<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

わたしの俳句鑑賞。新聞読者文芸一席の作品の。

2022年10月04日 17時44分58秒 | Weblog

生き過ぎたなどと笑っている浴衣     

飯塚 古野道子さんの句。

N新聞読者文芸俳句部門、秋尾敏選の一席の入賞作品。

浴衣って入浴の後に着る日本独特の薄手の着物のこと、かなあ。

浴衣は夏の季語。夏だけに着るのかなあ? 暑さを凌げるんだろうか。僕はこのごろあんまり着ないな。

「生き過ぎた」と言っては笑っている浴衣の人はお年寄り。

若い頃の浴衣を出して着てみたんだろうか?

浴衣の柄が少々派手で似合わなくなっているのかなあ。

それとも、似合っている自分が華やかに鏡に映っていて、苦笑いに及んだんだろうか?

いろいろ推測ができる。

傍に誰かがいるのかなあ? 娘さんなのかなあ? 若いお孫さんなのかなあ? もしかしたら、亡くなったご主人様の遺影の前なのかなあ?

「などと」とあるから、断定していない。余裕を持たせて柔らかくしてある。

「いいのよいいのよ」「この浴衣、似合ってるわよ」「もっと長生きしてね」などとまわりが補充保護してあげたんだろうか?

<生き過ぎた>と思う人はたぶん多いんじゃないかなあ。日本は高齢化社会だから。半分は照れているんだろうなあ。

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<長生きできたという幸福感>を、まわりに疎まれないように、若干、軽量にしておこうというのかなあ。

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10人が10人みんな長生きができるわけではない。早く亡くなってしまった人もいる。

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何だか自分一人がたくさんの幸運を独り占めしたみたいで、すまなくなるのかなあ?

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面白く読ませてもらった。ぴしっと糊のきいた浴衣の糊の匂いがしてきた。

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浴衣の人が笑っているが、浴衣も笑っているのかもしれない。

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あなたさまに50年愛用してもらえました、わたし嬉しいです、ってにっこり。

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そんな尊大なおれ様をしていたら

2022年10月04日 17時34分07秒 | Weblog

おれ様はそんなものではニコニコしないぞ、って顔をしてらあ。

そんな尊大なおれ様をしていたら、肩が凝るだろうなあ。

ニコニコして暮らした方が楽だよなあ。なあ、さぶろう。

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楽しむ日を1日過ごせる人は、

2022年10月04日 17時19分08秒 | Weblog

人間の楽しみなんか際限がない。

何処にだってごろごろ転がっている。

のに、楽しまない。

楽しむと,安上がり、安っぽくに見えてしまうのだろうか。

わざわざ、怏々として楽しまない。楽しもうとしない。

愚かなことだ。

そこにあるものを手っ取り早く手に取って楽しめばいいのに。

大の楽しみだけが楽しみでもあるまい。

中の楽しみ、小の楽しみだってある。

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サイズは違ってもどれも楽しみに変わりはない。

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誰もが楽しめないほどの安価な楽しみ、それも楽しみとしていい。

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手を変え品を変えして、そこに転がっているものをぞろぞろ楽しんでいいはずだ。

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楽しんでいいものを楽しまないでいるのは、傲慢の為すところ。

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不服不承認を第一義とすることなかれ。

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楽しむ日を1日過ごせる人は、楽しまない日を1000日過ごした人に勝る。

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怠け者が働こうとして畑に出ると、これだ。

2022年10月04日 17時11分45秒 | Weblog

怠け者が働こうとして、いざ、畑に出ると、これだ。

一天掻き曇り、ざざざざあっと俄雨。ズブ濡れになって、退却して来た。

シャツもズボンも濡れてしまった。着替えて、洗面所で上半身を濡れタオルで拭き上げて、洗面所を離れて来たら、俄雨は止んでいた。

でももう出ない。

秋ジャガ植え込みは3個で終わった。笑っちゃうなあ。

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今晩はたぶん開き鰺。干物の。

2022年10月04日 15時44分52秒 | Weblog

今晩は開き鰺。干物の。あぶって食べる。これで酒を飲む。

じゃ、それまでは畑仕事をするか。

もうすぐ午後4時。日も翳って来た。

77歳のよぼよぼ老爺。取り柄のない田舎爺。

秋ジャガの植え付けをするか。

ほかにこれといってすることもない。

華やかな色合いに欠ける。愚鈍な生き方に終始している。

ま、しかし、今晩は開き鰺と冷や酒にあずかれるのなら、嘆くまい。

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ご苦労なこった。

2022年10月04日 15時34分16秒 | Weblog

寂しくならないで済む人がいる。

寂しくなる人もいる。

寂しくなれば、これを打ち消す必要に迫られる。

これは多少のエネルギーを消費することになる。

これを打ち消すための道具立てしなければならない。金だってかかる。

寂しくならないで済む人の方が楽だ。うんと楽だ。

そういう人は揺れない。安定している。落差に泣かないで済む。

この老爺は、三歳児だ。感情が揺れる。機嫌を損じる。飢餓状態になる。きゃんきゃん泣き叫ぶ。

ご苦労なこった。

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旅先のホテルの一室もまた寂しい。

2022年10月04日 15時25分51秒 | Weblog

またぞろ旅に出たくなった。

出たくなったのに、出ないでいる。

じっとしている。家の中に居る。

準備が面倒だ。

といったって、着替えのパンツ、シャツ、靴下を揃えるだけ、なのに。

旅に出た先のホテルが、寂しい。

それを思うと出発の足が鈍る。

いっしょに行く人はいない。いつも一人だ。

家の中も一人。旅に出てもやはり一人。

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一人が気楽だからそうしているはずなのに、あるときふっと人恋しがる。

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亭主は留守がいい、と家内は思っているはず。3食の手を取るから。

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ふらりと消えてやらねばならない、と思う。数日いなくなれば、家内は御の字だろう、きっと。

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忘れてなかったんだ。

2022年10月04日 08時03分24秒 | Weblog

ほほう。

 

雀が庭に来ている。

 

ちゅんちゅん鳴いている。

 

餌場に餌をねだっているようだ。

 

忘れていなかったんだ。

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ああ、良かった、と思う。

2022年10月04日 07時49分36秒 | Weblog

このわたしに働いて来る<ハタラキ>を恭しく受け止めて、「お」を被せて、<オハタラキ>と呼ぶ。

わたしの小さな<はからい>をしないでいいように、「お」の冠をつけた<オハカライ>があるので、すべてがいい方向に計らわれている。

ああ、よかったと思う。

大きな大きなハタラキ(オハタラキ)が小さな小さなわたしに適用されている。大きな大きなハカライ(オハカライ)が、この悪人のわたしにも及んでいる。

わたしは此処に生まれて,生きて,歓喜して、死ぬことができる。

このオハタラキ様を阿弥陀仏として呼ぶことが許されている。このオハカライ様を阿弥陀仏として身近に呼ぶことが許されている。

 

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大発見! 椎茸が!

2022年10月04日 07時38分54秒 | Weblog

大発見!

直射日光を避けるために黒い遮蔽網で、椎茸の原木を覆っていた。それを取り払ってみた。

2年前に友人から頂いていた椎茸の原木7株が、一斉に椎茸をつけていた。もぞろもぞろもぞろ、と。

茸は盛りを過ぎて、無惨に枯れて萎んで、干涸らびていた。

惜しいことをした。

ホースで水を撒いておいた。復活するかもしれない。

椎茸は、よくは知らないが、秋と春に茸を生やすらしい。

友人にメールでお礼言上した。ありがとう。彼の好意が秋のいまごろになって実を結んだのだ。

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