多病息災発達障害者こよりの日常

両手で数えきれない障害と持病を抱えつつ毎日元気に活動中。発達障害の息子たちの子育ても終え、悠々自適の毎日です。

愛知県 刈谷での講演

2017-09-01 13:10:30 | 講演
先日の 愛知県刈谷での講演。


20名の定員すべて 申し込みで埋まり、


小さな 会議室での開催でしたが、


その分 気楽に 好きなように話ができて 満足でした。


発達障害の お子さんの、乳幼児期の 物の見え方や、


物のとらえ方についてや 私の 生い立ちなどを


尋ねられ、それに 答える形で 進行しました。


2時間は あっという間でした。


私や 子どもたちには 当たり前の世界が、


定型の人には そう見えていない事、が改めてわかり、


面白いやりとりが ありました。


積み木のおもちゃについて コメントを求められたのですが、


私の目は 積み木の中に 色の違うものが 入っていることに


注目。「これ 色が違いますよね?」と尋ねたら


「大きいのものを 作る時は 何箱か 混ぜて使うので、


ロットの違うものが 混じっているかも」と 言われ、


「どれが 違います?」と 聞かれ 「これ」と示しました。


受講生さんに 「この色の違いわかりますか?」と


主催者さんが 見せていましたが、主催者さん自身も


色の違いには 気付いていないそうで、


「ここまで 見え方が違う」ことを


専門用語で 解説していました。


いろいろな「育児・教育理論も基づいたいいおもちゃ」を


見せられましたが、私や 息子、その他の 私が知ってる 発達凸凹の


子どもには 理解がしにくいおもちゃについても


率直に 意見を 言わせてもらいました。


「これは 絶対に 買わないですね」とか


おもちゃの 販売者さんには 営業妨害かもしれないけど、


「いい音がするでしょう」と 言われても


納得できないものについては ばしばし指摘。


「生木を 2・3年寝かせて それからおもちゃに加工したんですよ」と


自慢げに言われても、私は 築50年越えの家に住んでますし、


子どもは正直で、おもちゃの車を走らせたり


ビー玉転がしたり するときは、


築年数が新しい 離れよりも、母屋の 廊下や


板の間を 好んで使ってました。


やっぱり 音が違いますから。


今 ネットやTVで 評判の おもちゃについても


聞かれましたが、他のおもちゃに 比べて


装飾や 色や 変な細工が無い分、


発達障害の子どもも そうでない子も、使いやすいし


親や周囲が あれこれ「これはこうでしょ」と


意見を 押し付ける事ができないので、


「これは 自由に遊べるし、おすすめですね。」と


答えました。


20人の参加で、猫本10冊売れましたし、


人間脳の本や 根っこ本も 見本のつもりで持っていきましたが


それも 売れてしまいました。


主催者さんは 「自閉っ子のための道徳入門」を購入してくれました。


また 対談を考えているとの お話も 頂いたので、


機会があれば また いろいろ お話できたらいいなと 思いました。















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花風社

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