カリグラフィーの勉強になるかと、上の本を購入しました。 幾多の写本から取り上げられた文字は、さまざまな装飾や意匠に彩られていて、見ているだけでも楽しい!
これは、ご存じ、「ケルズの書」からの抜粋。 写本は、時代につれて、幾通りもの表現がなされているわけだけれど、このケルズ世界の右にでるものなし。 7世紀のアイルランドの修道院で作られた、歴史上、もっとも美しい書物。 能書家と言われる人々は、ルネサンスから現代の世界的カリグラファーを含め、沢山でましたが、「ケルズの書」のような、筆舌に尽くしがたい文字の世界を表現できた方は、いません。
色々と参考になりそうな本なのですが、惜しむらくは、カラーでなく白黒だということ。英語の文章もみっちりついていますが、語学にあまり堪能でない私。英和辞典を片手に、読み進めていきませう。