私の心に深く沁みた本です。アンシリーズは、「赤毛のアン」「アンの青春」「アンの愛情」「アンの友達」「アンの幸福」「アンの夢の家」「炉辺荘のアン」「アンをめぐる人々」「虹の谷のアン」「アンの娘リラ」の計10冊です。今は、「アンの幸福」を読んでいる途中です。昔読んだときは、「アンの友達」と「アンをめぐる人々」の2冊は、買わなかったので、今回、その2冊を買い足しました。私が10代の頃に買った新潮文庫ですので、40年以上前の文庫本で、ページの色も少し茶色に変色してるし、最近の文庫に比べて字が細かいけど、幸い、近眼の私は細かい字も、裸眼だと良く見えるのです。60歳になろうとする私でも、孤児という不幸な生い立ちにもめげず、おしゃべりで愛らしい10歳のアンが、年老いた兄妹のマシューとマリラに引き取られ、深い愛を受け、素敵な女性に成長するこのシリーズを読み返すのは、今も充分楽しいのです。NHKの朝ドラで「花子とアン」を見て、翻訳者の花岡花子さんの生涯を知ったことも、読み返したくなったきっかけになったと思います。先日一緒に船旅を計画した親友は読んだことがないらしく、赤毛のアンがシリーズだということを知らなかったです。残念。作者のルーシー・モンゴメリは、1874年生まれで1942年に亡くなりましたから、第一次世界大戦を経験した人。物語の中でアンも世界大戦で悲しい体験をします。でも、古き良き時代のカナダの物語。プリンスエドワード島には、いつか訪れたいです。このシリーズは特に若い女性にお薦めです。
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