小田急中心の模型のブログ

Nゲージで私鉄電車を楽しむブログです。
旧小田急中心の模型のページ(2003~2014)の製作記も再掲載しています。

くれーのげんきなごあいさつー

2012年12月18日 22時08分49秒 | 工作(総合)
お久しぶりです。
さむいっすねー
気が付けば今年もあと10日あまり・・・
今年も色々ありましたが、模型的側面から振り返ってみようと思います。



2012.05.28竣工 2663×6

何と言ってもコレの竣工が一番のトピックです。
何度も取り組んできた題材に、近年の技術をフル豆乳しました。
主な目新しい点は以下のとおり。

■構造面
・中間連結器にボディマウントTN採用
・TOMIX動力採用
・排障器を全金属にて製作

■技術面
・光硬化パテ採用
・塗り分け線のカエリ除去に“ラプロス”なる研磨クロスを使ってみた
・台車の下塗りにタミヤのスプレーサーフェイサー採用

え~今更・・・といわれそうなのもありますが、
いずれもワタシとしては中々の前進でした(´∀`)
今後の標準になる構成や工法が数多く確立されたとも言えるかもしれません。

ちなみにしれっとアップしてますが
ボディ落っことしてライト変形させたり、
急行灯のレンズを嵌め損なって塗膜欠けさせたり、
数多くのお蔵入り危機もありました(´Д`;)
無事日の目を見ることとなり、ナニヨリです・・・。




2012.11.21竣工 1064×4

お次はこれ。
というか、小田急はこの2本しか出来上がらなかった。
ほんとは年内にもう1本くらい~ということで1800新塗装を
進めていたんですが、やっぱ忙しくて年内完成は無理ぽでした。
あとは配管引けば塗装できるところまできてるので、そのうち改めて載せます。

さて、1000形・・・
出来上がって間もないのにあれですが、あんまり納得のいく出来栄えではない。
銀の質感差をスッキリやることの難しさを痛感しました。
って3000を作ったときにもおんなじこと言ったっけw
経験を積んで上達したいですね。




2012.01.26竣工 京王6415F

日付が前後しますが、これも一応今年竣工。
一昨年の夏時点でガラス入れと内装だけになってたんだけれども、
そこから丸1年以上放置していた代物w
今年のはじめ、運転会に持っていくものがなくて
急遽ニギヤカシとして完成させました。

従って主な工作は数年前にやったものですが、
今見てもわりと丁寧にやってる感。
前面と側面で赤帯の位置の帳尻が合わないこと、
全体的に大きいことを除けば中々かっこいいんじゃないかと・・・。
や、それ結構致命的じゃねっていう疑惑もありますがw
来年こそは各バリエーションを揃えたいナーと思います。




201系試作車

これは結局間に合わなかったけど、今年一気に進んだので掲載。
以前から度々書いているように真鍮線配管の習作として作っています。
出来栄えはまだまだですが、国電という題材を含めて
新鮮な部分が多くて楽しかったです。

次は本命の103系原形に取り掛かるつもりでいましたが、
ここにきてTOMIXからHGでの103発表があってグラつきんぐ・・・
着工はも少し先になりそうです。




8253×6

同じく間に合わなかったモノ。
去年の秋ごろGMとの比較記事を書きましたが、やっぱり
全体のバランスはマイクロエースのほうが良い。
ということで買いました。
帯色が残念だけど、そこまで直すと大変なのでそのまま
他の部分を弄っています。

現状下回り~車内の塗装が終わっているので、これから屋根を再塗装して
コマゴマした仕上げをやれば出来上がり。
クーラーはGMの新しい金型のほうのやつに取り替えますが、
色がちと濃すぎた感。




その他、控えてるモノ。
どっちも中古で買いました。
この、中古屋さんに出入りするようになったというのも、
今年の大きなトピックかもしれません。
さして状態の悪くない品物を比較的安価に手にすることが出来るので、
つい通ってしまうんですが、ある程度収集範囲の線引きをして
かからないと収拾がつかなくなりそだなとも感じています。
というか、実際収拾がつかなくなりかけてるw




つい買ってしまったASカー(死語w)
そしたらやっぱーと中古にて買ってしまったE851。
その眺めは素晴らしいので後悔はないんですが、
やっぱこれくらいでセーブしとかないとね・・・なんつってw

昨年からの仕掛かり新101はベンチレータをどうしようか迷って停滞中ですが、
一向に解決する気がしないので、割り切ってPB-103にて進めようかと思案中・・・。
あとからでも取り替えられるしね。


~模型については大体こんな感じの一年でした。
竣工両数こそ昨年より少ないものの密度としては相当に濃かったですね。
板キットベースだと、ほんとに作ったなーって感じがする。
来年は長らく新作がない小田急旧型車を充実させたいなと考えてます。

あ、それから・・・
今年はツイッターを通して模型関係の新しい交流が生まれたのも印象深いできごとでした。
扱うジャンルこそ違えど、「作る」という共通項を持つ方々との話は楽しいし勉強になります。
中古屋めぐり、TN標準装備、真鍮線によるフルパイピング等々・・・影響受けまくりんぐw
ぜひ、これからもよろしくお願い致します。
いまネットでは交流があるけれどもまだ会ったことがない~なんて方にも、
来年はお目にかかれたら嬉しいですね。
そんな期待をこめつつ、締めくくりたいと思います。
今年もありがとうございました。
皆様、よいお年を。

しわすにしらずしらずしらすをたべる

2011年12月13日 22時42分00秒 | 工作(総合)
どうも。季刊ブログ2011冬号のお届けです(´・ω・`)
けっきょく、今年も凝ったモノはあまり出来上がりませんでした。
まあ、完成両数12両・うち6両は仕上げのみ・・・な昨年よりはましかな。



今年とてそんな沢山作ってませんが、その中でも印象深いのはコレカシラ。
後から屋根の配色が逆(更新車はクーラーのほうが明るいっぽい)なのに気付いた。ングァ
台車塗装のヒビワレ等諸々突っ込みどころはありますが、ライトを弄ったことで多少満足感はUPしたかも。
なんでも、マイクロからも更新車が出るんだとか。
UVカットのガラスは東武50050みたいに塗って再現するんだろうか?
少し楽しみです(9000地下鉄仕様はもっと楽しみだけど、だいぶお高いのね'A`)



8000更新のお零れにあずかるかのごとく完成したものも。
一応出来る限りのグレードアップを施しましたが、如何せんもともとの
つくりが古いので、およそ完璧とは言い難い。いずれよりしっかりしたものを作りたいですね。
あとは、そろそろ4000が欲しいなと思っているんですが・・・
意外とどこも出さないですねえ。作っちゃおうか?



これも今年完成。我が家における京王電車完成の第一号です。
ン、と思う点は幾つかあるものの、実車の持つ煌びやかな雰囲気は
まあまあ出たカナと、満足しています。

VVVFはけっきょくGMの東武50090用で済ませましたが、
その後もおゆまる+光硬化パテによるコピペはあまり上手く行ってません。
どうしてもどこかに「す」ができてしまう。みんなどうやってパテ充填してんだろう?



先に手をつけてるはずのこれは結局今年も出来上がらなかった。
それどころか、今年は窓セル一つ貼ってないw
乗務員扉の前を詰めていないなど、あとから作った6000系とは
結構仕様が違うのですが、ゆくゆくは5扉車と混ぜて3+5+2をやりたいなと思っています。
今更ですが、GMの京王TSはカッコイイ!
他と比べ、やたら立体感溢れる作りだとおもいません?



ちなみに6000系・・・なんだかんだで材料は随分増えました。
マイクロからの発表で一瞬たじろぎましたが、
やっぱGMを基本に増備していこうということになりました。
トレジャーの5扉は登場時仕様で4ドア混成3+5+2、
ボナのは順当に競馬場線かな?
6416とするのはどうもベタすぎるので、敢えて6417にしよう委員会が発足しました。
GMはいま作ってるのが6412+6717で、今後分割特急も計画中です。
夢が広がリング!



その他、今年の製作物。
これはちょっと前にもこのブログに上げましたが、
直後に製作記記事を大量に移転させたので、すっかり埋もれてしまいました。
たまにはこんなユルい工作も楽しいです。


あとはなんといってもこれ。
とうとう年内完成はできなかったけど、年度内完成は引き続き目指し中。
ツイッターでブツクサ言っていたとおり、配管工作に随分てこずりましたが、
やっとのことで3両分全部完成。
あとはクツズリを48箇所付けて、乗務員扉周りを仕上げれば色が塗れそうです。


久々のフラッグシップモデルです。
気合入れていきましょー(`・ω・´)


ちなみに配管は、ここにきて真鍮線も試み中です。
慣れ具合や市販品のモールドとの調和なんかを理由に
長らくランナー伸ばし線を愛用してきましたが、
真鍮の細密感や、(上手にできた場合の)スッキリ感が最近俄かに
魅力的に見えてきて・・・201系試作車を習作にして今後の標準仕様化を検討中。
慣れればさくっとできるもんなのか?いまのところ、この短い配管付けるにも四苦八苦です('A`)



最後に、最近の衝動買い物件二件。
子供の頃、どっちも物凄く欲しかったけど生産中止だったのね。
それが最近再生産されたらしく、店頭で見かけたので思わず買ってしまいました。
当時、国鉄やJR、それも超メジャー車種のイメージが強いKATOが作った
マイナー車種ってところにすごい惹かれたのを思い出した。

西武は現行の姿が好きなので、さっそくBONAのスカートを買ってきた。
現状、林檎マークは有効な手立てがないので、
マークが無くてスカート付きの非ワンマン4連、で
調べたところ、どうやら2007年頃の239Fが該当するらしい。
一旦これにして、いずれ林檎マークも貼れたらいいなと思ってます。



ちなみにクモニ、未だにこの仕様だったのね(´∀`;)
元々「KATOのつくったクモニ143」を味わうために買ったので、
敢えてこのままにするのもありかと思えてきた。

でーきたー!

2011年10月27日 17時56分18秒 | 工作(総合)
今夜はちょーーーー久々にサイト更新!
掲示板閉鎖とか後ろ向きなのを除くとたぶん2662Fのページをアップして以来なので、1年半ぶりくらい?


アップしたうちのひとつ、3000。できあがりましたよ。
手直しに過ぎないので、今の目で見ると塗装に不満がありますが、
そこまで手を入れちゃうと確実にお蔵入りするのでスルーしました。
3000は8連のフルカラーの区準、が一番好きなので、その辺をやるときに
完璧バージョンを作りたいなーと思ってます。いつになるかわかんないけどw
9407も追ってページを用意したいと思います。
こんな並び・・・あったんだろうか?
確か06年5月のさよまらイベントの後、6月中旬に海老名から大野に
日中廃回して正式に廃車、だった気がするので、3277と若干在籍期間が
かぶってそうなんだけど、本線上では並んでないのかも。

その他近況。


散在してもーた(´Д`)
でも素直にすごいなと思います。拍手!!
動力がミ゛ィィィィってうるさいのは仕様?



すごく・・・小さいです・・・



はやく表参道ごっこしたいな。
あの駅独特のモ゛ーーーーってブザーがすき(´∀`)
赤坂見附もそうなんだっけ?

タヴァサ製FS375台車を使う。

2011年10月05日 22時47分55秒 | 工作(総合)
***この記事は2006年7月に本サイトへアップしたものです。当ブログに移転の上掲載を継続します。2011.10.05***

■タヴァサ製FS375台車を使う。■



皆様はグリーンマックス(以下GM)のキットなどを組み立てて小田急通勤車(~1700形)を製作する時、
台車はどうしていらっしゃいましたか?
恐らく、GMの「小田急FS」台車を使うという方法が一般的と思いますが、その小田急FS台車は
8000形が使用している「FS516」というタイプを模型化したもので、5000形や9000形、1000形の
台車とはブレーキ周りの外観などが異なっています。
大まかな形状は同じなので許容範囲といえば許容範囲なのですが、しかし普段から実車を
よく見ていたりすると、やはりFS516台車を履いた5000形の模型にはどうも微妙な違和感を感じて
しまうのも確かであり、GMの「西武FS」台車(こちらは軸箱周りなど各部が異なるものの、
ブレーキ周りの雰囲気がOER5000等に似ている)を使うなどして解決策を探した事もありました。

一般にNゲージの台車枠は加工のしづらい素材とされている上に
大変細かい工作となり、改造をするにしても高度な技術を要する為、
個人的には中々手が出しづらかった部分なのですが、最近になってNゲージ向けの
各種キット・パーツメーカーとして知られるタヴァサホビーハウス(以下タヴァサ)より
小田急5000系列向けとして取り付け容易なFS375台車枠が発売されたため、一気に問題解決となりました。
中々機会がなく、また使ってみようと思ったときには品切れだったりして、2004年頃のパーツ発売から
だいぶ時間が経ってしまいましたが、最近になってやっと試してみる事ができた為、このようにして
レポートページを書いてみることにしました。少しでも参考になる部分がありましたらさいわいです。

なお、加工の手順とパーツ使用による効果を最大限お伝えする為、「加工の様子」と「使用例」の
2ページ構成とさせていただきましたが、加工の手順に関してはパーツ発売元のタヴァサの
公式ホームページに詳細な説明が掲載されている為、このページはそちらと併せてご覧いただくとよりわかりやすいと思います。




加工前の台車はこのような感じです。
8000形の場合はそのまま、2600形の場合もそのままorごく軽い
加工で実車に近い雰囲気を出す事が出来ます。



今回使用する台車枠パーツ。ホワイトメタル製です。
元の台車の表面を削り、そこに取り付け穴を
開けて接着するという構成です。



まずは車輪、ボルスター、連結器などを全て取り外します。



加工はまず台車枠表面を削る事から始めます。
左の画像で青い線が引いてあるあたり(パーツ説明書では
0.5ミリ程度残すと書かれています)に刃を入れて切断します。
今回私は普通にカッターで切断してしまいましたが、やはり素直に
説明書に従ってレザーソーを使ったほうが良さそうです。




切断した様子。
少しずつ切込みを入れ、それがある程度深くなったら
押し切るようにしてみました。
ご覧の通りかなり荒っぽい仕上がりになってしまいました・・・。
パーツ接着前にヤスリなどで表面をよく仕上げておきます。



説明書どおり、台車枠の端から11ミリ、上端から3ミリの位置に
φ2.5の穴を開けます。
最初に中心を針状のものやカッターの刃先で軽く突っつき、その後
小さい穴を開け、それを徐々に拡大していくようにしました。



不要部分をカットします。




いよいよ台車枠パーツを取り付けます。
このパーツのほうはホワイトメタル製ですが、それのベースとなる
GM台車のほうは接着剤の効きづらい材質の為、セメダインの
「PPX」接着剤を使います。これは専用プライマーを塗布した後
数分放置し、専用瞬着で接着するというもので、今回は
接着剤の効きづらい材質のGM台車側に塗布します。

なお、接着前にパーツ側のバリなどを削り取っておきます。



プライマーを塗った後、灰色を塗装した様子。
ゴツゴツとした形なので塗り残しのないように注意します。
カーブ通過時に台車が滑らかに動くよう、ボルスター周辺の
塗膜は剥がしておくと良いでしょう。
この台車に取り付ける車輪は、車両に付けた際特に目立つ
表面だけでも台車と同じ灰色に塗装しておくとより落ち着きます。




完成した台車を5200形に使ってみた様子。
ブレーキ周りの外観が変わった事から、実車のどっしりとした
雰囲気が少しは出たのではないかと思います。




側面から見た様子。
今回は車体とボルスターアンカーとの隙間を最小限にする為に
車高を下げてみました。




TNカプラーを使う場合は、ご覧の通り台車枠のブレーキ部分と
TNカプラーがかなり接近しますが、私が確認した限りではTOMIXのC280-45(?)はクリアしました。




なお、GMの小田急FS台車をそのまま使った場合はこのようになります。
充分許容範囲ではありますが、加工するとより良くなります。




今回使用した台車枠は基本的には5000・5200形用ですが、
説明書にもあるとおり9000形、1000形の台車も似た外観の為、
流用可能です。

左の画像は上で5200形に使っていた台車を1000形に使ってみた様子。
感想は様々と思いますが、実車のどっしりとした雰囲気の台車を
再現したい場合には便利かもしれません。




なお、1000形の台車はボルスターアンカーの形状がFS516
(今回ベースに使った小田急FS台車のプロトタイプ)と同じなのだそうで、
改造で切り取った台車表面からご覧のようにボルスターアンカー部分を
切り取ってFS375台車枠に移植するとより実感的になりそうです。



今回はあいにく9000形に使った例をお見せできない為、
代わりというわけではないですが実車の台車を。
細部は色々と違っているのでしょうが、基本的な形状は同じ
であることがお分かりいただけると思います。



上で掲載した5200形は前述の通りボルスターアンカーと車体との
隙間を最小限に抑える為車高を下げていましたが、その加工を
していないキット素組み車体に今回加工した台車を取り付けると
このような感じになります。
ご覧の通りややボルスターアンカー周りの隙間が目立つかなという
感じですが、これだけでも実車のどっしりとした台車周りの雰囲気は
出るようです。



なお、上で掲載した車両もこのような角度から見るとだいぶ隙間が
目立たなくなります。




以上、色々と書いてみましたが、いかがでしたでしょうか。
パーツ自体がやや高価(一両分\800)である事と一台ずつ加工しなければならないのは大変ですが、
この加工を施すだけでもだいぶ雰囲気が変わる事がお分かりいただけたと思います。
どこまでやるかは好みによりますが、少しでも参考になりましたら幸いです。

切妻以外は考えるな!(`・ω・)b!!

2011年08月28日 23時48分25秒 | 工作(総合)
京王が出来上がったので、次は小田急に戻るべく作業机に向かったものの、
どうも気分が乗らない。
でも工作はしたい・・・って事であっちを開けこっちを開け繰り返していたんですがががが、、、



     |
   \  __  /
   _ (m) _ピコーン
      |ミ|
    /  `´  \
     ('A`)
     ノヽノヽ
       くく




ショリショリ・・・




('A`;)!?




Σ(´∀`)!!



気分が乗ったのでお友達も作りました。
細部に多少お遊びがありますが、どっちもほんとにあったモノです。
もしかしたら、同じ線路を走っていたかもしれないモノ・・・。

勢いに任せて作ったので、雑な点はヌルリとスルーして下さい。