食道楽は国境をこえて。

フランス・パリでの生活
おいしいものと、楽しいことに囲まれて…

Restaurant La Scene レストラン・ラ・セーヌ

2014年10月21日 | 外食 レストランとか
パリに住んでいながら、行きたいレストランを制覇しようと思ったら、

このままのペースでは、来世も通わなければならない



なんかね、スーさんに、某国・マラケシュでのお仕事の話が舞い込んできて

お給料なんかは、すごく良いのよ。

(下世話な話だけど)

ただ、ねぇ。。。

観光なら良いんだけれど、ねぇ。。。

住むとなると、ねぇ。。。



ま、その話は、スーさんも乗り気にはならなかったらしく、お断り

このブログ、“国境を越えて”だけど。

そう何度も超えようとは、思っていないので



そんな話は置いといて。

ずっと行ってみたかったレストラン、



Restaurant La Scene レストラン・ラ・セーヌさん

に行ってきた。



昨年5月に、リニューアルオープンしたホテル・プランス・ドゥ・ガルさん。

そこのメインダイニングが、ここ。

南仏出身の、女性キュイジニエ(料理人)さんがシェフを務めるレストラン





食前酒にシャンパンを頼んで。


出てきたお供は、



ポム・スフレと、生肉のフィンガーフード。

ポム・スフレっていうのは、中が空洞になったフライドポテト。

昔、とある橋の開通記念式典でのお話。

式典の時間に、王様が遅れてしまって。

フライドポテト大好きな王様のために、到着時間ピッタリに揚がるように火を入れたポテトたちは冷めてしまい

王様が到着して、あわてて2度揚げしたら、ビックリ

中が空洞になって。

王様、新しいフライドポテトにご満悦

っていう逸話のある1品。

2度揚げしたり、揚げ油の温度管理が必要だったりで、ビストロとかブラッスリーとかじゃなく、“レストラン”でしか、お目にかかることは無い。



今回は、女3人、お昼のお食事会

出てきたパンは、



パンドカンパーニュ。




バターには、レストランのロゴマーク

カンパーニュなパン、キレイに全部、女3人で頂いた


アミューズ・ブーシュ、先付けは、



サーモン。

久しぶりに食べると、良いもんだなぁ、と、思う。

自分では、選ばない食材なんだけどね





お野菜。

本当、最近野菜が食べたくって仕方が無い私。

パリにいると、気を付けて食べようと思わないと、1週間くらい、平気で口にした野菜はジャガイモだけ、とかになっちゃう



アラン・デュカスさんのレストランと違い、



シンプルなカトラリー。

大理石風のテーブルに、よく合う。



メインは、





この写真で見ると小さいイメージだけれど


結構、



ドドンっ

としたメインディッシュ



お口直しに、





シャーベット。


デザートは、



ベリー類に、




チョコレート





ハーブティーも頂いて。



よく、

『お腹いっぱいで、飲み物も入らない

って、スーさんが言うんだけれど。

私、お腹がいっぱいでも、〆にコーヒーが飲みたくなる。

で、お腹にゆとりがある時には、ハーブティーか紅茶



っていうか、私の場合、着ている服の締め付け具合で食べれる量が変わってくる

次から、買う服のサイズをワンサイズ上げるかどうか本気で考え中

(食べる量を調節すれば良い、という選択肢は、無い)



食後の飲み物のお供には、



こんな、いろんな所に隠れているチョコレートや、パート・ド・フリュイを探して



今回頂いたのは、リーズナブルなランチコース。

今度は、ア・ラ・カルトか、フルコースを頂いてみたいな

そしたら、このレストランの真価が分かるかな?