小田急中心の模型のブログ

Nゲージで私鉄電車を楽しむブログです。
旧小田急中心の模型のページ(2003~2014)の製作記も再掲載しています。

【観て楽しむ】マドからナカを見てみやう【フォトギャラリー】

2014年04月17日 20時02分26秒 | 工作(総合)
過去の作例から、車内の様子を延々映し出す珍妙企画。
たまにはこんなのも、いかがでしょうか。。。



小田急9407F(2006年3月頃がプロトタイプ)





プロトタイプとした晩年には、実車の床材は変色して
茶がかったグレーみたいな色になっていましたが、
そのまま再現するとあまりにも・・・
ということで、元々はこうだったんだろう的なグレーに。
更新時期を考えても、
たぶん1000あたりと同じ床材だったんじゃないかと思います。

模型はモケットに成型色を活かし、タミヤのスーパーサーフェイサーを一吹き。



小田急8053F(2006年頃がプロトタイプ)





更新前を模した青緑の床ですが、
実車はこんなに濃くない。
青系統の床色に関しては、GMの伊豆急ペールブルーが
最適のように思います。




小田急8253F更新車(現行仕様がプロトタイプ)





UVカットガラスのため、車体を被せるとほぼ中が見えません。
が、それでも塗るw
この車に限らず、実車より幾分ケバい色なのは窓越しに少しでも
わかるように・・・という意図があってのことです。

シートは成型色、通路がGM38番と白を適宜混ぜたもの、茶色は忘れました。



小田急8064F更新車(2010年頃がプロトタイプ)
※台車塗り直し中につき、ダルマご容赦







本来8253Fとほぼ同じ内装ですが、GMの床板は集電板絡みの穴や凸凹が大きい。
というわけで、大幅に簡略化した塗りです。
ドア前も黄色になるのが本来ですが、無理に塗っても綺麗に見えないと判断しました。
ただ、優先席の水色床だけは後期更新車の大きな特徴につき再現した次第。

シート=GM38番、その他GM38+白、水色床=GM6番に鮮やかな青少々だったような。




国電池袋区103系(1964年登場時がプロトタイプ)





シート=Mr.のスージーブルー、床=タミヤのスーパーサーフェイサー
これはTOMIXのHG仕様の下回りを使った作例ですが、
床の作りがスッキリしているので、塗り分けると見栄えがしますね。



内装の淡緑までは再現していないけれど、
乗務員室のなかだけは前面窓からよく見えるので塗ってあります。
GMのEVO用カラーセットの淡緑1号。



車体色を塗る前に、貫通扉と一緒に塗ってしまいましょう。



乗務員室の床も、案外よく見えるので注意が必要です。
オリジナルでは凸凹してるので、プラ板にて平らに作り直してあります。



こんな具合に見える。



国電神領区103系(プロトタイプの時代は曖昧)





こっちはKATOの103系ユニットサッシ車の下回りを使った例ですが、
使った塗料は池袋区の車とまったく同一です。




国電三鷹区201系試作車(1979年登場時がプロトタイプ)







平凡な103系と打って変わって独特な内装の201系。
床の水色など、量産車よりも個性派といえます。
スタンションポールも大きなポイントなので、再現しました。

塗ったのがかなり前なのでレシピは忘れてしまいました。



東急8507F(1975~1976年頃がプロトタイプ)







8500系=茶とオレンジのツートンシートが思い浮かびますが、
登場時には深いエンジ色だったようです。
シートは何色だか忘れまして、床=Mr.310番?・・・

この車のようにエコノミーキット組み立ての車に関しては、
床下機器ノリシロの逃げのせいで床板側にシートが付けにくいので、
側板裏面に自作シートを取り付けています。
さながら昨今の新型車に見られる片持ちシートのごとく。。。



小田急2663F(1969年8月頃がプロトタイプ)





上のほうで触れたGMの伊豆急ペールブルーを用いた作例。
なかなかの色といえます。
シートはTKK8500同様側板に取り付けとしています。



小田急1805F(1970年頃がプロトタイプ)





小さい窓にアクリル成型ガラスがはめ込まれているので、
非常にナカが見づらいです。

一応青塗装が施されていたので、これをマスキングして
伊豆急ペールブルーを塗りました。
スタンションポールは洋白線の質感を活かしたピカピカ仕様。



東急7205F(1973年頃~がプロトタイプ)





やはり車体側にシートを取り付けています。
シートは何色だか忘れ、床はMr.の310番と白を混ぜたものだったはず。

私鉄は幅広貫通路の電車が多いので、その意味でも車内の塗り分けは
ぜひとも行ないたいものです。



小田急1601F(1963年頃~がプロトタイプ)






ぜんぜん見えないけれど、
前述のように貫通路の存在や、他のを塗って仕上げていると
一応塗らなければと思うのです。
シートは元の青塗装を活かし、床はMr.の艦底色です。



東武2113F(1980年代頃がプロトタイプ)





製品が京王5000の床板を流用していることによって起きている
窓割対シートピッチの不整合を修正した作例。
適当に混ぜたのでレシピは忘れましたが、
近鉄オレンジあたりと伊豆急ペールブルーで良さそうな気がする。



ラフな塗りながら、製作当時の愛着を感じる部分。



京王6415F(1982年登場時がプロトタイプ)



GMの西武クリームあたりと、適当な朱色のシート。
窓が大きい上にハッキリした色合いなので見栄えがします。



京王7724F(2009年頃がプロトタイプ)





これもUVカットガラスで表からはあまり見えないのですが、
更新によって様変わりした大きなファクターだけに手を抜かず塗りました。

シートはクレオスの「みるきぃぱすてる」シリーズのクリームオーキッド、
通路がGM21番、フットライン周りは21番と茶系の色を混ぜた色、
ドア前はGM12番にMr.のキャラクターイエロー辺りを混ぜた色だったと記憶しています。



銀座線01系(現行仕様がプロトタイプ)





これはもうちょっと薄くても良いかも。
実車に乗ったときの記憶から、通路部分はカレーピラフみたいな色の
イメージだったので、こんな仕上げになりました。
茶色は艦底色だったはず、通路は忘れましたがキャラクターイエローあたりが
ベースではないかと思います。



JR鎌倉区205系(たぶん現行仕様で完成するはず)









6年くらい前にナカだけ塗った代物。
従ってレシピは忘れましたが、
シートはGM25番あたりでいいだろうし、床はMr.310が適当な気がする。
ボディもクハ204のドアコック位置等を修正したHG仕様にて
加工をもくろんでいますが、今のところ未着工。



東武50053F(2006年登場時がプロトタイプ)






京王7020よりは、窓が大きい分塗った甲斐のある車。
シートが成型色、グレー系は適当に、ドア前のクリームは
GM12番を白で薄くしたものだったと記憶してます。




日比谷線03系(現行仕様で完成するはず)





なぜシートが座布団並べたみたいなカタチになってるのか不可解だけれど、
とりあえず塗った。
床材が近年のメトロ車標準のゴム系?の新しいものに取り替えられたタイプを
模型化してます。
シートはGM38番、床はMr.のニュートラルグレーです。



小田急2477F(1962年登場時がプロトタイプ)





シメがこの車で。
色々見てきましたが、
何だかんだで電車の内装はこの系統が落ち着いていて素敵だなと思った次第。

2013回顧

2013年12月31日 22時59分05秒 | 工作(総合)
こんばんは。
気が付けばあっという間に大晦日・・・
いっそ見送ってしまおうかとも思ったのですが、恒例の一年振り返りをば。



模型的な側面では一番のトピックでしょうか。
ここ数年は少なからず意識してきただけに、これは嬉しかった。
ヒナ君と競演できたのもグー(´∀`)
次はもっと上を目指したいですね
(寸評を読む限り、フルスクラッチ必至の予感もしますが)



新作は長年の懸案だった1800がカタチになりました。
この先ボナ組み立て品が並ぶことがあっても見劣りしないレベルに・・・
というのを意識しましたが、まあ何とかなりそうかな?
肉厚があるので、オール黒Hゴムで仕上げたほうがすっきり見える素材と言えそうです。



ほんとは1800が唯一の新作となるところでしたが、
まさかの滑り込みでもう一本。
現行仕様のメトロ01系です。
夏前に一念発起してドアを塗り分けたものの今ひとつ納得がいかず一旦お蔵入り
しましたが、冬前にふと手をつけ始め、ちょこちょこ進めてようやく日の目を見ました。
粗い部分もありますが、やっぱドアはやってよかったかなーと。
02導入のハードルがあがったともいえますがw

これについてはまた改めて詳しくご紹介します。




1600は結局進まなかった。
ちょっと塗りが粗いのが、、、ね。
でもちゃんと形にはするつもりです。



その他、いろいろ進行中!
TKK8500は登場当時の無線アンテナ準備・4連仕様での完成を予定しています。
ローレル賞ヘッドマークとすずかけ台幕が欲しい!


色々振り返ると、今年もまた平坦ではない一年でした。
大きく成長もしましたが、人生にピリオドを打ってしまおうとした事は一度二度では
ありませんでした。
生き辛い世の中を渡っていくには、些細な幸せをつぶさにつかまえることが
思いのほか大切なのかもしれません。
まあ、気負わずやっていきましょう。

みゆき女史の唄ではありませんが、時代は繰り返します。
生きていればたぶん、今の私みたいな人に出会うんじゃないかと。
そのときにこの2013年の経験が活きる、なんてことも
強ちあり得ない話でもないのかな~なんて・・・

寝言が過ぎました。
皆様、よいお年を。

近況・・・たえしのぶつよく。

2013年11月19日 20時39分37秒 | 工作(総合)
・・・物欲があるうちは大丈夫(・w・)



少し前になりますが、骨董品のTKKを発掘。
実車が最新鋭だった時代のものゆえ、状態はそれ相応ですが、
すごいのは普通に走ること。
ぎっしり積まれたウエイトもあり、重厚かつ安定した走りで
スローも上々なのには驚きました。これはすごい。

いまのところ8600+8700+8500なので、8617の東横試運転に見立てて遊ぶのが妥当でしょうか。



ちなみに8500はカドの半田付けが剥がれていたので、修復。
前の持ち主も一度修復したと見えて、このカドだけ窓セルを斜めにカットし
アングル材のようなものを添えて半田が流してありました。

当然塗装はやり直しとなりますが、それを逆手にとってHゴムを試し塗りしてみた。
屋根Rが浅く、客扉の窓に縁取りがあることから軽量車に見立てられないかとの
ひらめきが生じたためですが、元々やや大きめの窓が更に大きく見えて微妙。
レストアの際にはやはりグレーにすることとなりそうです。

なお、TKK8500は2013(2014)年水準の大真面目版も着工準備中。乞うご期待。




素朴なパンタはもとより、ツブツブ模様の屋根や貫通しているシラセ灯、
板を折り曲げて作った幌等々、微笑ましい工作がいっぱい。
あくまでも塗装をやり直す程度のレストアに留める予定です。




時代はぐっと引き戻され、衝動買い物件。飯倉片町の9000。
昔から色が好きでしたが、作るほどではなかった。
良い出来で出てきたので買いました。




気が付けば随分揃ったものです。
どれもこれも手付かずなのがタマにキズですが・・・。
8000系は東西線仕様が来春出るらしいですが、裾は直るのかしら?




低めに上げたひし形パンタが2個乗る、側の眺めが好き。




買ってばっかだな。ほんと
久々に程久保詣でしてきましたよ。
もちろん実車も見つつ・・・。

おおかたの予想通り?、特急色の222+232にしようかと考えてます。
実車はS41年5月に突発で特急新宿行きに充当された事があるらしく、
それも惹かれるものがあります・・・。



貫通路の塞ぎ板は保存の時に付けたのかがわからない。

過去のJNMAヨリ。

2013年07月09日 21時51分54秒 | 工作(総合)
例年やろうやろうと思いつつそのまま過ぎていった企画を。
ようは、いかにJNMA関連の未完品が渋滞してるかを整理しようプロジェクト。
まずは2006年。


2006年 キッチン小田急デニ1101(昭和37年振子試験車時代)

つっても、これは出来上がっている。
逆にこれ以外全部未完成だけど(´Д`;;;)
以下列挙していきます・・・


2007年 ボナ相鉄モニ2000

まろやかに未完成。
実車の晩年に辛うじて間に合ったクチなので、資料は潤沢にある。
やる気だけが、ない。でも作りますよ。


2009年 あまぎ相鉄2100タイプ

喜び勇んで買ったし、比較的早く着工した。
が、タイプと銘打ってあるとおり色々実車と違うところがあり停滞中。
ベンチレータの数や屋根R、それに伴う前面の表情などが主な差異ですが、
潔くベンチレータだけ直す方向で進めています。じゃないと間違いなく完成しないw

ちなみにこれは組み立ての様子は2010年の秋くらいに記事にしてます。
相鉄のカテゴリから見る事が出来ますので、よかったらご覧ください。



2009年 オオトリ根岸線ステッカー。

今年買ったやつの前にも、相模線と一緒になったバージョンのが出てた。
この時は洋光台が貼りたくて買いました。



2010年 トレジャー京王6020

これは中古で買った。
この頃、沿線に縁があって度々乗ってました。
まああれがこれでそれだったわけです。
懐かしき大事な思い出。元気にしてるのかな~・・・



2011年 中古の越後。

この年は珍しくキットを買わなくて、中古の鉄コレ2両だけ。
お金がなかったのです。
キッチンで作るHB車編成に増結するクハ1350はお手軽にコレベースで作ろうかと。
リベットもないしね。



2012年 203系

つい買ってしまったけど、ドア回りの断面やらなにやら考えると
ちと失敗気味のお買い物。
一応顔と配管ジグステッカーは用意したけど、検討事項が多くて手をつけかねています。


以上、まあそんな感じです。
このうちの1コでも来年には完成させていたいですねえ(^^;)

夢見る梅雨明け。

2013年07月09日 20時41分46秒 | 工作(総合)
こんばんは!
お久しぶりです。
いわゆる「梅雨時の催事」、今年は梅雨明け直後に迎える形となりました。
いやはや、暑かった。
というわけで買ったものを並べりんぐ(´∀`)


オオトリステッカー

西武は言わずもがな、KATOのASカー()に。
最初は試作冷房を作ろうと思っていたけど、グロベンの西武も捨てがたい。

京浜は話題のGM-EVOで作る冷改車向けで買ったけれど、
冷改車(=自動幕?)はタイプが違う、とかあるのかしら。
とりあえず中間先頭車は藤沢と小田原にしようと考えちう。
への字平塚やら東十條は遠からずやるであろう非冷房で使いましょう。



バルデーローズ各種。

8000系が出ただけでなく、そのディスクまで揃ってしまう。
すごいなー
RMMに台車までプラ板自作の相鉄が載ってた時代を思えば隔世の感。




ちなみにブリッジレス。
この構造、手にするのは初めてです。
よく見ると外形の内側にも年輪のようなエッチング処理。
「こすれ跡」なんでしょうね。この発想はなかった!




ちなみに実車の8703Fは、横浜方クハのIRアンテナがなくなってる。
なので、実車同様撤去。
ちょこちょこいじってますので、また改めて記事にします。



キッチンOER1600
イエローKDK750

メインデッシュ。
まさかの京成。
路線としての京成には一度も乗ったことがないし、縁のない鉄道ですが、
完成見本のあまりのかっこよさに思わず買ってしまった。
中間封じ込めのペタンコ顔先頭車と、世にも珍しい乗務員扉への「運転室」表記が好き。
地味だけどこの表記は何とか再現したいなと考え中。


そして1600。
ツイッターに書いてるとおり、折りしも鉄コレの1600をいじりながら、
リベット表現に限界を感じていたところなので、喜び勇んで買いました。
妻の内張りが多少曲がってたりするとのことで、1500円也。お得でした。



若干丸っこいけど、やっぱちゃんとごつごつしてるのはうれしい。
デハとクハの長さもちゃんと違う。わくわくしてくる。
箱からもわかるように古いロットのもののようで、Hゴムが車体一体(最近のは
別パーツ貼り)になっています。
色差しの手間はかかるけど、プレスドアの質感はこっちのほうが出ると思う。



中古のOER8000

えらく安かったので6連1本こうにゅう。
運転台内側の保護版印刷を剥がして、新造当初の8260Fを再現できないかと考え中。
枠の黒は表側から印刷してるので、たぶん裏から薄め液でコシコシすれば
できなくはないと思うんだけど、ちょっとこわいのも確か。
もしかしたら90年代の姿に逃げるかもw

一瞬8262のオーキッド号も検討したけど、顔の車番いじるのが大変そうなのでボツ。




気が付けば30両。
我が家で一番の大所帯になってしまった(´Д`;)
8052はもちろんこれから一通りいじります。



中古のKTR7000中間。

これも中間バラシが安かったのでこうにゅう。
そのうち現行の8連をやりたいと思っているので買っときました。




ゆめがひろがるけいおう7000けい。




JNMA絡みはそれくらいです。
あとは、JNMA直前に発売になったGMのEVO。
早くも色んな作例を見せてもらいましたが、これほど心躍るキットはCPのFM系以来。
はやくつくりたい!とりあえず1本目は京浜東北で作ろうと思います。



EVOと並んで楽しみにしてたTKK8090。
保育社の私鉄の車両シリーズ(復刻版だけど)を見て以来かっこよさにとりつかれました。
確か85年出版だから、まさにピカピカの入線したての姿。
花形車両としての期間が非常に短かった8090系後期車の、一番かっこいい姿が拝めます。