1
秋ジャガの植え付けがまだ済んでいない。怠けている。
2
もう段ボールのはこの中で発芽をしている、というのに。
3
まだ植え付け予定の北の畑は草藪のまんまだ。草を抜いて耕して畝を盛っていなければ、植え付けられない。
4
ふ~っ!
5
このお爺さんはよろよろよぼよぼ。そして名だたる怠け者。いつになるやら。
6
誰か助けてえええええ!
7
なんて、叫んでも無駄。誰も助けになんか来ない。
1
秋ジャガの植え付けがまだ済んでいない。怠けている。
2
もう段ボールのはこの中で発芽をしている、というのに。
3
まだ植え付け予定の北の畑は草藪のまんまだ。草を抜いて耕して畝を盛っていなければ、植え付けられない。
4
ふ~っ!
5
このお爺さんはよろよろよぼよぼ。そして名だたる怠け者。いつになるやら。
6
誰か助けてえええええ!
7
なんて、叫んでも無駄。誰も助けになんか来ない。
1
阿弥陀仏 成仏以来 於今十劫 仏説阿弥陀経より
2
あみだぶつ じょうぶついらい おこんじっこう
3
阿弥陀仏は 成仏なされたまふなり。以来、今に於いて、十劫(を経たり)。
☆
今日はここへ遣って来ている。
☆
4
「劫」は人知を以て計り知ることができないくらい長い時間。永遠の時間。その間に、宇宙が何度も何度も始まって終わっている。十劫はその永遠の時間の十倍。
つまり、阿弥陀仏は今が今成仏されたのではないということだ。十劫の過去からずっとずっと今のわたしの出現を待っていて下さっていた、ということだ。仏が、わたしの到来を待っていてくださっていたので、わたしが今此処で生きていることが可能になっている、ということだ。
5
阿弥陀の語源はアミターバ・アミターユス。無量寿・無量光ということ。人智の測量をはるかに逸脱して、いのちといのちのハタラキが永遠であるということ。阿弥陀仏は無量寿仏であり、無量光仏である。
6
阿弥陀仏がひとり阿弥陀仏を歓喜しているわけではない。阿弥陀仏が仏に成ったと言うことは、即、このわたしが阿弥陀仏に成って行くということである。仏教はすごいことを説いている。解き明かしている。
7
阿弥陀仏が十劫を待って待って、わたしを成仏の阿弥陀仏にしようとしているのだ。
8
是を知れば、へなちょこになんかしていられない、ぞ。自己否定の小技(こわざ)なんか繰り出していられないぞ。
9
阿弥陀仏成仏す。故に、さぶろう成仏す。恐れ多くて目が潰れてしまいそうじゃないか。
1
誰も慰める者がいないから、一人で己を慰めている。
2
慰めて欲しいだなんて思う方が間違いか。
3
77歳の皺くちゃの、よろよろした、全身老醜の、とことん間抜けおじいさんなんだよ、おれは。
4
該当しないよなあ。慰めてもらう対象には該当しないよなあ。
5
meiji高ポリフェノールの、「チョコレート効果cacao72%」10グラムを嘗めている。これでどうだっ!
6
山里は寂しいところ。白い萩が咲いても、それでも寂しいところ。韮の純白な花芽が列を作っていても、寂しいところ。
7
午後3時を過ぎた。物音一つしない。花虻が糸瓜の花のところへ来て、トランペット状の穴の奥へ出たり入ったりして、ひとりで遊んでいる。
1
書いてダメなら、読めばいいじゃないか。
2
だね。
3
売れっ子作家、窪美澄さんの短編小説集を読んでいる。引き込まれている。
4
寝られないのなら、起きていればいいじゃないか。
5
だね。
6
自己否定をしないで、他者称賛をすればいいじゃないか。
7
だね。
8
窓の向こうに青空がある。薄いブルーの青空がある。祇園山の上まで広がっている。すっきりしている。
1
tea time い家内に家内にコーヒーを淹れてもらった。比較的薄めに。おいしい。
2
外はやや風がある。逞しく伸びた糸瓜の蔓の、捕まるものがない髭がゆうらりゆらりしている。
☆
3
N新聞の読者文芸欄が、今日は発表になっていた。詩部門も短歌部門も俳句部門も、ことごとく落選だった。
4
無力感を味わっている。いまさらながら、己の無力を再確認させられる。
5
こんな惨めな結果に至るくらいだったら、投稿しなければ良かった、と臍をかむ。
☆
6
気分転換を図るしかない。何をすれば、じゃ、気分が転換するのだろう? アテがない。
7
さっき、昼食後に,ベッドに転がっていたんだけど、悔しくって、昼寝も果たせなかった。
8
家内が、買い物に行って、有明海太良のワタリガニを1尾買って来てくれていた。案外安価だった。
9
今夜はこれを塩茹でしてもらって、酒を飲もう。残念会をしよう。日本酒を冷やでいただこう。
☆
10
無能人間は、かにかくに、面倒だ。処理に時間が掛かる。多くを浪費する。
☆
11
ま、いいこともあるだろう。いずれそのうちに。それを待つとしよう。楽は寝て待て。
12
ある朝目覚めたら、「よくぞ辛抱した、褒めて遣わそう」賞に該当して、黄金の詰まった福袋が一袋二袋三袋、玄関先に届けられて、きらきら輝いているかもしれないぞ。
1
残暑が厳しい。最高気温30℃。予報では、午後4時までこの気温が続くらしい。
2
でも、生きています、わたしは。はい、この老爺は案外タフで、しぶとい。そう思う。
3
昨日畑に植え込んだ白菜の苗が、焼け焦げそうにしている。日没のころに、たっぷり水遣りをしてあげよう。
夜の11時から次の日の4時半まで起きていた。起きてパソコンと対面していた。S新聞読者文芸に投稿する作品を書いた。川柳部門、俳句部門、短歌部門の作品をそれぞれ3作品ずつ。メール送信して投稿完了した。その後で、詩部門の作品を2篇書いた。もう10日間ほどもプリンターが反応しないので、この作品は投稿できなかった。
4時半からベッドに潜ったが、興奮しててしばらく眠られなかった。7時になって目覚めた。