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忙しいほうがいい。でも本当は・・・

時間が止まってしまうと、いろんなことを
考えてしまいます。
だから忙しいほうがいい。

でも、本当は・・・

みんなでたたこうin愛媛2008

2008-10-26 22:20:14 | アトリエ素心居
以前にご紹介していましたが、今日、松山総合福祉センターで、「みんなでたたこう
in愛媛2008」が開催されました。アトリエ素心居がイベントの発案者なのですが、イベントそのものには、愛媛県全体から、かく地域で活動して
いる、様々な太鼓のグループが一同に会して、練習をつんできたダイナミックな
太鼓の演奏を披露してくれました。

ゲストの太鼓グループ以外は皆、知的な発達の遅れがあったり、視覚や聴覚にハン
ディを持っていたり、して、普段は共同作業所や授産施設などで働いている人たち
がほとんどです。

中には聴覚に障害がある人たちだけで構成させた、海外にも演奏に出掛けるほど
本格的な太鼓のグループもありました。

ちなみに、彼らもやってきていました


言わずと知れた、琉球国祭り太鼓さんです。



これは獅子舞いではありません。シーサーです。
シーサーが登場して、突然口を大きく開いて、噛み付くそぶりをみせたところ、
祭り太鼓さんと一緒になって踊っていた男の子がびっくりして、ダッシュで観客席
まで走り去りました。お客さん大笑いです。



これは、アトリエ素心居の太鼓グループである、「いってき太鼓」さんです。
正面で演奏している人の太鼓の動きに合わせて、迫力のある演奏を披露してくれま
した。



ちょっと見えにくいかもしれませんね。本当は、もう少し迫力が伝わってくる
写真もあるのですが、少し参加者の顔がはっきりと写りすぎていたりするので、
少しぼやけて見えるこの写真。
「みんなでたたこう」のなのごとく、全グループの演奏が終わり、参加した太鼓
グループの人みんなや、観客の一部の人などが混じって全員で太鼓と竹筒をたた
いている様子です。

とくにこの演奏に限っては、事前練習は一切行われておらず、ぶっつけ本番です。
ですが、指導者の指示に従って、太鼓と竹筒の競演は、実にすばらしいハーモニー
を奏でていました。ちょっとビックリです。

去年はねっこの会チャリティーコンサート
ガチンコになってしまい、残念ながら見に行くことは出来なかったのですが、今年
はバッチシ。見て、感じてきました。

一昨年に引き続いて2回目の参加ですが、一昨年以上に感動しました。/kaeru_fuku/}

どんな形でも、やっぱり音楽ってすばらしいですね。


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約束

2008-10-10 23:59:55 | アトリエ素心居
今日は2つ目の日記を書いてみます。

理由は2つ。一つは、ちょっと感動したことがあったから。
もう一つは、昨日の日記の約束を果たすため。

では、始まり始まり~ぱんぱかぱ~ん

今日は金曜日。のんきの日記の愛読者にはもう周知の事実だと勝手に
決め付けますが、アトリエ素心居に行く日でした。

別に意図したわけではないのですが、今日の話は、のんきの考える「神様」
についてでした。

「予言者」といわれる人の中に、「エドガー=ケイシー」という予言者が
います。彼は、最初は予言者ではありませんでした。彼は、医者がさじを
投げたような患者のすぐそばで眠り、夢を見て、寝言のようにしてその
人の怪我や病気の原因や治療法を言葉にしてつむぎ出す、という、お医者
さんのようなことをしていました。

そして、やがて彼は予言めいたことを口走るようになります。

その内容に関しては一番大きな予言が外れているので、ここでは割愛します
が、彼の予言の仕方は、夢の中で、宇宙の何処かにある図書館のような場所
へ行き、そこから未来のことが書かれた書物のようなものを取り出して、
それを読み上げるような方法です。

のんきは、「預言者」と呼ばれる人たちはみな、この図書館のようなところ
から情報を引き出せるような人たちだったのではないかと思っています。

この図書館に関しても、のんき的定義があるのですが、これはまた別の日記
で著すこととして、実は、この図書館のような存在こそ、即ち「神」なので
はないかと思っているのです。

図書館か、または石版、またはビデオ画像のようなもので、ここには将来起こ
ること、が既に記されているわけですから、多分、この図書館が現世に対して
特別な影響を与えることはできないと思うわけです。つまり、神は本来、無力
な存在なのではないか、と。ですから、仮に現世に対して特別な影響を与える
存在があるとしたら、それはあくまでも「人」であると。

と・・・。このネタでもまだまだ書きたいことはあるのですが、今日はこのネタ
に関しては、このあたりにして、少しだけ別の話をしてみたいと思います。

のんきが、この少年に対して(親御さんから)求められていることは、「ソー
シャルスキル」を身につけさせること。

まあ、彼に関わりあう大人たちを見ていると、彼が大人を拒否する理由も解る
気がするんですけどね。

彼は今日、のんきにこんな質問をしてきました。

「約束を破るってどう思う?」

と。感情的ではなく、冷静に問いかけてきました。つまり、「約束を破る
大人がいることをどう思うか」という質問です。

実は、のんきは彼からそういった類の質問が出てくるのをずっと待ってい
ました。彼は頭もいいし、自己主張もしっかりとできる人間です。

けれども、周りを「受け入れる」能力が極端に欠落しています。彼がそう
いう質問をしてくる、ということは、彼の周囲に、彼と交わした約束を
守らない人がいる、ということです。

「約束」は、本来守るべきものです。約束をするということは、相手はその
約束に対して期待しますし、守ってもらえなければ相応のショックも受ける
わけです。ですが、よほど重要な(重要さの度合いも人相応ですが)約束
でなければ、その全ての約束に対して期待しすぎてしまうと、相手もしん
どいでしょうし、こちら側も破られた約束に対して、いちいち腹を立てなけれ
ばなりません。

そもそも、「約束」は本来破られる可能性のあるものなのです。大切なのは、
破られたあと、それに対してどのように対応していくか、です。

その発想がなければ、何時までも相手に対して腹を立てたまま、次の行動へ
移ることができませんし、先に進むことができません。

こちらから彼にそれを伝えようとすると、彼はそれを拒否します。ですが、
今回は彼から求めてきた回答です。

多分。彼のこころに届いたと思うのですが・・・。少しずつ、自分らしさを
失わずに、身につけてほしいな、と思っています。


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クイズです

2008-09-27 02:13:00 | アトリエ素心居
今日は金曜日。のんきがアトリエ素心居へ行く日です。

朝目を覚ますと、何か体がだるい。夜更かししたせいもあるのですが、
すべては昨日のフットサルのせいです。
お陰で体中筋肉痛。とくに右半身が酷いです。

眠気も全く取れないので、アトリエ素心居へ行く前に寄った喫茶店で
爆睡。少年と将棋を指すための体力を補充していました。

今日の戦跡は4勝1敗。3勝しかしていない気がするんだけど、彼が
「4敗した」と言うので、ありがたく4勝したことにさせてもらい
ました。

終わった後、彼が素心居の代表の方に貸している映画のシナリオの
話になりました。話の内容は、映画の話から、のんきが好きな漫画や
アニメの話になりました。

というのも、彼はアニメのシナリオで、最終的に必ず主人公が勝利し、
敵が負ける(もしくは相打ちになる)というお決まりのパターンが好み
ではないらしく、そうではないものはないか、という話になり、それで
は、ということで、のんきのお気に入りのアニメを彼に紹介した、と
いうわけです。

で、そんな話の中で登場したコミック、「Q.E.D.」。のんきの日記の中
でも何度か紹介しましたが、どうやらこの「Q.E.D.」、ドラマ化される
ようです。

しかも日本放送協会で。そこで、ドラマ化決定を記念して、皆さまにこの
「Q.E.D.」よりクイズを出します。

「現在、1mの高さの木があるとします。1年目は1mの半分の1/2m、
2年目はその更に半分の1/4m、3年目はその半分の1/8m、・・・というよう
に、前の年に成長した半分の長さだけその木が成長し続けるとしてます。
さて質問です。1000年後、この木の高さは一体何メートルにまで成長して
いるでしょう」

答えは↓これ。
Q.E.D.―証明終了 (3) (月刊マガジンコミックス)
加藤 元浩
講談社

このアイテムの詳細を見る

答えを知り人は、講談社出版の「Q.E.D.-証明終了」3巻を買って調べ
ましょう

あ、知っている人とか、答えが解った人は、コメントで答えをバラすってのは
なしですよ。見つけ次第削除ですから
*******************************************************
みんなでたたこうin愛媛2008のチラシが出来上がりました。
お近くの方は(遠くの方も大歓迎です!!)ぜひお立ち寄りください
そうそう。最近、ブログでブログペットやグリムスくんを育て始めました。
皆さんもよければ参加してみてください。


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レポート

2008-09-13 02:48:05 | アトリエ素心居
レポート・・・といっても、僕が書いたレポートの話ではありません。

今日・・・といっても、もう昨日ですね。
14日のイベントの準備をしていて、こんな時間になりました。

昨日は金曜日。アトリエ素心居へ行く日でした。

少年と(参照:おそるべし!!好奇心)出会ったのは一昨年のこと。
季節は・・・良く覚えていません。当時は小学校6年だった彼も、今は
中2。

彼に会うため、昨日も素心居へ訪れました。出会った当時は、勉強に
対する関心も希薄で、文字も乱雑、何故丁寧に書かなければならないの
か、と言うことに対して関心を持たなかった彼です。

先週に出会ったとき、タイムマシンとブラックホールの話を伝えたの
ですが、この話が彼の好奇心をくすぐったのかもしれません。

僕は彼に宿題を出したわけでも何でもないんです。

「色々調べてきたから、後で見てね」

と、袋からなにやら用紙を取り出しました。彼が何を意図しているのか、
また何を袋に入れていたのか、知っていたわけではありません。
ですが、何となくぴんときました。

将棋を4局指し終わって、2勝2敗。最初はこま組みすらわからず、
駒と駒の影響のしあい方にも関心を示さなかった彼が、僕が教えた
駒組みをベースに、彼なりに勉強し、3年も経過しないうちに、今では
5局中、2局~3局は最低僕から勝利を奪うまでになりました。

と・・・。このこともすごいのですが、将棋を指し終わったあと、彼は袋
から4枚のレポート用紙を出しました。

彼が記してきていたのは、「宇宙の誕生」について、「地球の誕生」に
ついて、「生命の誕生」についての3つのレポートでした。

しかも、「漢字を覚えないから」という理由で、彼はそれをすべて手書き
でレポート用紙にまとめて書いてきていたのです。B4の用紙にびっしり
と。ボーダーのラインにきっちりと文字を収め、とても中学校では習わない
ような漢字も(多少誤りがあるものの)、きちんと漢字で記してきていた
のです。

しかも、これを朗読したのですが、各レポートに3つずつほどはわからない
漢字があったものの、すべて彼は辞書などを用いることなく、読みきったの
です。

であった頃の彼は、漢字の読みも、書きも、とても苦手だったはずなのです。

ちなみに、彼は学校へ登校することを小学4年の頃から拒否しています。
その彼が書き表したレポートだったのです。

正直、胸がジーンと揺れ動きました。書き記してある内容は、勿論インター
ネットを用いて調べた内容だとは思うのですが、既に中学校レベルのレポー
トではありませんでした。内容も、用いている漢字も、その読みの能力も。

現在も彼は学校へは行っていません。

何より、彼が自発的にこの行為を行ったということ。本当に感動しました。

僕が彼に教えてあげられることなど、たかが知れています。ですが、僕が
教えたことを元に、彼自身の好奇心から調べた内容は、絶対に彼の身になる
はずです。

「教育」の目的って、本当はここにあるんでしょうね・・・。


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おそるべし!! 好奇心

2008-09-05 23:42:55 | アトリエ素心居
「視点」でご紹介したように、僕は毎週金曜日、アトリエ素心居というところ
へ出入りしています。

目的は、のんきの日記の中にも時々登場する少年に会うこと。
彼は、とても頭の回転が早いので、時には大人ですらついていくことが難しく
なることがあります。

人間は、基本的に他者とのその関係性によって成り立っているのですが、この
考え方を習得するのに、案外多くの時間を必要とします。

勿論、大人になってもその境界線に気付けない人がたくさんいるのですが(僕
もまた、その一人かもしれません)、それがまだ精神的な発達の途中にある
少年であれば、その影響はとても大きなものがあるようです。

「自分がどう思うか」ということより、「相手がどう思っているのか」。
これを想像し、相手に合わせて自分の意見を加工していくのが、社会で生きて
ゆくために必要な能力であるように思います。

1から5までの過程があったとして、多くの人は、1から順番に物事を考えて
ゆきます。ですが、彼は1という現象から、2や3を飛ばして、簡単に4や
5を思いついてしまいます。ですが、それは彼が持っている能力であって誰も
が持っている能力ではありません。

ですから、彼は周りの人たちが彼の発想に追いつけないことに対して、フラ
ストレーションを感じてしまいます。

もちろん、まだ年齢は十代前半ですから、彼の発想が正しいかどうかはわか
りません。ですから、彼はその発想を検証する必要があるのです。
ですが、彼は既にその先にある答えを思いついていますから、この検証を
行うことを嫌がります。

ですから、彼の考え方と異なる考え方には、すべて「否」という解答を相手
に提示してしまいます。

一つの考え方を、他者に理解しやすくするために、相手が理解しやすい形に
加工する能力もまた必要な能力です。「水」という言葉が、時として水以外
のものをたとえるときにも用いられることがあるわけです・・・。
*****************************************************
タイムマシンからの3シリーズでお伝えしたような内容を、今日は彼に
話してみました。彼から提示された疑問は、

「ブラックホールの目」では正常な時間が流れていて、ブラックホールの外
でも正常な時間が流れているのに、どうしてそれぞれで違う時間が流れて
いるんだ、という疑問でした。
僕が思いつく限りの表現方法で、彼にその理由を説明したのですが、どの
内容も彼の中にある発想とは異なるものなので、どれも受け入れようとしま
せん。最後に、

「相対性理論と同じ発想だよ」

と伝えると、

「あ~、なるほど。そうか、それやったらわかる」

う~ん・・・僕が今まで懇切丁寧に行った説明は一体なんだったんだ・・・。
恐るべし中学生。

そうそう。では、その素心居より、イベントのご紹介を行っておきます。

『みんなでたたこうin愛媛2008-せかいにすみっこはありません-』

2008年10月26日(日曜)13時開演。場所:松山市総合福祉センター大会議室

地域の作業所に通っている、社会的ハンディをもった子どもたち(成人も
いますが)が太鼓の演奏を発表するイベントです。
色んなところから、たくさんの太鼓のグループが参加します。お近くの
方、ぜひご参加ください


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