小田急中心の模型のブログ

Nゲージで私鉄電車を楽しむブログです。
旧小田急中心の模型のページ(2003~2014)の製作記も再掲載しています。

2017年クオリティーの小田急5000形を作る その1

2017年11月05日 23時34分59秒 | 小田急5000形(おすすめ)

2015-04

2年前に蕨から発売の5000形「改良品」は
以前から存在する製品の顔やスカート、台車を改良(但し9000用のFS385)
したものですが、こと顔に関してはパット見けっこう似てる。
賛否両論ある二段窓の表現も私は割と好きで、早々に1本買いました。



よさみ。


2015年暮れの記事より再掲。
GMキットから作った2663×6と5200を並べていますが、
幅は蕨のほうが正規っぽい。肩のRなんかも蕨のほうが近いんじゃないかな。

実車が同じものは模型でも同じ表現に揃えたいタチなので、
GMベースの作例を抱えながら表現の異なる蕨を買うか
とても迷いましたが、今後増備するなら
より正しい断面形状にしたい思いがふつふつと・・・。


2015-05?
色を剥がした。


顔のかっこよさの一方で、
結構色々な表現を諦めてる製品です。
一例として乗務員扉。
大まかに
2600・4000中期まで=天地が客扉よりやや低い
5000・4000後期=天地が客扉と同じ(これに伴い両脇の手すりが下方へ延長)
というのが本来なのですが、
製品は元金型の2600まんまです。
これは直すことにしました。


2017-10

一気に2年以上の月日が流れw、
ようやく本格着工。
扉を両脇手すりも含めくり抜き、天地を拡大。
扉は0.5mm厚プラ板より新製してはめ込みました。
GMキットベースの時は技量の都合もあって扉の奥まり具合に課題を残しましたが、
今回はパーフェクトを目指しました。

両脇の手すりはエバグリの0.25厚×0.75幅の帯材がピッタリはまるように
欠き取りを設けました。


2017-11

乗務員扉が片付いたところで顔の加工。
全てのパーツは仮付けですが、下記の通り。
急行灯:トレジャーTTP904-01B
手すり類:ボナ P-089

最新のパーツをフル活用するとどんな感じになるかという試み。


今回は帯を後塗りする予定なので、
せっかくシャープなモールドの種別板受けを残したいと考え中。
但し、板の「掛け」が邪魔になるジレンマ。

また、ガラス系をオリジナルのアクリル成型パーツで行くか
Hゴム類を作り直して塩ビをはめ込むか迷い中。



言い出すときりがないのだけど・・・
まず幕の奥まりすぎが気になる。
ガラスの断面反射も・・・。

そして何より、蕨ベースで2600や4000を増備すると考えた時、
表現を統一できないのが最大のジレンマ。
この2形式は古い製品なので、ライトケースと方向幕窓を
中心に手直し必須。
クロポのFM前面からそのへんを移植する前提で考えると、
5000だけこの表現というわけにもいかないかなーと。。。



話の流れからはそれるけど、
黒幕を入れるとこんな感じ。


2005.11.13 藤沢

よく外板とツライチと表現される5000の前面ガラスはこんな凹凸具合。
単純にツライチというのとも違う。
一応プラ細工でHゴムをやり直すとしたらこういう構造にしようという
イメージは描けているので、あとはやるかやらないか・・・。

ちなみにTwitterでも触れましたが、晩年の前面ガラス押さえは
一見Hゴムながら、実は金押さえ化されていた模様。
画像でもちょっと黒が剥げているのがわかりますね。

つづく

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