飲んでもブログ

飲んでいる時に付けたタイトルで間違いではありません。
趣味は山登りやハイキングとDVD映画の収集です。

トロッコ電車と立山黒部アルペンルート(1日目)

2012年11月06日 | Weblog
 11月の連休(3~4日)に、念願の立山黒部アルペンルートを昔の仕事仲間と行ってきました。今回はバスやトロッコ電車やケーブルカー等の交通手段の手配が面倒だったので旅行会社のツアーに参加することになりました。尚、行程は次の通りです。

 ・1日目(11/3):東京駅-(新幹線)-長岡駅-(チャーターバス)-宇奈月駅-(トロッコ電車)-鐘釣駅-(トロッコ電車)-宇奈月駅・宇奈月温泉(泊)

 ・2日目(11/4):宇奈月温泉-(チャーターバス)-立山駅-(立山ケーブルカー)-美女平ー(立山高山バス)ー室堂-(立山トロリーバス)-大観峰-(立山ロープウエイ)-黒部平-(黒部ケーブルカー)-黒部湖-(徒歩)-黒部ダム-(関電トロリーバス)-扇沢-(チャーターバス)-上田駅-(新幹線)-東京駅
 
<宇奈月駅>

 新幹線(約1時間40分)とバス(約3時間)を乗り継いでようやく宇奈月駅(富山地方鉄道立山線)に到着しました。さすが宇奈月温泉だけあって駅前にはご覧のような温泉噴水がありました。

<温泉街案内図>

 ここで昼食を取ってから黒部峡谷トロッコ電車に乗るまで少し時間があったので辺りを散策することにしました。温泉街案内図のほぼ中央に宇奈月駅があって周りは黒部川で囲まれています。
 取り敢えず、右の方にある展望台に行ってから「やまびこ遊歩道」を通って宇奈月ダムの近くまで行ってみることにしました。 

<展望台から撮った新山彦鉄橋>

 ご覧のような見事な朱色の鉄橋で後ほどトロッコ電車で渡ることになります。橋の右側が通れそうな感じがしましたがクサリが掛かっていて行くことは出来ませんでした。
 展望台を後にピンク色の橋(旧山彦橋)が架かっている「やまびこ遊歩道」に向かいました。

<旧山彦橋から>



 運良く新山彦鉄橋を渡って宇奈月駅に戻って来るトロッコ電車が撮れました。


 天候も芳しくなく靄っているので紅葉も今一ですね!

<新旧山彦橋のビューポイント>

 「やまびこ遊歩道」の山彦橋を渡ると別の遊歩道(詩のみち遊歩道)に架かっている橋があったのでビューポイントになりそうなので途中まで行ってみました。


 手前のピンク色の橋が旧山彦橋で、奥の橋が新山彦鉄橋です。奥の大きな建物はリゾートマンションですかね? 
<やまびこ遊歩道にあるトンネル>



 このトンネルを越えると目の前に宇奈月ダムが見えますが、トンネルの出口付近に冬期歩道があったのでこちらから行ってみることにしました(特に、何もありませんでした)。

<宇奈月ダム>





 宇奈月ダムまで行って見ようと思ったのですが時間もなかったので早々に宇奈月駅に戻ることにしました。雪が積もっている山をアップで撮ってみました。

<やまびこ遊歩道を戻りながら撮りました>

 手前の橋が新山彦鉄橋で、後が旧山彦橋です。又、下を流れているのが黒部川です。


 旧山彦橋から黒部峡谷鉄道の宇奈月駅(裏側)を撮ってみました。


 宇奈月駅(裏側)のアップです。

<黒部峡谷鉄道の宇奈月駅>



 黒部峡谷鉄道の宇奈月駅に戻って来てトロッコ電車を待ちます。トロッコ電車には開放型の普通客車と密閉型の特別客車がありますが、我々が乗る普通客車は窓が付いていないので寒いのですが雨さえ降らなければ楽しめそうです。
 又、運良く四人掛けの右側に座ることが出来たので写真撮影には好都合です。

<トロッコ電車の車窓から>

 14時14分に鐘釣駅に向けてトロッコ電車は出発しました。沿線の観光案内(車内放送)は室井滋(むろい しげる)さんが遣っていました。
  宇奈月駅を出発して直ぐに新山彦鉄橋を渡ると「うなづき湖」に架かる美しい湖面橋が見えました。


 「うなづき湖」にはヨーロッパの城砦を模した新柳河原発電所もありました。暗くなるとライトアップされるようですよ(帰りにライトが点いていました)!




 少しぼやけていますが湖面の色と紅葉のコントラストが見事ですね!

・猿専用吊り橋

 手前に写っている橋が猿が対岸に移動できる「猿専用吊り橋」です。

・石仏

 仏石谷と黒部川の出合付近の岩場に立つ石仏に似たような天然の岩ですが、事前に社内放送があったにも係らず上手く撮れませんでした。 ⇒ 喝!


 黒薙駅を通過するトロッコ電車からこれから渡る「後曳橋」を撮ってみましたが? ⇒ これも喝!

・紅葉も撮ってみました






・出し平ダム

 出平駅に着く手前に黒部川に架かる「出し平ダム」がありました。

・ねずみ返しの岸壁

 猫に追われてきたネズミがこの岸壁を登れずに引き返したことから、こう呼ばれているみたいです。又、そのネズミを追ってきた猫も、この岩壁を登れず引き返したので、この地を猫又と言うようになったとか?(車内放送から)

・黒部川第二発電所



 「ねずみ返しの岸壁」の左手に黒部川第二発電所があります。黒部川に架かる赤い鉄橋(目黒橋)は角が曲線にしてあるデザインになっていました。


 黒部川第二発電所を過ぎると工事(何だか?)をしている箇所を通ります。関西電力の敷地内(?)なので河川の砂利を採って黒部川を整備しているのでしょうかね?


 車内放送で背後に写っている滝(名前は?)の話をしていたようなので急いで撮ってみました。

・東鐘釣山

 お寺の鐘を伏せたような形をしたところからこの名前が付いたようです。程なく鐘釣駅に到着します。

<鐘釣駅に到着>

 15時16分に鐘釣駅に到着(宇奈月駅を出発して約1時間)しましたが、鐘釣駅は思っていたほど大きな駅ではありませんでした。又、トロッコ電車を待っている人達で通路はごった返していました。
 宇奈月駅の登り電車の出発が16時21分発なので辺りを散策出来る時間は往復含めて1時間位しかありません。そして弱い霧雨も降って来たので遠くまで行くのは諦めました。

<万年雪展望台から>



 鐘釣駅の近くに万年雪展望台があったので行って見ることにしました。中央に白く写っているのが万年雪と係の人が言っていました(説明がなければ何だこれはですね!)。

・紅葉も撮ってみました



 
<薬師堂>

 わざと斜めに撮った訳ではありませんが大分斜めに撮れていました。 ⇒ 喝!


 鐘釣温泉の守り本尊のアップは上手く撮れていましたね(エヘン!)!
 薬師堂から先の「河原露天風呂」(河原を掘るとお湯が湧き出るみたいです)に行くと戻れなくなりそうなので諦め、引き返して鐘釣駅の構内から行ける鐘釣三尊像に行ってみることにしました。

<鐘釣三尊像>

 階段を登ると3体の仏像(釈迦如来、大日如来、阿弥陀如来)がありました。


 黒部川の氾濫を防ぎ、洪水から下流の住居を守るため、信仰心の強い老女が安置した仏像みたいです。

 霧雨も強くなり大分寒くなったので構内の待合室でトロッコ電車が来るのを待つことにしました。寒いので熱燗でも飲もうと思いましたが置いてなくて暖かい甘酒で我慢しました(ビールよりは日本酒に近いですよね?)。
 トロッコ電車は定刻の16時21分に出発しました。帰りのトロッコ電車では四人掛けの内側に座ることが出来き隣の人と密着していたので雨と寒さは大分凌げました(外側の2人は大変だったと思います)。

<宇奈月駅に戻って来ました>

 鐘釣駅を出発してから徐々に辺りは暗くなり宇奈月駅(17時16分着)に着く頃にはすっかり暗くなっていました。沿線は暗いので写真を撮る人も殆どいませんでした。
 トロッコ電車は室井さんの車内放送を流しながらひたすら下る(「上り・下り」だと上る)だけです。


 宇奈月駅でトロッコ電車を降りてから我々が乗った開放型の普通客車を記念として撮っておきました。やはりこの時期の開放型の普通客車は寒いですね!

 ホテルに着いてから急いで大浴場に入り、夕食は19時過ぎになってしまいました。当然、寒かったので夕食の乾杯は熱燗で遣り、朝(東京駅7時48分発)が早かったので明日に備え早々に床に就きました。

 「トロッコ電車と立山黒部アルペンルート(2日目)」へ続く
コメント
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