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食道楽は国境をこえて。

フランス・パリでの生活
おいしいものと、楽しいことに囲まれて…

LA VERANDA ラ・べランダ

2013年04月25日 | 外食 レストランとか
散歩から、ホテルに帰って来て。

しばし、ホテルでのんびりタイム




このヴェルサイユ旅行の週は、スーさんも私も激務でねぇ

“走り回らないプチ旅行”がメインテーマでね。

(普段は、あっちのパティスリーやこっちのブティック、あそこを観光して、今度は向こう…

なんて、とてつもない行動量なもので)




で、夜は、同じホテルのブラッスリー(カジュアルレストラン)へ






“LA VERANDA ラ・ベランダ”さん




食前酒に、



私はノンアルコールカクテル、スーさんはアルコール入りカクテル






前菜は、



リゾットを頼んだスーさんと、




シェーブルチーズのサラダを頼んだ私。

これがおいしい




スーさんの選んだメインは、



牛肉のタルタル(生の牛肉のたたき、みたいな)


タルタルには定番の、



フライドポテトも。

フランス人は、イモが好き





私は、



仔羊




デザートに、



タルトタタン(アップルパイ)…

形にビックリしたけれど、おしいかったー



あ、スーさんは、



チョコのデザート。





コーヒーのお供はカヌレ。




このカジュアルレストランは、

前菜+メインか、

メイン+デザートか、

前菜+メイン+デザートか、

のコースを選ぶ。



私たちは、もちろん3番目の前菜+メイン+デザートをチョイス。

だがしかし



お会計の伝票が“前菜+メイン”そして、“デザート単品”となって出てきた

こうなると、若干お値段が高くなる



実は、私たちが席に着いて注文を終えて少ししたら、

『デザートはいかが?』

と、パン皿を下げながら聞いてきたサービスの方




思わず、

『まだ、前菜食べてないんだけれど』

と、真顔で返した私。



『あ、…、 っと』

と、私のパン皿を返してくれた。




メインダイニングの方は、ソツの無いサービスだったけれど。

こっちは、シーズン限定のアルバイトさんが多いのかな?

“カジュアルだから、気にしない”

と、思いつつ、伝票はチェックしてから支払いを済ませること必須

(なにせ、ここはきっちりとした日本ではなくフランス。

“気にしない”と、“自己責任”が必要な国なのです)








これからの季節は、テラス席も気持ちが良いだろうなぁ

Gordon Ramsay ゴードン・ラムゼイ

2013年04月23日 | 外食 レストランとか
ヴェルサイユ宮殿の観光だけなら半日で十分。

じゃあ、何故に1泊2日だったのか




それはね、

モチロン、



食べるため




ヴェルサイユ宮殿のお庭の横に建つホテル、トリアノン・パラス。

そこに宿を取り。




ここのメインダイニングは、イギリス人シェフ、ゴードン・ラムゼイさんのレストランが

1度は行ってみる価値があるよ~、なんて聞いていたので




さすが世界中からのお客様をおもてなしするレストラン。



メニューを渡される前にアレルギーの有無を聞かれた。

アレルギーがあるのに、伝え忘れる事のある私にはなんとも嬉しい




で、食前酒にシャンパンをお願いして。

お供に出てきたのが、







こんなにかわいいチップスやディップたち



ジャンパンを飲みながら、

チップスを食べながら、

料理を注文すると、



こんなワゴンが登場。



これね、バター。

有塩バター、無塩バター、レモン風味のバターから選ぶと、




こんな形になってテーブルの上に



このバターはボルディエさん。

一時、フランスで一番おいしいバターなんて言われていた。

もちろん今もおいしいけれど。

大量生産するようになって、味が落ちたんじゃないか、なんて言われるけれど。

こうやってスペクタクルな感じで出されると、やっぱりおいしく感じちゃう





今、一番おいしいって言われているバターは、また今度ご紹介するとして。



パンは3種類。



フォカッチャ風、




パン・ド・カンパーニュ、

あと、バゲットを食べたのに、写真、撮り忘れた




プラス、



グリッシーニ



バターとは別に、



オリーブオイルとバルサミコ酢。

これ、ダイエット中の方や、日本人にはうれしいんじゃないかな





ゴードン・ラムゼイさんのレストランのキッチンを預かるシェフはイタリア人。

このシェフも面白い経歴で。

初めてラムゼイさんの調理場に入ったのは、なんと、洗い場さんとして



そこから調理場に移動して。

それが今では、2つ星の、このレストランのシェフだっていうんだから



イギリスとイタリアと、そしてフランスの良いトコどりなテーブル




アミューズ・ブーシュ、先付けに出てきたのは、



アボカドと温泉卵(風)に、イベリコ豚の燻製。



前菜のフォア・グラは、



ブッフ・ブルギニヨン(フランスの郷土料理の牛の煮込み)と一緒に

アクセントは、イギリスで取れるフルール・ド・セル(大きな粒のお塩)




フォア・グラに添えられたブリオッシュも絶妙





トリュフ風味のリゾットに、





ラビオリ。





メインは鴨



この鴨の付け合せ、

『このお皿の上のもの、全部食べてくださいね~

って、



根っこまで、だそうですヨ。

しっかり頂いた。

食感が面白い



さて、デザートは




メインのデザートの前に、



お口直しのアイス、パッション・フルーツ味。




で、



イル・フロタント。

フランスの、昔からある、メレンゲとバニラのソースのデザートなんだけれど。



おいしい。



しかし、

ここにも、



パッション・フルーツ…。



かぶってない方が良かったなぁ




食後のコーヒーと一緒に、



トリュフショコラ。




大きな窓からは、開放的な緑の空間



スーさんが、

『ここ、良いねぇ。

メインの食材が足りなくなったら、いつでも取りに行ける

って、

目の前の牧場の羊さんたちを見つめるスーさん



オイオイ




フランスは、4月が観光シーズンの始まりともいえる。

(1月後半から3月がオフシーズン)



本当は晩ご飯に来たかったんだけれど、1週間前に予約をしようと思ったら満席で

それでお昼に来たんだけれど。

お昼はお昼で、素敵な時間を過ごした

夜食

2013年04月07日 | 外食 レストランとか
金曜日の夜の話。



仕事が終わったのが、深夜1時過ぎ




そんな時に、

『どうらく人の、壮行会をしよう

なんて言い始めた輩が



あ、パリマラソンのね。



私の部署の同僚は、私以外全員男。

そうなると、





深夜だろうが、ワインのお供は、肉 



最近、生肉(“牛肉のタルタル”なる、牛の生肉をミンチにして味付けしたもの・先日、ミニパレでも食べたばかり)を選ぶ率が高い私は、何かに飢えているのか 

ちなみに、参加メンバー(部署内ほぼ全員)のうち、私はトップ3に入る食欲の持ち主でもある。

あ、トップと2位を抜く事は、私には出来そうもない

1人はねぇ、細身なのに底なしに食べるからねぇ。

若いって凄いねぇ。

私も、昔はああだった




日本では、居酒屋さんで“飲んで”、“食べる”のは普通の事。

でも、フランスでは、“バー、もしくはカフェで飲む”のと、“食事する”のは別。

別部署のみんなと飲むと、アルコールにシャルキュトリー(ハムの盛り合わせみたいなの)とナッツだけ。。。

みたいな事になる



あぁ、こういう日くらい、ゆっくり、早く、寝たかった

MINIPALAIS ミニパレ

2013年04月05日 | 外食 レストランとか
パリの真ん中付近にあるグラン・パレ。

1900年のパリ万博のために建てられたステキな建物。



今は、展示会場、美術館としてよく使われる。

同時に、いろんな展示会やら美術展を開催する事もあって、入り口がたくさん(笑)

正面入り口、と、反対側にも正面っぽい入り口

シャンゼリゼ通り側の入り口に、セーヌ川側にも。。。



その、セーヌ川側の入り口に、



MINIPALAIS ミニパレなるお食事処がある



お昼時はレストラン、

お昼を過ぎればラウンジとして、

夜はバー。

午前10時から、夜は深夜2時まで営業している、ステキ空間




クラシックな建物の中にある、



モダンな空間。






シャルキュトリーをつまみながら、ワインを一杯。



ちょっと贅沢に、



フォアグラと甘~い白ワイン。





ガツっとしっかりお食事も。





〆は、やっぱり、おいしいデザート



エリック・フレションさんという、ステキなシェフが監修するお料理。

選択の幅は少ないものの(バーがメインだから、それは当然)、どれを選んでも、“ハズレ”はない



毎日営業の便利アドレス



あったかくなったら、テラスでお茶も楽しめる

HOTEL PLAZA ATHENEE ホテル・プラザ・アテネ

2013年03月21日 | 外食 レストランとか
ずっと行きたかった、

“Petit Dejeuner 朝食”を食べに



HOTEL PLAZA ATHENEE ホテル・プラザ・アテネさんの、朝食




私たちが選んだのは、プラザ・アテネさんのメインダイニングの朝食。

サロン・ド・テのスペースでも、簡単な朝食が食べられるけれど。

どうせ行くなら、普段、3ツ星の料理が提供されるメインダイニングで食べたいじゃないか




席に着くと、







たっぷりのヴィエノワズリー(クロワッサンとか、パン・オ・ショコラみたいな菓子パン)がお出迎え

フルーツジュースと暖かい飲み物を選んで。



最初は、シリアル。

あ、写真撮るの忘れた



お次は、



卵料理

私はオムレツをお願いして。

具は好きなものを選べるんだけれど。

『あなたのオムレツ、なんてステキなんでしょう

って、持ってきて頂いたギャルソン(サービスマン)さんに笑われちゃうくらい、欲張っちゃった

だって、ハム、入りきらなくて付け合せにされちゃっているし



しかも、おしゃべりに夢中で、



うっかり、お願いしたトースト、食べるの忘れたー



イヤイヤ、

そんな事、心配する必要は無かった




なんか、











いっぱい、



サービスされたー



全てが、おいしい



ヴィエノワズリーも、

オムレツも、

私がお願いしたアールグレイティーも、友人が頼んだダージリンも。

さすが、プラザ・アテネ

最高のおいしさ



そして、見た目の美しさ



9時の予約で

12時まで、“朝食”を食べた私たち

なんて至福な時間を過ごしたんでしょう

Crepe クレープ

2013年01月15日 | 外食 レストランとか
さて



ここはどこか?




フランスっぽくない内装だけど、



クレープリー




クレープっていうと、おやつ? デザート? なイメージだけれど。

フランスでは、“食事”にも、“デザート”にもなる





そば粉で出来たクレープの生地に、

卵にベーコンにきのこ。

フランスの北、ブルターニュ地方名物のお食事クレープ




デザートには、



小麦粉で出来たクレープに、りんごとキャラメル、バニラのアイスを添えて




スーさんは、



生クリームたっぷり、バナナ味



簡単、おいしいクレープリーでの晩ご飯。

あ、今年最初の外食だ

La viande 肉

2013年01月06日 | 外食 レストランとか
年末の、スーさんの実家の話にまた戻り…




とある、義弟の友人のレストランに行ったお話。




スーさんの地元は、“これ”っていう名産は無い。

しかし、おいしいものを作っている農家さん、生産者さんがたっくさん

これは、パリにいたんじゃ見付ける事は出来ない

テレビにも、雑誌にも載らないおいしいものが、フランスにはまだまだたくさんある




で、

このレストランは、牛肉専門レストラン



生肉、生魚、生卵なんて食べないフランス人。

保守的な田舎なら尚更。



なのに、イチオシ前菜“シェフのサラダ”が、



生肉のサラダ



お~いしー



私はメインに、



アントルコート



スーさんは、



肉厚バーガー

その辺のハンバーガーとは格が違う


義弟は、



コート

この写真では分かりづらいけれど。

肉厚、5cm以上

迫力満点




肉といえば、



赤ワイン

これね、おいしい

ワインの値段と味は比例しないと考える私。

このお安さでコレなら、毎日飲んじゃうだろうなぁ




テクニックを駆使したレストランも素敵だし。

こういう、素材重視のレストランも魅力的



ここのオーナー兼シェフさんは、

『僕は料理人じゃないよ。

どっちかって言ったら、ブーシュリー(街のお肉屋さん)に近い仕事。

で、最後に火を入れるだけ

自分が納得出来る仕事が出来たら、肩書きなんてどうでもいいみたい





テレビや雑誌で、料理&パティシエブームなフランス。

大変な仕事だけに、たくさんの人に興味を持ってもらえるのはうれしい事だけれど。

見た目の華やかさから、もう1歩、踏み込んだ所も、見て欲しいかも。



あー、それにしても、おいしかった

Restaurant Sot l'y laisse レストラン・ソ・リ・レス

2012年12月11日 | 外食 レストランとか
ずっとね、オープンしてから行きたかったレストラン、

Restaurant Sot l'y laisse レストラン・ソリレスさん に行って来た




パリの下町にオープンしたソ・リ・レスさん。

日本のポール・ボキューズでシェフを務めた日本人シェフと、その奥様のレストラン。







前菜にフォア・グラと、



メインは鴨。


デザートは、話に夢中で写真を撮るの、忘れちゃった



シンプル。

で、

おいしい




30席あるレストラン。

満席御礼で。



対するスタッフの皆さんは、シェフ、マダムともう1人の3人のみ

提供時間は、若干長かったものの。




今回は、以前一緒に働いていた方の一時帰国送別会。

もうね、

“おしゃべり大会” 



マダムが、

『時間がかかっちゃってごめんなさい』

って、申し訳なさそうに言ってくださるけれど。

『その分、たくさんおしゃべりできますから』

なんて



おいしい料理、温かいサービス、そして、楽しい仲間達

ステキなソワレ(夜のお楽しみ)を過ごした



我が家からも、歩いて行ける距離。

ソ・リ・レスさん、またうかがいたい



あ、“ソ・リ・レス”っていう名前、不思議な名前なんだけれど。

“へ~、これ、フランス語だったんだぁ”

って思っちゃった。

Cuisine terroir 地方料理

2012年12月08日 | 外食 レストランとか
何せ、クレモン・フェランで時間にゆとりがあったのは日曜日のみ。

ほとんどのお店もレストランも閉まっている



地元の観光局で聞いた、唯一開いている郷土料理屋さんでお昼ご飯







テーブルクロスの上の、ランチシートがかわいい




スーさんは、



前菜に、地元のシャルキュトリー(肉加工品)。


私は、



郷土料理のTruffade トリュファード。

ジャガイモとベーコンとチーズのお料理


メインは、



これまた郷土料理のAligot アリゴを選んだスーさんと、


私は、





 





Pansette de Gerzat 牛の胃袋の詰め物



実はスーさん、こういう、香りの強い料理が苦手で

外食した時にしか、私、食べられないんでね。



(実は、これを注文した時、お姉さんが、

『この料理がどんなものか、分かって注文してる?』

と、確認してきた位独特な香り(スーさんにとっては“臭い”…)がする)




さすがに、肉づくしでお腹がいっぱいになったので、





デザートは、軽めに



久しぶりに食べた、シンプルで、おいしい郷土料理。

今度行ったら、今回食べ残したあの料理も食べたいなぁ。。。

あ、あのレストランにも行ってみたい

Le beurre noisette ル・ブール・ノワゼット

2012年10月17日 | 外食 レストランとか
特別な日の食事でもない限り、レストランの予約を1ヶ月以上前にするって、私、なかなか出来ないんだけれど…。




ふと、時間が出来たので、スーさんと晩ご飯を食べにレストランへ行こうとなり。

行きたいレストランに予約の電話をすると

4件のレストランに、満席で断られ

5件目にして、やっと席が確保できた




それが、



Le beurre noisette ル・ブール・ノワゼットさん








ここは、パリの、典型的なビストロ。

シェフは、三ツ星レストランなんかで経験を重ねてきた方





スーさんと2人、白ワインをそれぞれグラスで頼んだら



そのワインに合った温度で管理されていた

スーさんのワインは、少し冷たい、ワインセラーの温度。

私のは、しっかり冷えた、冷蔵庫管理。






スーさんの、フォアグラの入ったスープに、




私のうなぎとフォアグラのパテ。



メインは、



子豚を選んだスーさんと、




私は、ウサギ。

フランスで、ウサギは一般的な食材なので、あしからず


付け合せに、



白いんげんのピュレがたっぷり



も、ね、

全てが激ウマ



冬の訪れを、肌でヒシヒシと感じるようになってきたパリ。

こういうしっかりした料理が食べたくなる季節。



感じの良いサービスの皆さんに、ふらっと食事にくる事の出来る雰囲気。

そして、このお値段で、本当に大満足の量とお味









デザートと、





コーヒーを頼んで。

あぁ、幸せ




あ、前菜+メイン+デザートで35ユーロ。

夜でこのお値段




関係ないんだけれどね。

やっと、タンスやドレッサーの衣替えを終えた私。

私の冬物を見て、びっくり



私、ニットって、毎回クリーニングに出さなくちゃいけないから好きじゃないのに…、

私、頭が大きくて、タートルネックが似合わないのに…、

ノースリーブの、ニットのタートルが5着

…なんで…