ずるいよね。
5000円の補助の分だけ、宿泊費を上げるんだものね。
旅に出たいけと、なんだか割りきれない。
旅が解禁になった。
旅行客が増えるだろう、一気に。
ずるいよね。
5000円の補助の分だけ、宿泊費を上げるんだものね。
旅に出たいけと、なんだか割りきれない。
旅が解禁になった。
旅行客が増えるだろう、一気に。
香草。名前を知らない。
庭先に一年中咲いている。
たくましいなあ。
花も、小さいけれど、美しい。
いい香りがする。
わたしの香りは、どんな香りなんだろう?
鼻をつまむほどの悪臭か?
雨が降ったり止んだりしている。降っても小雨。
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でも、濡れたらイヤ。傘を差して、檀家寺の配り物を配って歩いた。近所の7軒に。
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右手に杖、左手に傘を差して。とぼとぼとぼ、と。暑くなって汗を掻いた。
*
何処も不在なので、郵便受けに配布物を入れておいた。
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11月後半、5日間、宗祖親鸞聖人の報恩講が開催される。檀家寺で。その案内の配り物。
台湾ほうれん草、別名、空芯菜の花。白い花。
今頃から我が家の畑に咲き始めた。
朝顔の花に似てる。
空芯菜は、台湾の人が食べるほうれん草。
油炒めをして美味しい。
美人妻持つ友人の憂鬱を聞きをりふふんそんなものかと
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これは僕の即興の短歌。
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ふふんそんなものかと聞き流せる我の方が一枚上だった、というヘンな真実。
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ヘンな真実の引き起こすヘンな嬉しさヘンな悲しさ。
捨てる神あり。拾う神あり。
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なんだ、神さまは捨てたり拾ったりするのか。
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神さまにも捨てられるのか。
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捨てられるのはイヤだ。
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拾われたい。
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しかし、拾われる価値は、捨てられた者にしか分かるまい。
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10回捨てて、1回拾う。そういう神さまの技。
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これは、案外、神さまの神さまらしい智慧かもしれない。
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2種類の神さまがいるのではなくて、同じ神さまのなさることかもしれない。
一年中、我が家のいるときには靴下をはかない。
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履かない主義を通している。雪の降る日にも。
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でも、今朝は足先が寒いな。靴下を履きたくなる。
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もちろん靴を履いて外出するときには靴下を履く。
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家の中ではスリッパ類も履かない。裸足を通す。
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非現代人、非文化人を通す。
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頑固爺のわずかばかりの、浅さ3mmの矜持。
大豆栽培失敗。
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肥料過多。鶏糞をやりすぎたんじゃないかなあ。
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葉っぱだけがやたらと勢いづいているが、肝心の豆がスカスカ。実が入っていない。
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抜いて捨てるしかない。
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ま、いいか。勉強になった。
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耕して、そこに春の草花の種蒔きをするとしよう。
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罌粟、金盞花、ナデシコ、セキチクなどの草花の。
今朝は霧雨。霧雨煙る。
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風はない。
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カラスが濡れた羽根を畳んで隣家の屋根の上にいる。
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我が家の落花生畑の熟れを判断しているようだ。
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仲間を連れて午後から盗掘に押し寄せるかもしれぬ。
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そろそろ掘って収穫した方がよさそうだ。
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持つ者は怯える。
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たかだか畑の落花生くらいなんだけど。
1
台風の風雨凌いだ赤蜘蛛は張りたる糸に誇らしくおり
2
これも西日本新聞読者文芸欄 栗木京子選の入選作品。筑紫野市の桂仁徳さんの。
3
ピンと張り直した蜘蛛の巣の真ん中で誇らしくしている赤蜘蛛。そいつの面の赤さ加減までも見えるようだった。
4
なにせ台風の風圧を凌ぎきったんだから、そりゃたいした力量だよなあ。威張っていていい。
5
僕は選者ではないから、優劣など分からないのだが、でも、いい作品だと思った。
6
蜘蛛が、苦境を超えて出たわたしをよく見、よく観察し、よく歌にして下さった、有り難うと礼を言っているだろう。