飲んでもブログ

飲んでいる時に付けたタイトルで間違いではありません。
趣味は山登りやハイキングとDVD映画の収集です。

宇宙戦争

2005年11月22日 | Weblog
スティーヴン・スピルバーグ監督、トム・クルーズ主演というので期待していたのですが全くの期待はずれ!

 宇宙戦争というよりは、異星人の攻撃に対して家族愛をベースにしたパニック映画といった感じ、最後は異星人の殺人マシーンをトム・クルーズがやっつけるというお決まりストーリーなのだが、展開が全てが中途半端。

 異星人については、最初は、異星人が殺人ビームを発射して人をやたら殺しまくるのだが、最後の方は人間の血液を吸うために鳥かごみたいな所に人を捕獲していたり(だったら最初から殺すなよな!)、又、トム・クルーズ達3人を必要以上に探し出したりすのもスケール感や論理性が首尾一貫していない。
 又、異星人と殺人マシーンが全然似ていないのも妙だし、最初は殺人マシーンはバリアで守られていて攻撃が出来ないのに最後は簡単にバリアが破られてしまうのも支離滅裂。

一方、家族愛の方も、先妻の息子(ロビー)と娘(レイチェル)の父親がトム・クルーズ(レイ)という設定なのだが、殺人マシーンから逃げる時(電磁波破壊の影響でほかの車が動けないのにトム・クルーズ達の車だけが動けるのも変)の子供に対する父親の態度や、ロビーが殺人マシーンに立向かっていこうする時の父親の行動など本当に子供を愛しているのかなど観ていてイライラしてしまう。

 さらに、ロビーが離れて行く時の父親の行動やレイとレイチェルを助けた変なオジサンを殺してしまう(?)など家族愛に対するいい訳めいた演出をみると、スピルバーグ監督の私生活さえも疑いたくなります。

 CGの凄さとダコタ・ファニング(レイチェル役)の好演で☆
 (☆☆☆が最高)
 
コメント
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