新鳥栖駅から乗車。さあ、出発。ふっと思っこと。百歳の人でも死ぬんだった。最後は死ぬんだった。
上弦の月が出ている。病院の説明だと、弟の病気がどうも悪化しているようだ。心配でたまらない。あれこれ考えてなかなか寝付けなかった。中空の月が白いのはあたりまえだが、それさえ寂しい。弟は道元禅師の正法眼蔵を読んでいるらしい。ここでこころを澄まそうとしているのだろう。
上弦の月が出ている。病院の説明だと、弟の病気がどうも悪化しているようだ。心配でたまらない。あれこれ考えてなかなか寝付けなかった。中空の月が白いのはあたりまえだが、それさえ寂しい。弟は道元禅師の正法眼蔵を読んでいるらしい。ここでこころを澄まそうとしているのだろう。