ノエルのブログ

シネマと海外文学、そしてお庭の話

ヨーロッパのワンコたち

2013-10-14 16:19:44 | 旅のこと

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ヨーロッパに行ったら、いつも犬をウォッチングします。今は、日本もペットブームが続き、犬の飼い方にこだわりを見せる人も多いようですが、やはり、そこは歴史の違い。こちらへ来ると、散歩の仕方から、犬の首輪やリードも凄く素敵なものを使っているなど、犬とのつきあいの歴史が長いことを、実感させられます。

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こちらは、ウィーンで出会ったミニチュア・シュナウザー。実は、ウィーンの目抜き通り、ケルントナー通りには、地元の百貨店が出している美味しい、日本料理店(海外の日本料理は、食べれたものじゃないことが多いのに、ここはうどんや天婦羅など、まったく日本で食べるのと違わない味を提供してくれます)の前で会った、日本人女性--彼女が連れていたワンコです。首に付けている赤の水玉のリボンが何ともお洒落!

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愛犬を乳母車に入れて、散歩を楽しんでいるおじいさんもいました。

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同じく、ベンチに座っているおじいさんの傍らで、こちらを退屈そうに見やっていたワンコ。ちょっと気になる哀愁ある表情が、心に残ってますね。

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同じく、チェスキー・クルムロフで見かけた、二頭のサルーキ。拡大しなければ、はっきり見えませんが、刺繍の施されている素敵な首輪(というより、バンドといった方が近いかも)をしております。 う~ん、何だかね。建築よりも、ワンコの方に目がいってしまう私・・・。旅は、犬との出会いでもあります。


中欧への旅2

2013-10-13 12:00:14 | 旅のこと

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これが、ハンガリーで買ってきたカロチャ刺繍のブラウス。黒い地にあでやかな花の模様が刺繍されています。 なかなかゴージャス感ありですが、夏のおしゃれ着によいかと思って・・・。

  ただ、プダペストの印象はさほど良いものとは言えず。地方都市の街とそれほど変わらないと思える、小さな街のいたるところに、道路工事がなされ、ゆっくり街歩きを楽しむこともできず。 そして、ご飯がおいしくな~い! サラダは、無茶苦茶に盛り、パプリカを使ったシチューや肉料理は大味なこと、この上ない。 はっきり言って、田舎ですね。

 

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上の写真、なんだかわかります? このつやつやしたキュートな木の実・・・答えはマロニエの実であります。ちょっと、栗に似ていますが、もっと光沢があり、丸っこいです。 あんまり、素敵なので、日本に持ち帰りたかったのですが、外国の植物は持ち帰ってはいけない!という厳しい掟があるとかで、しぶしぶ諦めました。「そんなもん、最初は珍しくて、飾ったとしても、そのうちゴミになっちゃうよ」とも言われたし。

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上の写真は、スロヴァキアの旧市街の店先に飾ってあった甲冑。他にも、幾つか見かけました。スペインへ行った時、トレドで沢山、騎士の甲冑や剣を見ましたが、これって日本でいうと、茶店の前に侍の兜を置いているのと似た感じ? でもまあ、こっちの方が私は好きですけど・・・(注・個人的見解です)。 あっ、言うの忘れてたけど、中欧の中で、ハンガリーは何だかすごーく寒かった。 日本の真冬ぐらいの風の冷たさだったよ。


中欧への旅1

2013-10-11 14:38:38 | 旅のこと

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中央ヨーロッパの旅から帰ってきた。 ああ、疲れた・・・。行ってきたのは、ハンガリー・オーストリア・スロヴァキア・チェコの4国。 プダペスト、ウィーン、プラハの街を巡ってきたのだけれど、上の写真は、プダペストのくさり橋。 昼間は、かのようにそんなに特徴的な橋とも思われませんが、夜景が凄いの。プダペストの一番の魅力は、ドナウ河畔の夜景ですね。 ドナウ河を夜クルーズした時、ぜひ!と思いましたが、うまく撮れなかったです。 素人に夜景を撮るって、難しいんですねえ。

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これは、くさり橋の端に端坐するライオン像。一目みるなり、ど迫力の像ですが、大きな丸っこい顔に、波打つたてがみが取り巻いていて、何だか愛きょうがあるの。

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プダペストの街を歩いていて、見つけた郵便ポスト。なんて、キュートな姿! 日本で見る朱色の味もそっけもない四角いポストとは大違い。 上部の金色のホルンに似た形ですが、これはイギリス製の輸入品ポストでは何度も見たことあります。 でも、ハンガリーでも、このシンボルなのか・・・。でも、こんな素敵なポストだとメールなどより、封筒や葉書に書かれた手書きの手紙が出したくなるはず。

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同じく、プダペストの街の公園で見かけた木。 何だかわかりますか? 日本では、ついぞ見かけない樹形。気になってガイドさんに聞くと、「菩提樹です」とのこと。そうか、これがドイツ語ではリンデンバウムと呼ばれる樹なのか--。シューベルトが楽曲にも用いた木。 高いところから、黄金色の房が風に揺れていて、中欧の秋を静かに告げていました。