今日もFun to ride!

自転車を中心にした内容を綴ります

ゴール前を読み解く

2012-05-29 20:41:34 | 日記
美山ロードが終わって二日経過。今回は、大将の写真&バーマンさんの動画という貴重な資料を拝見できたので、改めて分析してみました。

ちょっとその前に、九鬼が坂での登坂スピードが、イメージよりもどんどん遅くなっていてショック。
それを、ゴール前の興奮で紛らわす狙いもあります(笑)

まずは、バーマンさんの動画。わずか15秒ほどですが、映像から分かることがこれほど大きいとは驚きです。
撮影場所は、ゴール前約50m。そう、グチャグチャ状態になったところです。
あまりにも通過速度が速く、一時停止を多用して確認すること約30回。私の位置は撮影場所の反対側なので、自分のヘルメットを手に取り、
いろんな角度から眺めながら、自分を確認!
本当に団子状態で、やはり記憶通り、前方が詰まったところでクランクを止めて上体が若干起きたことまで確認できます。
ガーミンの記録を重ねると、ここで時速57km/hから51km/hに低下。ほんの短時間でしょうケド。
自分の直前の選手の影響と思っていましたが、動画を見ると2つ前の選手の速度低下で、自分の周囲5人程が減速したことも分かります。
おそらく、速度低下した選手は、そこまで先頭付近で走行し、力尽きたのでしょう。抜かれながらも、コース中央寄りに方向転換していました。

ここでピンと来たのが、2006年の大落車。ほぼ同じような状況で前走者が転けて巻き込まれました。
無意識にうちに、その状況を避けるよう体が反応し、進路を右前方に切り替えたと思います。

そして、お次は大将の写真。ちょうど、抜け道を探し出したあとをバッチリとらえています。
この写真からは、周りの選手と違い、一人だけ体が傾いていることが確認できます。
これは、ハッキリと記憶に残っていますが、ゴールまで最短距離を探した証。カーブの外側を走るとロスしますから。
そして、この写真から、一番評価できること。それは、頭・大腿骨頭・膝・ペダルのラインが一直線になっていること。
今月号のサイスポで見たばかりでした。つまり、一番効率よく、バイクに力が伝わっている証。
この一踏みで、表彰台をつかみ取ったのかもしれません。なんせ、5位までの選手とは、百分の一秒単位の差でした(距離にして50cmほど?)

いつもの情報量に、写真と動画が加わると、こんなことまで分かるんですねー!
喜んでばかりでは、反省になりません。それでは、自分の脚質と兼ね合わせてどうすればよかったのか?
答えは、最終の左折コーナーまでの位置取りです。2008年の加東ロードの作戦でいけばよかったんですね。
残念ながら気付きませんでした(^^;
ただ、この反省は次にはいかせません。だって、次は「C2S」だから(汗)

ということで、美山C2Sのリザルトを見てみました。今日は長文ですよ!忙しい方は、まだ後日読んでください(笑)
淡い期待を裏切って、やはりC2Sクラスはいつもと違わぬリザルトとなっていました(悲)
C3Sの2倍の距離を走りながら、平均時速はもっと速い!しかも、完走率56%。半分はタイムアウトです。
リザルトの上位は、常連のツワモノもチラホラ。現状では、とても対抗できる要素はなし。
思えば、このクラスに出場したのは、3年前。集団後方でゴールしましたが、確かトップとは30秒差。しかも、そのときは
今より1.5倍の練習量。1年後に、その力を取り戻せるんだろうか????????

まあ、今から考えてもしかたがないし、暫くたつと「まあしゃーないか」となるはず(笑)
でも、せめて意欲と時間があるうちにと、今朝は黒沢峠をおっちらと上りました。
本来なら完全休養でいいところですが、休む時間がもったいないので無理しないペースで走行。
でも、上りはシッティングしばりでスイートスポット領域での走行になっていました。
おかげで、日中は凄く怠かったです。仕事に支障をきたす直前かな。やっぱり無理は禁物ですね。

今日の走行距離:26キロ、走行時間:1時間06分、平均出力:157W