昼に昼寝をしたからだろう、眠られない。目を瞑っているのだが、眠気が来ない。11時。仕方がない。起きて,パソコンを開く。
ま、そのうち眠くなるだろう。むりやり寝ることもない。
☆
夕方4時からは畑に出た。白菜苗を植え終わった。最後に、畑全体に水遣りをした。
ホースの噴霧器の部分の具合が悪くて水漏れがして、ズボンがびっしょり濡れてしまった。
日が暮れてしまった。日が沈むのは早くなった。東の空に細い月が出て、うっすら光っていた。
昼に昼寝をしたからだろう、眠られない。目を瞑っているのだが、眠気が来ない。11時。仕方がない。起きて,パソコンを開く。
ま、そのうち眠くなるだろう。むりやり寝ることもない。
☆
夕方4時からは畑に出た。白菜苗を植え終わった。最後に、畑全体に水遣りをした。
ホースの噴霧器の部分の具合が悪くて水漏れがして、ズボンがびっしょり濡れてしまった。
日が暮れてしまった。日が沈むのは早くなった。東の空に細い月が出て、うっすら光っていた。
1
さ、そろそろ午後4時半になる。
2
日が少しだけ傾いて来た。
3
もういいだろう。
4
作業着に着替えて、畑に出て行こう。
5
畑に出て行けば、心中のもやもやを洗い流してしまえそうだ。
1
そろそろ刻み小葱たっぷりの卵焼きが食べたいなあ。
2
畑の小葱がすんすんすんすん伸びてきている。
3
緑色が際立って来た。
4
季節が進んできているなあ。
5
秋の季節の、季節の匂いが小葱に詰まっている。
1
ちちんぷいぷい。
2
こっち向いて、ほい。あっち向いて、ほい。
3
差す指の方角に、従おうとせぬ。
4
不服従。
5
不服従は国家反逆罪なり。死罪なり。
6
絶大な国家の権力は戦争をする。恐怖政治を敷く。
7
国民投票をしたウクライナの4州を、隣国のロシアは、親ロシア派救済の面目を立てて、独立国家として、見做し宣言をした。
8
ロシア国内では次なる若者の兵の召集を断行した。
9
人を国家が脅す。脅しつける。不服従者を追い詰める。これは民主主義の政治ではない。
10
国連は機能していない。他国侵略をストップさせられない。
11
ちちんぷいぷい。世界中が、いつのまに、権力の指の、指し示す方角を向かせられようとしている。
12
ウクライナの麦輸出制限措置に端を発した食糧危機が、全世界を窮地に陥れようとしている。
13
大国の独裁者は核戦争をほのめかす。及ぼす被害は一国に止まらない。
14
地球に住んでいるあらゆる生命が、不服従ではすまなくなっている。
1
足るを知る父の口癖 秋彼岸
2
佐賀市 山岡妙子さんの入選句。
3
二人の選者から選ばれていた。
4
いい句なんだ、それだけ。それを教えてもらった。
5
お父さんはたぶん亡くなっているのだろう。彼岸に行っておられるのだろう。
6
そのお父さんの口癖が「足るを知る」であったのだろう。
7
何が起こっても、「これでよかった!」と規定できる。この種の自己規定ができれば、自足となる。すべてが肯定されて来る。プラスに働いて来れば、つまらないつまらないなどと嘆かないで済む。
8
む。むむむ。立派なお父さんだったのだ。
9
その立派なお父さんを引き継いでおられるのだろう。お父さんの姿を俳句に仕立てて追っていられる。
10
わたしは外れ父さんだ。こんな父さん像は残せない。
11
ただただ不足の中を生きている。
12
俳句とは? 名句とは? 美しい四季の風景の籠もる575とは? 叙景句と抒情句。名句に遠い読者の一人の、わたしは考えている。
1
自分ではそれほどではないと思っていたのに、ラインで家内が取ったわたしの顔に、びっくりしている。
2
老爺ぶりが凄まじい。老いて老いて老いて、くたびれ果てている。
3
自分ではそれほどでもないと思っていた、そこのところの間違いにも呆れてしまう。
4
こんな醜態をたっぷりさらしながら老年の日々を生きていたのか。生き恥をさらす、とは、このことだったのか。
5
いまさらながらもう何処にも出て行きたくない。
6
与えてもらえない人もいるのに、わたしは老いの日々を与えてもらっている。それは十分に有り難いことなのだが、我が身の醜さにぞっとする。
7
とはいえ、老爺が見ている秋の空は青くて高くて深くて美しい。目がそれを追って感動を覚えている。風景は年を取らないのだ。
1
老婆(=家内)が作ったプリンがうまい。3時のお八つ。コーヒー付き。老爺(=わたし)がうっとり。
2
午後3時になっている。というのに、外気温は30℃。部屋の中に居ても暑い。
3
この残暑はいつまで続くのだろう?
4
これじゃ、畑仕事に出て行く気にはなれない。
5
午前中に畑に植えた白菜苗が、照りつける日射で、くったりとしている。
1
窪美澄さんの「夜に星を放つ」を読んでいる。
2
短編集。
3
2番目の「銀紙色のアンタレス」まで読み進めた。
4
読後感で、いま、ふんわりしているところ。
5
17歳の少年がお母さんのお母さん、つまりお婆ちゃんのところに来て夏を過ごしている。お婆ちゃんは一人暮らしだ。
6
少年は海が好き。毎日、海で泳ぐ。
7
海辺で赤ん坊を抱いた女性、悲しそうな女性を見かける。惹かれる。忘れられなくなる。
8
幼なじみの少女17歳が、少年を慕って、海へやってくる。愛を告白される。
9
少年はまぶしいばかりで、少女の愛に対応ができない。少女は悲しそうにして帰って行ってしまう。
10
お婆ちゃんが体調を損ねて入院してしまう。
11
そこに、赤ん坊を抱いた女性がふたたび登場する。少年は海に来て、思いきって「あなたが好きだ」と言ってしまう。海辺の空に星がまたたいている。
11
彼女は、別れていた夫の元に帰って行ってしまう。有り難うの一言だけを残して。ドラマは起こらない。なんにも起こらない。そんなドラマだ。
12
でも、いい小説を読んだ気になっている。ひさしぶりにそんな気持ちになっている。
1
台所でジャガイモ5個が水に漬けてあったので、皮剥きをした。頼まれもしないのに。午後2時半、いまは。
2
これは我が家の畑で収穫した春ジャガの残り。芽を出そうとしている。
3
今夜はジャガイモを使った何の料理になるのだろう。
4
お爺さんのすることは、ふふふ、ジャガイモの皮剥きくらいになってしまった。
5
まあいいか。まだ手足が動く。よろよろとしているが、それでもしばらくなら立っていられる。
1
昼間はまだ残暑が厳しい。30℃もある。とても畑に出て行く気がしない。
2
予報では、午後4時頃になってやっと28℃。
3
風があるから、それほどでもないかもしれない。
4
少し離れたところにある北の畑は、まだ南瓜畑のまんま。もういい加減、夏の草藪を解いてあげねばなるまい。
5
耕して,土作りをして、畝を作って、ここにのそりのそり青首大根の種を蒔いてみようと思う。