のら猫の三文小説

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新しい子猫たち No.321

2014-12-08 19:15:14 | 新しい子猫たち 

リトルチャの相場復帰 その2





リトルトリルチャの相場活動は制限されていたが、為替とか債券そしデリバティブなどの分野そして商品相場でも運用自由の時などを狙って 取引していた、ただ運用金額は昔から考えると、比較にならない程少ないものだった。損した時のダメージが出ないように考えたものだったが、儲けも昔と比べると少ないものの、運用利益率は維持していた。



リトルトリルチャは、リトルチャのように神も驚く儲けはしないものの、コツコツと儲けるスタイルだった。



リトルチャは元気になって組織をみると、集団指導体制ができあがっていた。リトルチャは大局的な事、大切な事だけを判断して、他の事は任せる事にした、つまり普段は暇になった。



リトルリトルチャの運用額は少ないので、リトルファイナンシャルの社長に言って、自分の小遣い銭を出させて、それで運用する事にした、リトルリトルチャと相談しながら運用した、今はナンダカンダと制約は多く、セコイ儲けには元々関心もないので運用回数は非常に少ないものの、リトルチャが運用するとごっそりと儲けていた。



そうしていると、二人の老人たちが敷地にやってきた。二人の老人たちは、リトルチャと話しながら、時々相場取引をした。ただ、二人とも、イギリスとブラジル、ニューヨークの運用会社を使って取引していた。税金対策が二人の運用会社ではしっかりとしていた。



税金とか云われても、もう死ぬような歳になっていて、完全に自分の感性だけでも取引もしたくなった、二人の年寄りは自分たちの世話役みたいに会社が東京にできる事を知って、その会社とリトルキャットファイナンシャルの合弁会社をジブシティー内に作り、それが取引するように、リトルキャットファイナンシャルの社長と話した。



二人の年寄りの東京事務所は東京にある筈がいつのまにか、ジブシティーに出来ていた。ジブシティーが地下開発して、建物を高層化して、優先的にジブトラストが空き室を多く確保して、それを分けてもらっていた。



二人の年寄りたちも、豪華マンションをジブシティー内にも持っていた。ただ普通は敷地内にいた。やはり、魔法は敷地内が特別と思っていた。



ただ自分の家があると、ガラクタいや家具や荷物などは、そこに置く事ができたのだった。



リトルチャの相場活動は復活していた。



しかし、まだ組織の全体の指揮もとらないといけないので、取引頻度は落ちていた、二人の年寄りたちもムラケもあるし、チャンスでないと取引もしないので、リトルトリルチャとも話する事の方が多かった。



二人の合弁会社でも多少の社員は雇っていた。二人の年寄りたちは儲ける時はごっそりと儲けたので、金には困らないものの、年寄りがのんびりしている時にはそいつらは遊んでいる訳にはいかず、リトルリトルチャの下請けみたいな相場活動を少しはした。セコセコ儲ける為替とか債券取引をしていた。


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