元気パワーは、出入りしている。内から外へ。外から内へ。これで肉体を元気にする。魂を生き生きに生かす。そうすることができる。
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ふだんから、我々は皆、そうしている。それを意識していることもあるし、それを意識していないこともある。
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パワーの出入り口はどこにあるか? どこにでもある。目も口も鼻も耳も、パワーの出入り口である。皮膚もそうである。
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みなパラボラアンテナ送受信装置になっている。なかでも、手の指先がもっとも力強くそのハタラキを機能している。
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このパワーは弱電力のようにビリビリする。指を宇宙の方角に向ける。数秒も経たずに、放電が始まる。ビリビリし出すから、これで出入りが確認できる。
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宇宙はパワーである。パワーの宇宙である。すべてのいのちが、このパワーで満たされている。健康を保っている。
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少なくなったと感じたら、補充してやればいい。パワーは無尽蔵である。出し渋ると言うことはない。
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宇宙からのパワーを受け取るばかりかというと、それがそうでもない。わたしを経由しないと完全になれないという種類の宇宙パワーもある。
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いや、ほんとうのことを言えば、わたしも宇宙も同量なのだ。同量のパワーの保持者なのだ。
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わたしは100倍の100倍、1000倍の1000倍、10000倍の10000倍に、既存のそれを増幅する機能も有している。まったく新種のパワーを創造することもできる。
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宇宙がわたしのパワーによってどれだけ慰撫されたか。これも計り知れないのだ。それだけの価値を有しているわたしなのだ。これはしかし、すべての人に共通していることだ。
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頭の頂、頭頂からも、両足の裏の頂からも、この宇宙線・γ線は送受信されている。やりとりをしている。夜中にこれを実験してみて欲しい。感じようとしてほしい。朝、目覚めたら、充電が完了している。元気百倍になっている。
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わたしを嬉しがらせているのも宇宙なのだが、宇宙を嬉しがらせているのもわたしなのだ。わたしは、わたしが査定している以上に、有能なのだ。自己卑下するには及ばないのである。