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おえちゃんの独り言

気ままに書いてみたい

三友之式(茶道)のお稽古

2014年05月18日 19時42分22秒 | 茶道
          先週の水曜日、5月14日は、お茶のお稽古日でした。

       今回は、お花が沢山ある季節に「花寄せ」「香を聞く」「お茶をいただく」
            「三友之式」「花月」を行うことになりました。

      
       「月」「花」「一」「二」「三」の花月札と折据を用い、6人で行いました。
             札で役割を決め、お点前や所作を習うもので、
            札を引くときはゲームをしてるような楽しみがあります。


        まず、花月札を引いて亭主を決め、「月」の正客に続いて一・二・三の順で席入りします。
            「花」は亭主となり、今回は「花」を引いた私が亭主になりました。

        床の掛物の下に六つの花入れが並んでいます。

        まず、正客から席入りをして着座、亭主が花台に花をいっぱい載せて持ち出し
             総礼、花台を持って床正面に置いて下がる。
         

    お花はミヤコワスレ・テッセン・ウノハナ・チョウジソウ・ツキヌキニンドウ
             トサミズキの若葉・サクラマンテマの7種があります。 
       

           「どうぞお花を」と言うと、正客から順に花を活けます。
        

          最後に亭主の私も活け、水次して花台を持って水屋に下がります。
        

        次に香盆に仕組んだお香セットの上に、花月札の入った折据えを載せて
            正客の前に置き総礼、私は自分の座る席に着席

        

          正客がお香のお点前をする。ためし聞きをして次客へと回す。
        

          最後に亭主の私がして、正客へ持って行く。正客本聞きする。

           (お香セットの中のお香の取り扱いがなかなか難しい。)

            かたずけると私が取りに行って 一礼して下げてくる。

        次に薄茶点前の準備をして席に戻り、「どうぞ折据えお回しを」と声をかける。
 
        正客から順に札を取り裏向けて置く。最後に私がとったら一斉に札を見る。
          「花」を引いた人が替え札を持ってお点前へ進む。
              その間、全員が4畳半へ座替わりをする。

        お茶がたったら、廻っていた札を見て「月」「花」とお茶をたてた人は「松」と名乗る。

        「月」の人がお茶を取りに行き戴く。その間に、「花」の人がお点前席へ行き点てる。

        この順番を繰り返し、5服点てたところで最後に「花」の札を引いた人が
                 最後のお点前をする仕舞い花となる。

            このような順序で終わり、順に席を立って水屋へ下がる。

        この一連の作法には、席に入ったり(上がるという)、出たり(下がるという)する時の
            足の運び方など、いろいろお稽古させていただきましたが、
            全てを習得するにはまだまだお稽古しなければなりません。

         先生からさまざまなお点前を教えていただいているのに、なかなか覚えきれません。

              だから お稽古に行っているのですが・・・。

         ~~写真が少なくて、文章と合わないことがありますが、お許しください~~

            この後、先生の心づくしのランチを全員でいただき
                楽しいひと時を過ごしました。
            
     

春の野点とランチ

2014年04月19日 16時48分04秒 | 茶道
         4月16日(水)
     茶道教室の皆さんと古城公園・小竹藪(高岡市)で、春の野点を楽しみました。
      暖かくとても気持ち良い公園内、小竹藪の桜もまだ美しい眺めです。

      優しい春の風に吹かれてはらはらと舞う桜吹雪の下で、野点を行いました。
     

            

        小竹藪には、桜を楽しむ人達が次々と訪れてきました。

           花嫁姿のお嬢さんと羽織袴のお兄さんとスタッフも歩いています。
                
            結婚式写真の前撮りなんでしょうか。
        桜とお嫁さんの姿に、こちらまでなんだか幸せな気分になりました。

    
            野点をしている私達にカメラを向けている観光客がいました。
             「どちらから?」と尋ねると「台湾」と言われた。
        

       お茶席に誘ったところ、男性の方が、日本語で、「いいんですか?」とおっしゃり
             席に座られ、お茶を飲まれました。
        
         感想を聞くと「初めてです。とてもおいしい。どうもありがとう」とおっしゃり、
         この後は、「立山黒部アルペンルート」への観光をされるとのことでした。
                 (男性は日本語が話せる方でした

        16日は、ちょうど「立山黒部アルペンルート」全線開通初日だったので、
         その日に合わせて台湾からの観光客が沢山来られたようでした。


            全員が順々に千歳盆点前を行い、お昼で終了。

          老舗旅館「大野屋」でランチをすることにしました。
        大野屋に到着すると、なんと、玄関先にとても立派な桜がありました。
          ご主人に聞くと、なんでも樹齢130年とのことでした。
         

          老舗旅館「大野屋」のランチは今回初めてです。
       通されたお部屋には、古い屏風や大樋長左衛門の楽茶碗、金蒔絵のお棗
     ヴェネチィアングラスの酒器・輪島塗のお盆など、お宝の数々が飾られていました。

         

            
                   

         

     
       ランチは、5品に、ご飯・汁物・香の物、デザート(シャーベット)で2,000円です。
            
      

      
       桜舞い散る公園での野点と、老舗旅館でのランチで、心豊かな一日となりました。
       
     

初釜とランチ  ’14

2014年01月24日 18時23分53秒 | 茶道
   1月22日(水)

      今年初めての茶道教室、「初釜」が先生のお宅で行われました。
   
     朝6時過ぎから雪が降りだし、道路には3cmぐらい積もっていました。
     前日の天気予報では、今日は曇りとなっていたので、そのうち止むだろうと
          和服で出かける準備をしました。
      しかし出かける9時過ぎになっても雪は一向に止みません。
     仕方なく、和服なのに、足元は長靴を履き、草履を車に乗せて出かけました。

      駐車場も融雪の水が流れていて、雪はないものの足元は水浸しです。
        着物の裾を持ち上げて、どうにか先生のお宅へ入りました。

      全員が揃い先生の模範お手前でお濃茶をいただく初釜が始まり、
     しゅんしゅんと沸き立つ釜の音を聞きながら、甘くてまろやかな
             おいしいお濃茶をいただきました。

         

         主菓子の花びら餅とお干菓子です

           

     続いて「雪・月・花」で全員が順々にお薄をたて、初釜の行事を終えました。
    その間、時折太陽が顔をだし、朝の雪もすっかり解けてやれやれと胸をなでおろしました。

      午後からは、昨年と同じ茶寮「柿里」でランチをすることになっています。

            着物を着たまま車を運転するのは2年ぶりだったが、
               どうにか運転して「柿里」へ到着。

           ランチは、今年も昨年同様「松花堂弁当」です。
        熱いお茶とおしぼり、おしぼりは一人一人に、広げて手渡してくれます。
             ちょっとした、心遣いですね。

         そして先付が運ばれてきました。
        今年は、”赤貝と菜の花のからし酢味噌添え”といつもの”福枡”です。
        福豆は、人参もこんにゃくも昆布も7mmくらいの小さな正方形に切り揃えられ
        柔らかく煮えてます。     
                もうすぐ、節分ですね~
          
                     
        赤貝の器は扇子の形のお皿で、なごりのお正月。

             そして2段重ねの松花堂弁当です。
        上の段には、白いご飯、ごぼうの赤だし味噌汁、香の物

           

       下の段は、次の写真のように、見た目も綺麗でお味も薄味でおいしかった。
                
        20cm四方位のお重に、小さな器に入った数々のお料理
      1列目左から横へ、蕪と鶏つくね・生麩・人参・水菜の炊き合わせ、お造りは氷見ブリ
      2列目は、磯辺卵焼き、さわらの照り焼き
      3列目は、鰆白子煮、クリームチーズ入りり金柑、松風焼き、フキノトウ天ぷら、
             海老、竹の子木の芽あえ、

          

        一口づつで少ないようですが、お腹がいっぱいになりました。
        
        続いて冷菓は、リンゴとヨーグルトのシャーベット、さっぱりとおいしいお味。
        最後に、椿餅とホットコーヒ又はお抹茶のどちらかで、全員コーヒーにしました。
        昨年も最後は椿餅でしたが、椿の葉をお餅の上に被せてありました。

      

         昨年と違うサービスは、和服でお食事をすると、その人の食事代が
               1割引きになるとのことでした。

         今回は、和服は2人だったので、トータルから500円を
             差し引いていただけて、ラッキーでした。

  
            (参考までに、松花堂弁当は、2,500円/人です)        

        


    

初釜とランチ

2013年01月17日 21時05分15秒 | 茶道
    1月16日(水)

          今年最初の茶道教室は、初釜で始まりました。
       朝から穏やかなお天気になり、日中の気温も7℃と暖かでした。

    10時、教室の全員が先生のお宅に集まり、先生の入れてくださった桜湯で、
              新年の挨拶を交わしました。

          玄関の飾りは、縮緬でできた小さなお鏡餅です。
           海老が付いていて、紅白が鮮やかです。
         1輪挿しのお花は、お庭で蕾を付けた椿"越後唐獅子"とのこと。
             
             

      暖かな日差しが射しこむ茶室で、先生の優雅なお点前で点てられた、
            香りもお味も最高のお濃茶をいただきました。

       
            主菓子は、花びら餅、お正月限定のお菓子です。
             

          全員がお濃茶をいただいた後、「雪・月・花」で、順々に
              初点前を披露し、お薄をいただきました。
      

      お薄のお干菓子は、お正月ゆかりのかわいいゼリー菓子や和三盆のお菓子です
       黒いお盆に並べられたお菓子は、食べるのが惜しいくらい綺麗でした。

            


         初釜の後は、いつものごとくお食事会です。

       今年は、茶寮「柿里」で、松花堂弁当をいただきました。
      「柿里」では、1昨年も初釜の後、やはり松花堂弁当で会食しました。

       丁寧なおもてなしと、おいしいお料理が好評なのです。


       今年の松花堂弁当です。

         まず先付に、節分を祝って、枡の器に福豆、
         ヒイラギを模った器にイワシの梅煮、こごめやタラの芽で春を先取りです。
         

     つづいて2段重ねのお重が運ばれ、

     1段目はご飯と赤味噌のなめこ汁、香の物(たたきごぼう、梅干し、白菜漬け)
           

            2段目がお料理です。
       上の列 鶏つくねと聖護院蕪、生麩の炊き合わせ。お造りは氷見ぶり。
       中の列 鯛の子まぶし、伊達巻、一口恵方巻き
       下の列 鰆西京焼、昆布巻き、海老、柿なます
           ヒイラギの一枝がお料理の引き立て役。
         

          続いて冷菓、苺の味がぎっしり詰まった苺シャーベット
                

           最後に、椿餅とお抹茶でした。
    お菓子はゆず味噌餡が入ったほんのり暖かな椿餅と綺麗に点てられたお薄でした。

          

    「椿餅の上に白い粉がまぶされていますが、これはカンモチの粉です」との説明があり、
    「カンモチ」って、「寒餅」のこと?と聞くと、スタッフのお姉さんは、「カンモチ」も
    「寒餅」もわからないとおっしゃる。
     そこで、おばさま達は、ひとしきり「カンモチ、寒餅」について説明を始めた。

     「カンモチ」は、「コンモチ」とも言われているが、どちらも方言です。
      寒の時期に搗いたお餅のことで気温の低いこの時期、お餅にカビが生えにくく、
     良く乾燥するので、薄く切った餅を乾燥させて作る”おかき”のことを言う。

     スタッフのお姉さんは、もしかしたら地元の人ではないのかもしれない。
     それとも、若い人には、「カンモチ」は、もう死語になっているのかもしれない。
     と、思った一コマでした。
          

       
       
         


初めての茶懐石(正午の茶事)

2012年04月14日 09時00分05秒 | 茶道
4月11日(水)
     毎年春には、お花見の野点を、桜が咲く公園などで実施してきました。
       でも、今年は茶懐石を体験しようという話が持ち上がり、
       富山市の懐石料理のお店「万惣」へ、TELしました。

    すると、「万惣」では、月1回第2水曜日に、高岡市の富山県高岡文化ホールで、
        懐石料理をいただきながら説明するという方法で、茶懐石を
              提供しているとのことでした。

         私たちの教室は、茶懐石など言葉は知っているものの、
       先生以外は誰もそのような機会を持ったことがない人ばかりです。

        当日、高岡文化ホールの2階和室が、その会場でした。

     
           高岡文化ホールの案内板

     
       私たち7人と、個人参加の方が1人(金沢から来られていました)です。

           和室に入ると、座布団が並べられていました。
         そして今日のお道具の食器類も一列に並べられていました。
      席に着くとすぐにお菓子とお抹茶が運ばれ、おいしくいただきました。

          

           お軸は、「不去花」中尾氏の父、中尾甚平氏の色紙です

      中尾甚平氏は、1972年ドイツで開催された世界料理オリンピックで
       優勝され、現在も現役で腕を振るっておられる方です。


   続いて、中尾甚平氏の子息(「万惣」2代目)が挨拶をされ、
   懐石料理の作法や歴史についてお話しくださいました。


     
          並べられたお道具と中尾氏

     
          茶事の解説

  まず、1・懐石には、お茶のお点前と同じように細かい作法がある
     2・懐石とは、お茶の席で出される食事でのみ使える
     3・点心は、懐石を簡潔に提供したもの
     4・懐石は禅寺の古い習慣である懐石にその名を由来する
     5・一汁三菜

           など等、お料理が運ばれる毎に、説明をされました。

   今日の献立(最も基本的な懐石料理)

    飯    一文字
    汁    菜の花
    向    桜鯛昆布〆
    煮物   貝類の真薯 清汁仕立て
    焼物   若竹幽庵焼き
    箸洗   松の実
    八寸   帆立貝柱 一寸豆
    香物   旬の物
    湯とう  焦がし

   お料理の写真を、順に紹介します。


        飯椀(一文字)・汁椀(菜の花)・向付(桜鯛昆布〆)

    飯椀と汁椀の蓋を両手で同時に取り、二つを合わせて右横に置く
    ご飯・みそ汁を交互に食べる。


     銚子と盃が運ばれ、盃にお酒(今回はお茶)が注がれたところで向付の肴に手を付ける
     向付は、1菜目


     煮物椀(貝類の真薯 清汁仕立て)は、2菜目
       煮物は懐石のメインに相当する料理


  煮物に続いて飯次(飯器)が出され、各自でお替りのご飯を付ける
  汁替えが勧められ、味噌汁のお替りが運ばれる



     焼物(若竹幽庵焼き)は、3菜目
       焼物は大きめの鉢に盛った料理が回されるので、各自、向付に取り分ける
       2度目のご飯と2献目の酒が勧められる
       

     箸洗(松の実)とは、食事の最後に出される小さめのお吸物(湯のみのよう小さなお椀)
       松の実と梅肉入りの吸い物


     八寸(帆立貝柱 一寸豆)
       八寸四方の杉の素木の角盆(八寸という)に、酒の肴となる、海の幸と山の幸を
       盛り付けてあり、吸物椀の蓋に取り分けていただく

       亭主と正客が1つの盃で酒を注ぎ合う
       

     香の物(沢庵・奈良漬)


     湯とう(湯桶)
      湯とうには、湯と焦がし(おこげ)が入っていて、柄杓で飯椀と汁椀に入れ
      湯漬け(お茶づけ)にする。香の物を1片残しておきこれで椀をすすぐ


     器を懐紙で清め、折敷(おしき、脚のない膳)に収める


       本来は、食事の最後にお菓子が出されるのであるが、今回は都合で、
              最初にお菓子とお薄を頂きました。

      遊びとして、おりすえが回され、花の札を引いたKさんに、お軸に掛けてあった
             色紙がプレゼントされました。


        初めての懐石料理を、とても楽しく勉強させていただいたひと時でした。


        ☆ 懐石「万惣」☆
          富山市上袋60-3  TEL.076-425-8611


 

初釜とランチ

2012年01月18日 19時49分50秒 | 茶道
1月18日(水)

          今日は、茶道教室の初釜でした。
     水たまりも空地の草も車のドアも、真っ白に凍りついた寒い朝でしたが、
       太陽が出て、気温も久しぶりに10℃と3月上旬の温度となり、
          とても良いお天気になりました。

    これまで毎年、初釜は和服で出かけたいと思っていたものの、お天気が悪くて
          ついつい億劫になり、洋服ばかりでした。
       でも、今回、ようやく念願の和服を着ることができました。

            

        しかし、恥ずかしいことに自分では帯が結べないので、
      美容室で着付けをしていただき、車で先生のお宅へ向かいました。

   10時、全員が集り、暖かな陽の光が射しこみ、しゅんしゅんと湯気が立ちのぼるお茶室で、
            先生の鮮やかなお点前のお濃茶をいただきました。

    

     その後、全員が順々にお点前をする「雪・月・花」で、お薄をいただいて初釜を終えました。

              初釜の後は、例年のごとくランチに出かけました。
              今回は、迎賓館「ヴィクトリア」でフレンチでした。

      何度も利用しているヴィクトリアのランチは、いつもおいしくて大好きなお店の一つです。

    まず前菜は、お菓子のようにかわいい、野菜のマカロンの中にクリームチーズとキャビアが
         挟まれている、珍しい一品とイチジクの料理、かぼちゃのムースでした。
 


           次に海老のテリーヌと新鮮な野菜のサラダ。
    テリーヌの上にイクラのような赤い魚卵が乗せられていましたが、名前を忘れました。
           綺麗な色のソースをつけていただきました。

  

    メインディッシュは、お魚かお肉のお料理4種類(A~D)の中から、好みのものを選びます。

             ひとりずつ、違う種類のものを選びました。
           私は、(A)牛バラ肉の赤ワイン煮込みにしました。
      お肉がとろけるように柔らかく、赤ワインの深い味がして、とてもおいしかったです。
       バラ肉なので脂身が多いかな?と思いましたが、脂身は殆どありませんでした。

 4種類のメインディッシュです。

  (A)・牛バラ肉の赤ワイン煮込み

  


  (B)・オマール海老のポワレ 季節のバターソース

  


  (C)・黒毛和牛のロティ花弁仕立てトリィフの香り

  


  (D)・近海産鮮魚と帆立とほうれん草のグラタン仕立て


  

       スープは、赤カブの入ったクリームスープでした。

   パンは、クロワッサン、フランスパン、クルミパン、フォッカッチャの4種類の小さなパンです。
             どれも温かくて、おいしいパンでした。
   パンのお代わりもできますが、お料理でお腹がいっぱいになり、とてもお代わりはできません。

   デザートは、スフレチーズケーキ、ヨーグルトにチョコレートクッキー、プリンのガレットなど
      かわいく綺麗に盛り付けられた一品と珈琲または紅茶です。

  


       ランチとおしゃべりで、お腹も心もいっぱいの楽しい一日でした。







秋の野点

2011年10月20日 17時59分29秒 | 茶道
10月19日(水)
茶道教室で、秋の野点をおとぎの森公園で行いました。

朝から、真っ青な空です。雨の心配がないので、安心して野点が出来ると、心ウキウキで
10時ごろ公園に行きました。


おとぎの森公園(お祭り広場からおとぎの森館方向を見る)

木陰を選んで芝生の上にレジャーシートを敷き、赤い毛氈も敷き、準備万端整いました。
しかし、風が冷たくて強く、木陰は寒いのです。
日の当たるところまで敷物をずらし、順々にお点前を始めたのだが、今度は風が邪魔をします。



お道具は倒れるし、お抹茶は飛び散るし、お座敷には枯葉が舞い、お茶を点てていても落ち着きません。
それでも、全員一巡し、野点を終えることが出来ました。

風は強いものの、澄んだ空気と、暖かな日差し、赤とんぼがすいすいと飛び、気持ちの良い時間でした。

公園には、小さな子供を遊ばせたり、老夫婦が散歩や日向ぼっこをしていたり、ウォーキングに励む
人たちなど、思い思いのスタイルで、楽しんでいる姿がありました。

又、バラ園では、ピンクや赤、白、黄色の秋のバラが咲きだしていました。


  ピンクや白のバラが咲き始めたバラ園

        
          赤い実がたくさんついているハナミズキ


  カウンティフェアー




      ピース                        パパメイアン

春のバラに比べると、花も心なしか小さめですが、色が濃いような気がしました。

しばらくバラ園を散歩して、食事処「万さく」へ。
午後1時ころなのに、とても混んでいました。
「おしゃべり御膳」を頂きながら、おしゃべりに花が咲く、楽しいおいしい野点になりました。

茶寮「柿里」でランチ

2011年01月12日 22時36分22秒 | 茶道
1月12日(水)

今日は茶道教室の初釜でした。
雨交じりの重い雪が降る、寒い日になりましたが、
生徒7名全員が集まり、しゅんしゅんと釜の湯気が立ち上る
茶室で、先生のお点前のお濃茶を頂き、初釜を祝いました。

   

お昼は、茶寮「柿里」で、松花堂弁当の会食をしました。

まず先付が運ばれて、びっくり!。
お盆の上に、お多福のお面と、折り紙の鬼が載せられていました。
お面を取り除くと、小さなかわいい器に、蕗の薹みそ、菜の花のお浸し、
細いわらびの白和えが、現れました。

      
      
      
  
もう、節分のしつらえです。

続いて、松花堂弁当です。2段重ねのお重が運ばれ、上段のご飯と味噌汁、漬物の
お重を下ろすと、下段には、彩りよく、様々なお料理が入っていました。



右上から時計回りに、お刺身、さわらの西京焼、金柑の甘露煮、柿なます、
鴨肉のじぶ煮、真ん中は伊達巻、たづくり、えび、レンコン寿司で、
お正月の名残も残してありました。

お昼なのでお酒類は、注文しないので、その都度、異なった湯のみでほうじ茶を
出してくれました。

食事の後は、氷菓として、お芋のシャーベット。
暖かい部屋で頂くシャーベットは、とてもすっきりとしておいしい。
最後は、梅酒ゼリーの和菓子とお抹茶でした。
すべておいしくて、全部食べられました。

        

      

柿里は、これまで、数回利用していますが、お店の作りも素敵で、いつも
見た目にもきれいで味もおいしい料理に満足して、幸せな気分になります。

茶寮「柿里」は、高岡市末広町 ウィングウィング3階にあります。
参考までに、今日の松花堂弁当は、2,500円です。

お花見茶会(野点)

2010年04月14日 21時08分08秒 | 茶道
4月14日(水)
茶道教室のお花見(野点)を、水道つつじ公園で行う予定だったが、風が強く
寒さも3月下旬並とのことでとり止め、先生のお宅で行った。
主菓子は、季節先取りの”藤の花”でした。

            ”藤の花”

 お茶のお稽古を終えた後、昼食はお花見弁当を先生宅で食べることにした。
芝寿しの期間限定二段重ねお弁当「さくら」は、かわいく綺麗でおいしいお弁当でした。

                  

私は、先日、アグリピアで習ってきた「かるかん風蒸しパン」を昨晩作り、持って行ったところ、
皆さんから、もっちりしていておいしいと喜ばれた。

その後、水道つつじ公園へ桜だけでも見に行こうと、車で出かけた。
公園は、時折ひらひらと花びらが落ちるものの、まだまだ素晴らしい眺めだった。

                   

1時間余桜の下の散策を楽しんだ後、岸渡川の桜も見に行くこととなった。
岸渡川では、花びらが絨毯のように川岸を彩っていて、名残の桜でした。

さすがに体も冷え込んできたので、近くのレストランで熱いコーヒーで一休み、
今日のお茶会を終了しました。

倶利伽羅公園の八重桜

2009年04月23日 23時32分17秒 | 茶道
4月22日(水)

今年の茶道教室春の野点を、八重桜が綺麗な倶利伽羅公園で行うことに決定。
しかし、お天気が悪かったので、公園では、八重桜をしばらく眺めただけで、
車で八重桜咲く倶利伽羅山を下って、おやべクロスランドホテルへ向かった。

いつもなら、ゴールデンウィークが見頃の倶利伽羅公園の八重桜も、
今年は倶利伽羅不動寺へ向かう道はもう8部咲きくらいでした。
濃いピンクの花が、芽吹き始めた黄緑色の若葉に映えて、とってもきれいでした。






 (3枚の写真は不動寺西側広場の桜で、このあたりは5部咲きぐらい)

おやべクロスランドホテルとは、元「ヘルシーパル おやべ」という
厚生年金関係の公共の施設だったと思うが、現在は民営化されて、
ホテルとなっていました。
日帰りコースを予約、お部屋、温泉、お昼はレストランでミニ会席、コーヒー
デザートつきで税込み3,000円でした。
クロスランドタワーの敷地に隣接し、とっても静かで、きれいなホテルでした。
お茶会をそこそこに、食事とおしゃべりに話を咲かせた楽しい時間でした。