戯れに初めて見た、のんきのメンタルクリニック。とりあえず、この第4回が最終回です。
よければ、第1回から順番に見てみてくださいね。
第1回 のんきのメンタルクリニック (*´∀`*)
第2回 のんきのメンタルクリニック (*´∀`*)
第3回 のんきのメンタルクリニック(*´∀`*)
第1回が、「こころの問題と経済問題の類似点」
第2回が、「感情のブレイクダウン」と「『対象』からみる腹を立てない方法」
第3回が、「『感情』からみる腹を立てない方法」
となっています。
最終回となる今回は、「思考」から見る「腹を立てない方法」がテーマです。
「対象」からみると、この対象そのものを「ブレイクダウン」すること。問題を分析することで腹を立てずに済むことができるとお伝えしました。
「感情」からみると、「無意識」を意識的に行うこと。このことによって、無意識に沸き起こってくる怒りの感情に気づくことができる、とお伝えしました。
それでは、最後。「思考」からみると、一体どのような方法を用いれば腹を立てずに済むことができるのでしょう。
では、少しさかのぼって、そもそも「腹を立てる」ことは悪いことなのかどうか。
第2回でお伝えしましたね。「この選択肢は自分にとってメリットがないばかりか、却って双方の感情を傷つけあってしまい、逆にデメリットしかない、そんな選択肢と言える」と。
ですが、第3回でこのようにもお伝えしました。
「実は、『感情』って、人間の根源から沸き起こる、意識的にとめることができない、無意識の感覚のことを言うのです。
つまり、人間が『腹を立てる』という感覚を持つことをとめることは、すなわち『不可能』だということになります。」
と。そして、「感情が、『無意識』のうちに沸き起こらないようにすればよい」と。だけど、本当はそこまでできる人って、「悟り」のレベルまで達した人だとのんきは思うのです。
そう。「沸き起こってくる」ことは仕方がないのです。本当に大切なのは、自分の中に起こる「怒り」の感情に、より早い段階で気づくこと。
そして、本当に問題なのは、怒りの感情が沸き起こっていることに気づかず、これを継続していることにあるのです。
中には、怒りの感情が沸き起こっていることに気づいていながら、腹を立て続けている人もいます。
そう。「思考」の側面からみる「腹を立てない方法」とは、怒りの感情に気づいた時点で、「自らの意思」で腹を立てるのをやめることなのです。
実は、よくも悪くも、また無意識であるか意識的であるかは兎も角として、「腹が立つ」ということは、結局自ら「腹を立てる」ということを決めていることになるのです。
人はパニックになると、自分の考え方を整理して判断することができなくなり、ごちゃごちゃになって、冷静な判断を行うことができなくなってしまいます。
パニックから自らを解き放つもっとも楽な方法は、これを言葉に出して誰かに伝えること。言葉にしている段階で、自らその音を聞いていますから、言葉にすることで、自ら気づいて
いない、意外な事実に気づくこともよくあります。
何より、「言葉にする」ということは、自らの考え方を整理している、ということに他なりません。とくに、これを自分以外の第三者(第二者=腹を立てる対象ではありません)に伝える
ということは、おのずと「わかりやすく」伝えようとしますから、問題ごとを、きちんと自分の頭で考えて整理しようとします。
さて。この、「思考」からみる「腹を立てない方法」。
実は段階が3段階あります。
第1段階は、怒りの感情に気づいた時点で腹を立てることを、「自らの意思」でやめる。
ですが、どんな冷静な人間でも、100%これを行うことは実際不可能でしょう。
そこで、第2段階として自分の考え方を第三者に伝えることで、「自ら考え方を整理する」。
「対象」は客観的にみることができますから、自らの意思で「ブレイクダウン」することはそれほど難しいことではありません。ところが、我が事となると、そう簡単にはいきません。
だからこそ、「言葉に出す」ことが必要なのです。
ですが、言葉にしたからと言って、これが簡単に整理できるか、というと、これにもやはり限界があるのです。
そこで、第3段階として、「第三者に自らの考えを整理してもらう」。
この、第3段階の役割を担う人がいわゆる「カウンセラー」に相当します。必ずしもカウンセラーである必要はないのですが、のんきも、この第3段階に相当する活動を行っています。
この、「第三者」の役割を行える人間の資質は、「のんきのメンタルクリニック」で登場した、「感情のブレイクダウン」「対象のブレイクダウン」「無意識の意識化」を、自らに対して
ある程度のレベルまで行えることが条件だとのんきは思います。
この資質を持った人が、「第三者」の役割を担うと、自らが有していない「無意識」や「対象」、「感情」に頻繁に向き合うこととなります。第三者役を頻繁に担っていると、やがて
「自ら」を「対象」としたブレイクダウンが、自らに対して行えるようになります。
つまり、自分の考え方を自分自身で整理整頓することができるようになるのです。
いわゆる「自己洞察」というやつですね。
とはいえ。やはり「第三者」にいてもらうことは、そうはいってもとても楽になれます。やっぱり第三者に対いて自分自身の問題を開示すると、不意に忘れていたことを思い出したり、
自ら気づいていないことに気づくことができたり・・・。感情の整理をするうえでは、本当に役にたちます。
今回は、「怒り」の感情についてお話をしてみましたが、これらのことは、「怒り」だけでなく、「悲しみ」や「苦しみ」など、さまざまなネガティブな感情に対して応用できるはずです。
ぜひ、感情が迷路に迷い込んだときは、この方法をおためしあれ。
まあ、黙ってじっと話を聞いてくれる人がいることが条件になるんだけどね。
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最終回となる今回は、「思考」から見る「腹を立てない方法」がテーマです。
「対象」からみると、この対象そのものを「ブレイクダウン」すること。問題を分析することで腹を立てずに済むことができるとお伝えしました。
「感情」からみると、「無意識」を意識的に行うこと。このことによって、無意識に沸き起こってくる怒りの感情に気づくことができる、とお伝えしました。
それでは、最後。「思考」からみると、一体どのような方法を用いれば腹を立てずに済むことができるのでしょう。
では、少しさかのぼって、そもそも「腹を立てる」ことは悪いことなのかどうか。
第2回でお伝えしましたね。「この選択肢は自分にとってメリットがないばかりか、却って双方の感情を傷つけあってしまい、逆にデメリットしかない、そんな選択肢と言える」と。
ですが、第3回でこのようにもお伝えしました。
「実は、『感情』って、人間の根源から沸き起こる、意識的にとめることができない、無意識の感覚のことを言うのです。
つまり、人間が『腹を立てる』という感覚を持つことをとめることは、すなわち『不可能』だということになります。」
と。そして、「感情が、『無意識』のうちに沸き起こらないようにすればよい」と。だけど、本当はそこまでできる人って、「悟り」のレベルまで達した人だとのんきは思うのです。
そう。「沸き起こってくる」ことは仕方がないのです。本当に大切なのは、自分の中に起こる「怒り」の感情に、より早い段階で気づくこと。
そして、本当に問題なのは、怒りの感情が沸き起こっていることに気づかず、これを継続していることにあるのです。
中には、怒りの感情が沸き起こっていることに気づいていながら、腹を立て続けている人もいます。
そう。「思考」の側面からみる「腹を立てない方法」とは、怒りの感情に気づいた時点で、「自らの意思」で腹を立てるのをやめることなのです。
実は、よくも悪くも、また無意識であるか意識的であるかは兎も角として、「腹が立つ」ということは、結局自ら「腹を立てる」ということを決めていることになるのです。
人はパニックになると、自分の考え方を整理して判断することができなくなり、ごちゃごちゃになって、冷静な判断を行うことができなくなってしまいます。
パニックから自らを解き放つもっとも楽な方法は、これを言葉に出して誰かに伝えること。言葉にしている段階で、自らその音を聞いていますから、言葉にすることで、自ら気づいて
いない、意外な事実に気づくこともよくあります。
何より、「言葉にする」ということは、自らの考え方を整理している、ということに他なりません。とくに、これを自分以外の第三者(第二者=腹を立てる対象ではありません)に伝える
ということは、おのずと「わかりやすく」伝えようとしますから、問題ごとを、きちんと自分の頭で考えて整理しようとします。
さて。この、「思考」からみる「腹を立てない方法」。
実は段階が3段階あります。
第1段階は、怒りの感情に気づいた時点で腹を立てることを、「自らの意思」でやめる。
ですが、どんな冷静な人間でも、100%これを行うことは実際不可能でしょう。
そこで、第2段階として自分の考え方を第三者に伝えることで、「自ら考え方を整理する」。
「対象」は客観的にみることができますから、自らの意思で「ブレイクダウン」することはそれほど難しいことではありません。ところが、我が事となると、そう簡単にはいきません。
だからこそ、「言葉に出す」ことが必要なのです。
ですが、言葉にしたからと言って、これが簡単に整理できるか、というと、これにもやはり限界があるのです。
そこで、第3段階として、「第三者に自らの考えを整理してもらう」。
この、第3段階の役割を担う人がいわゆる「カウンセラー」に相当します。必ずしもカウンセラーである必要はないのですが、のんきも、この第3段階に相当する活動を行っています。
この、「第三者」の役割を行える人間の資質は、「のんきのメンタルクリニック」で登場した、「感情のブレイクダウン」「対象のブレイクダウン」「無意識の意識化」を、自らに対して
ある程度のレベルまで行えることが条件だとのんきは思います。
この資質を持った人が、「第三者」の役割を担うと、自らが有していない「無意識」や「対象」、「感情」に頻繁に向き合うこととなります。第三者役を頻繁に担っていると、やがて
「自ら」を「対象」としたブレイクダウンが、自らに対して行えるようになります。
つまり、自分の考え方を自分自身で整理整頓することができるようになるのです。
いわゆる「自己洞察」というやつですね。
とはいえ。やはり「第三者」にいてもらうことは、そうはいってもとても楽になれます。やっぱり第三者に対いて自分自身の問題を開示すると、不意に忘れていたことを思い出したり、
自ら気づいていないことに気づくことができたり・・・。感情の整理をするうえでは、本当に役にたちます。
今回は、「怒り」の感情についてお話をしてみましたが、これらのことは、「怒り」だけでなく、「悲しみ」や「苦しみ」など、さまざまなネガティブな感情に対して応用できるはずです。
ぜひ、感情が迷路に迷い込んだときは、この方法をおためしあれ。
まあ、黙ってじっと話を聞いてくれる人がいることが条件になるんだけどね。
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