多病息災発達障害者こよりの日常

両手で数えきれない障害と持病を抱えつつ毎日元気に活動中。発達障害の息子たちの子育ても終え、悠々自適の毎日です。

朝の起こし方

2019-04-14 06:01:36 | 工夫
起こさなくても起きられるときはいいけれど、なかなか起きられない、という人もいる。


4世代同居の頃、家族を起こす時にいろいろと工夫をした。


朝一番に、「おめざ」を出すのが私の仕事だった。


食事の前に、口にしてもらうものの事である。


朝 血圧が低くて起きられない人には、


梅干や昆布に お茶を添えて出した。


夕食が早く、朝低血糖気味の人には、甘いもの。


それでも起きられない、という場合、季節にかかわらず、手足が冷えている事が多かった。


手足をさすったり、蒸しタオルを使ったり。


足湯も効果的だった。


体の具合が悪い訳ではないが、なんとなく起きにくい、と言う時、


血圧、血糖、体温を整えて 過ごしやすいよう工夫をした。


介護も終わり、子育ても終わり、私が誰かを起こす事は


なくなった。


今朝はゆっくり、一人の朝食を楽しんだ.


夫と長男は休日。いつもなら起きる時間だけれど、まだ起きてこない。


次男はあと30分くらいで自分で起きるだろう。


「おめざ」を用意しなくなって何年経っただろう。


自分好みの朝食を作って楽しんだ今朝。


好きな時間にトイレに行ける。座って食事ができる。


自分の事はいつも後回しだったけれど、その時代があったからこそ、


今の私があるのだと思う。


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