トドの小部屋

写真付き日記帳です。旅行記、本や美術展の紹介、俳句など好きなことをつれづれに。お気軽にどうぞ。

直虎ゆかりの地めぐり

2017-06-09 17:10:52 | 旅行
6月6日(火)。私たちはバスで吟行に出掛けました。「直虎ゆかりの地めぐり」をしました。最初に行ったのは、井伊家の菩提寺の浜松市北区にある龍潭寺。江戸時代初期に小堀遠州によって造られた池泉鑑賞式庭園が有名ですが、本堂には丈六の釈迦牟尼仏があり、本堂の南側の補陀落の庭という白砂を敷き詰めた庭も美しいです。庭は夏椿、ヒメシャラなどの白い花木がありました。小堀遠州の庭にはさつきと純白の睡蓮が心字池に咲き、華やかでした。龍潭寺の裏には、井伊家代々の墓や井伊家のために戦った家臣の墓もありました。境内はちょうど紫陽花が見ごろで、味わい深い色とりどりの額紫陽花が咲いていました。





龍潭寺の後は、舘山寺で昼食。午後は、気賀の関所と大河ドラマ館を見学。大河ドラマ館には、ドラマで俳優が着た衣装や、小道具が展示されていました。撮影ができる部屋は一つだけでしたので、私はドラマの中でよく登場する井戸を撮影しました。水の上で手を振ると、井戸内部を覗いている幼いおとわ、亀の丞らの画像が現れました。バス車内から犀ヶ崖古戦場を見て、浜松城に行きました。浜松城で印象深かったのは、三方が原で武田軍に大敗した若き家康が、浜松城に逃げ帰ったのち、その情けない姿を絵師に描かせた「しかみ像」でした。戒めとして生涯手元に置いていたそうです。さすが家康らしい逸話だと思いました。今回の吟行の後、吟行句集を作るため、一人5句程度と短文を事務局の先生に出す予定なので、帰宅後、さっそく作句しました。なんとか7句できました。もう少しあたためて、推敲の後、提出します。句集が出来上がったらまたブログに載せますね。他の多くの写真はフォトチャンネルにしますので、ご覧くださいませ。
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