ノエルのブログ

シネマと海外文学、そしてお庭の話

世の中、すごいことが多すぎる

2013-11-21 20:45:08 | テレビ番組

最近、TVとお友達である。もともと、私はTVを見ない人で、「こんなもの見てる時間が惜しい」なんて思っていたのだが、近頃、妙にTV番組から目を離せない。

こないだは、「ダーウィンが来た!」という番組で、ライオンの生態を描いたドキュメンタリーが面白かった。百獣の王、ライオン様。でも、あの威風堂々としたたてがみを持つオスライオンは、な~んもしないで、狩りはもっぱら女性(といっていいの?)の役割。 彼女たちが捕ってきたシマウマだとかレイヨウなどの獲物を「おら、俺が食うんだ。どけ、どけ」という調子で、メスライオンたちを追っ払って、横取りするという情けなさ。

生まれたライオンの子供たちのうち、女の子はお母さんたちから狩りの訓練を受けるのだが、男の子はぐうたらと遊んでばかり。そして、一歳になる頃は、すっかり成長するのだが、そうなると群れの主導権を取られるのでは、と恐れる父親ばかりか母親たちからまで邪魔者扱いされ、群れから追っ払われるのだ。 

う~ん、野性の世界は厳しいというかなんというか・・・。追っ払われたオスライオンたちは仲間と2,3頭でさまよいながら、自分たちの群れをつくっていかなくてはならないというのだが、これって、人間の世界でも昔から語り伝えられた若者の冒険譚みたいではないですか?

そして、以前は物を食べないで生きることのできる不食人間が実在するとも見聞きした。本当だろうか?  高野山なんかの修行者は、ほんの少しの粗食で、凄まじい荒行を行うとは聞いたけれど、まったく物を食べないで生きるなんて・・・。

スウェーデンだか、デンマークの沼の底から発見された黒いミイラというのも鮮明に覚えている。 全然といっていいほど腐食しておらず、生前の容貌がそのまま残っているのだが、黒ずんだ体と、首に巻きつけられたロープが少し不気味--。このミイラはいけにえだったのだろうか、犯罪を犯したために殺されたのだろうか?

でも、まあTVを見ると自宅の茶の間にいながら、世間が広がるような気もする。 ただ、自分が実際見聞きするわけでないから、すぐ忘れてしまうのがオチですけれど。


アトリエ・ドゥ・ノエル通信

2013-11-21 20:12:31 | アート・文化

 

 

 

                                                          

 

 

 

 来月12月1~3日に、恒例のギャラリーを開きます。

   暮らしの中の5人展とクリスマス雑貨

     假屋園 宏道   硝子

     大久保佳子    染

     Willy        革のカバン

     須々木久子    織物

     仲達 浩育    組み木

   他にカリグラフィーのクリスマスカード、葡萄のコンフィチュールの販売など。

 

 大体、こんなところです。 これから、また離れの棟の掃除をしなきゃあ、ね。