のら猫の三文小説

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新しい子猫たち No.982

2016-12-04 00:00:21 | 新しい子猫たち 

神幸は、馬鹿ではなかった。神一は何も言わなかったが、神幸の下半身の問題も知っている、金で解決してくれた事もあった。神太郎や正子の財産資産は膨大なのだった。そして神太郎は基本的に何でも知っている。神太郎の影響が強い証券会社の調査部は凄い調査能力を持っている。そしてジブの管理もどこまで知っているかは判らない程知っているのに違いない。


 


全てを考えると 今は、実る程頭の垂れる稲穂かなの気持で、低姿勢で跡継ぎの奴のシートリリーフの積りで対応しないといけない。


 


ただ政権に就くと 前の総理のやっていた事も分かってきた、こんなことまでやっていたと思いながら、クリーンにしていった。前総理にも大変だよとこぼした事もあった。


 


ただ陽太にしても、跡継ぎの奴はいつまで経っても昔のクリーンな青年と見ている節があった。アイツはなかなか裏も知っている。腹心の奴もそこは考えていて、裏の仕事はすべて面倒を見て、腹心自体も跡継ぎの奴のイメージを維持する事に苦心しているようだった。


 


なんといっても リトルホワイトの頭は凄い。アイツが跡継ぎの奴の面倒を見ているのが怖い。腹心の奴を官房長官にさせた陽太の考えは凄い、アイツは時々リトルホワイトの所に行っているようだった。リトルホワイトは今やどこまで知っているかワカラン猫になってしまった。迂闊な事は出来ない。昔の陽太を彷彿させる猫になった。


 


 


 


 



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