忙しいほうがいい。でも本当は・・・

時間が止まってしまうと、いろんなことを
考えてしまいます。
だから忙しいほうがいい。

でも、本当は・・・

顕在化する問題として~民主党政治の弊害~

2010-09-20 22:11:03 | のんき的時事問題
どうだろう。のんきはしばらく政治問題に対して発言をしてきませんでした。

ちょうど民主党の代表選が行われる直前くらいから。

書こうと思えばかける時期もあったのですが・・・なんだかむなしさを感じまして。


改めてのんきの政治スタンスをお伝えしますと、バブル崩壊後、1990年代の政治については否定的です。とくに橋本龍太郎内閣についてはそうです。
唯一、小渕内閣を評価していて(森内閣も本当は評価してもよかったのだろうか、と今は思っています)、続く小泉内閣には否定的です。

ですが、その後、「安倍」「福田」「麻生」と続く3内閣に関しては、評価しています。中でも特に「麻生内閣」に関しては、のんきは自らを「麻生派」だと自認するほどに
評価しています。

これはのんきのブログをず~っと呼んでくださる方にはお分かりのことと思います。

だからこそ、これを中断させ、左翼マスコミとグルになって麻生政権を潰した民主党には非常に腹が立つわけです。

だからのんきは一貫して民主党政権を批判してきたかと思います。案の定・・・というのもおこがましいほどに想像通りに鳩山内閣、菅内閣はとても国のハンドルを握る内閣とは
思えないほどにその無能ぶりを露呈し続けました。

仮にTOPがそうだったとしても、中に有能な議員が混じっていればまだよし。ところがこの民主党内閣というものは、そろいもそろって無能者ばかり。このことが、もう国の尻に
火をつけるほどに大変な事態を巻き起こしつつあることはもう多くの国民が認識している通りだと思います。

それでもまだ「民主党を支持する」という連中には、のんきを論破できるほどのの具体的なその事由を問いただしてみたいほどです。
では、「麻生内閣はだめだ」と言い続けた連中に、現状と比較して、その根拠を改めて問いただしたいと思うほどです。

菅直人はまるで民主党政治を体現するかのような人物です。自分たちの根幹となる指針がないにも関わらず、そう。各セクションで「巨大ブーメラン」とまで揶揄されるほどの論調
を繰り返し、具体的な政策は一切示さない。示さないどころか、素人が考えてもわかるほどの政治的危機を放置し、鳩山内閣ともども事態を悪化させることしかしない。

その代表的なものが「普天間問題」であり、「口蹄疫問題」であり、「円高問題」です。

小泉時代の政治しか批判する頭を持たないのに、「自民党は悪い」と言い続ける。

「今の政治についてどうか」と聞かれると「10年前の政治は・・・」としか答えない。
自分がその10年前の政治を再び繰り返していることにすら気づかない。竹中批判を行いながら、自ら竹中平蔵と同じ経済政策を口にする。

挙句の果てに自分が選挙で大敗すると、急に手のひらを返したかのようにして自民党政策にすりより、自民党支持者を取り込もうとする。

「菅直人V.S.小沢一郎」
まるで歴史的一大事でもあるかのようにこの争いは繰り広げられていました。

ですが、一体国民のうち、どのくらいの人間が気づいていたのでしょう。「小沢一郎」が主張していたことは、政権交代直前の麻生内閣と同じ主張であったということを。
だけど、きっと小沢支持者に聞いたところで、それは認めようとしないでしょう。

小沢一郎は、麻生太郎元首相がしようとしてきたことを、ことごとく(しかも明確な理由なく)否定し、リーマンショックから脱却するために必要な緊急性のある政策、法案の成立を
先延ばしし、国益を損ね続けたんです。

その自らが理由もなく否定し続けた麻生政策と類似した主張を唱え、菅直人と戦ったのです。やつは。

鳩山政権から続く菅内閣は、理由もなく、「自民党政治だから」という理由で麻生政策を批判し、アンチテーゼとして誕生した政権です。
であれば、菅内閣をつぶして政権を手にしようとすれば、それほど難しいことはありません。「菅内閣」のアンチテーゼを主張すれば、これほど明確な主張はありません。

アンチテーゼのアンチテーゼですから、当然麻生内閣の政策と小沢政策は似通ってくるのです。

そして国民の多くは気づいていました。すでに民主党内閣の政策など、屁の突っ張りにもならないことを。だからこそ、小沢一郎はあれほどの票数を結果、獲得することとなったのです。

のんきだってそうです。菅か小沢かと言われれば、絶対に小沢です。なぜなら主張が麻生内閣と酷似している上、少なくとも政治を動かす力を持った男は菅直人より小沢一郎だから。
菅にせよ、小沢にせよ、どうせ日本国民より中韓にすりよるような政治を行うのですから、その中でどちらがベターかと言われれば小沢一郎でした。

菅はそれほどに無能すぎるのです。とくに経済政策に対して。

ですが、であればなぜ、小沢は麻生内閣をつぶしにかかっていたんだ。そこに一番腹がたちます。自分の政策であれば正論を述べるのに、人の意見だと正しかろうが誤っていようがとにかく
潰す。とても国民の方を向いている人物だとは思えません。


民主党が政権についたことは、すでに日本に対して余りに深刻すぎる問題を撒き越しました。それは、「外交問題」。

円高は経済問題のように見えますが、これは明らかな「外交問題」。菅が経済対策を打たないことがはっきりしたから、付け込まれた。なめられた。それがこの超円高です。

82円台と、実に15年ぶりの水準の円高をもたらし、その上で突然為替介入を行い、たかが85円の水準に戻した程度で、「おれたちはすげえことをした」とでも言いたげな顔をされても
困ります。

遅すぎるんです。あまりに。

そして、今回の「尖閣問題」。それ以前にもさまざまな問題がありましたよね。北朝鮮による韓国船の爆撃。中国戦闘機による日本への挑発。

どの段階でも民主党内閣は明確な手を打とうとしなかった。
尖閣問題だって、突然起きた話じゃありません。話によれば、すでに200隻にもぼる中国船籍のトロール船が頻繁に出入りしていたというではありませんか。
そのうえで、一隻のトロール船が海上保安庁の艦船に対して故意に衝突してきた。だから海上保安庁は逮捕した。

にもかかわらず、このことを中国政府はわびることすらしない。それどころか日本に対して制裁を行うという。

それもこれも、民主党が中国に対して、「すりよる」ような政策ばかり行ってきたからです。なめられてんですよ。
いや。それもわかりきってきたこと。民主党が政権の座に就く前から、やつらが中国にすりよるような政策をとることなど、容易に想像できたこと。


それでも麻生政策を批判する人間は後を絶たない。それでも「政権交代は正しかった」と主張する。
かの衆議院選挙で民主党に票を投じた連中は、未だにその誤りを認めようとしない。




ですが、そんなのんきでも、今回の政権人事は一定の評価をしているんです。
「岡田外相」を「幹事長」に、「前原国交大臣」を「外務大臣」に、それぞれスライドさせた、その人事に対して、です。

その後任に人事がうんぬんは別問題として、山田農水大臣を更迭させ、また長妻厚労大臣を更迭させ、そして原口総務相を更迭させたこと。

この人事には、初めてのんきは「少しは見直してもよいかな」と感じました。

要は、今後、連中がどのような政治運営を行うのか。

とくに対中問題においては、その人事に前原さんを充てたことは、素直に評価したいと思います。

国を思い、日本国のための政治を行ってほしい。中国のため、韓国のためじゃなく、日本のため、日本人のための政治を。各論は別問題です。総論として、日本のための
政治を行ってほしい。


これからが本当の勝負だと思います。
もし、それでもまだ、同じことをするのであれば、もう民主党は終わりです。信頼をすることなどとてもできません。

前原さんにはがんばってほしい。見てますよ。今の外交問題にはあなたの意志の強さが必要です。
ですから、どうか「自民党憎し」ではない、本当に国民のための政治を行ってくださることを、のんきは願っています。


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