食道楽は国境をこえて。

フランス・パリでの生活
おいしいものと、楽しいことに囲まれて…

Foie Gras フォアグラ

2010年11月17日 | 食卓
職場の商店街のコーヒー豆屋さんのご主人が、うれしそうにやって来た。

“再就職記念”ってもらったのは、



Terrine de Foie Gras-フォアグラのテリーヌ

も、大好物



『クリスマス用の試作が届いたから

と。

要は、味見係で、“再就職記念”は、とってつけ…?



とはいえ、去年も頂いたコチラのお店のフォアグラは、本当においしくて

濃厚で、程よくきいた塩加減と、コショウのアクセント。

シンプルにパンにのせて頂いたけど、今年も絶品



フランスのフォアグラの産地は、大きく2つ

アルザスと、フランス全体の半分以上の生産量のフランス南西部。


アルザスは、ガチョウのフォアグラが主流。

南西部は、鴨がメインで、ガチョウも少々。


調理法も、

アルザスは、た~くさんのスパイスを使って、

南西部は、塩・コショウ以外にアルコール(コニャックやポルトみたいな地酒)を入れる、みたいな。



合わせるワインも、

ソーテルヌみたいな甘口をあわせる南西部と、

コクのあるトケイ・ピノ・グリや、ゲヴェルツトラミネールを合わせるアルザス。

どちらも、“地のもの”を合わせる


頂いたのは、鴨のフォアグラ

どっちも好きだけど、鴨の方が、私の好みかな



ちなみにコチラのお店、コーヒー屋さんなんだけど、紅茶の種類も豊富だし、

(以前に頂いた“バンブー茶-クマザサ茶”にはびっくり)

ご主人の趣味で、おいしいはちみつや、パテやリエットなんかもそろっていて

コレ系は、いつもコチラで購入

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