これはわたしの推測、類推です。
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われわれの肉体は物質構造ですから疲弊して死を迎えますが、肉体を離脱することになった霊体は、非物質ですから死ぬことがありません。年を取ることもありません。
100年1000年10000年,自利に明け暮れて楽しいばかりです。でも、ふわふわして空に浮かぶ雲のようですから、利他の社会活動をするには不向きです。
浮遊しているばかりでは退屈を覚えます。それで生まれ変わりをします。もう一度肉体をお借りすることになります。転生です。お浄土に行くのが往相回向。転生してこの世に戻って来るのが還相回向です。
転生しないで,別途、次なる新しい旅に出ることも出来ます。仏教経典には、この大宇宙空間には、ガンジス川の砂の数ほどの数多の仏国土が建設されていると説かれています。
その仏国土にはそれぞれの仏陀がいて、新しい魅力に富んだ生き方を説き明かしています。その新しい旅に出ることが解脱(同じ周遊回路を逸脱すること)と呼ばれています。
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