多病息災発達障害者こよりの日常

両手で数えきれない障害と持病を抱えつつ毎日元気に活動中。発達障害の息子たちの子育ても終え、悠々自適の毎日です。

栄養素その他の吸収率

2018-10-02 19:38:34 | 食生活
キノコやこんにゃくなど、一般的には「カロリーがない」「栄養素がない」と


言われている食材がある。


食べる意味がないのに、食材として 長年食べられてきたのには、


多分意味があるのだろうと思う。


今は 栄養やカロリーを計算したり、微量のミネラルの体への効果も


いろいろわかってきたけれど、そんな知識がない時代から


人々が食べてきた理由は 深いものがあるのだろう。


生きるためにその時に手に入る物を食べる。あるいは体が欲するものを食べる。


そうした時代を過ごして 今があるのだから、長年続いてきた事には


必ず意味があると思う。


わが家では 家族で 朝夕同じものを食べる。


弁当持ちの 夫と長男は、3食同じである。


ほぼ同じ物を 食べていても、人によって過剰になるものと


不足するものがあり、自然に足りない物を補おうとするのは


不思議である。


夫は 葉物野菜、特にキャベツを好む。


夫は あまり噛むことをしないので、すぐ胃がもたれる。


キャベツに含まれるビタミンUを 体が自然に欲しがるのだろう。


長男は ビタミンは足りているのか、ミネラル類のサプリを取っている。


あれこれ試して 自分の体に合う物を見つけたようだ。


親が知らないうちに、自分の体に聞く事を覚えたようだ。


次男は 基本食事で 必要な物は取っているようで、


タンパク質を食べ過ぎると、その後 食が落ちる。


元気で いつも通り動くが、食だけ 自分でセーブする。


それぞれ体質によって 必要な物が違うし、吸収量も違うので、


同じ食事でも 足りる人と そうでない人、食事量をセーブする人と


いろいろである。


栄養がない、カロリーがない、というものでも、あるタイプの人はそうしたものからも


何かを吸収できるのかもしれない。人の体はいろいろだなあと、


過去に暮らした家族や その他の人の事を思い出して


改めてそう感じた。 



絶対に死ぬ私たちがこれだけは知っておきたい健康の話 「寝る・食う・動く」を整える
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