ノエルのブログ

シネマと海外文学、そしてお庭の話

素敵なごはん その2

2013-11-18 11:17:31 | ノエル

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最近、ノエルは太り気味。なんたって、食欲が旺盛なのです。 で、ご近所のIさんが下さったのが、このフード。 シニア用なのだそうですが、その分、カロリーは控えめなはず。 そして、お肉とお米、野菜のシチューだというのだから、ノエルの喜ぶこと、喜ぶこと。 毎朝、ドライフードとともに、一缶やるのですが、その時のうれしそうな顔といったら、思わず笑ってしまうほど。

こないだ、イギリスで作られたという犬と人の結びつきを描いたドキュメンタリーをTVで見たのですが、そこで戦争で負傷して記憶の半分と、半身のマヒという障害を背負ってしまった男性のことが紹介されていました。子供たちが生まれた時のことも忘れてしまい、家族との心のつながりも切れかけていた彼を救ってくれたのは、一匹のラブラドール犬。 この子は男性が必要としているだろう食物の缶を彼の膝の上に置いたのですが、感情が枯渇してしまっていた男性は無反応。

ほめてもらえるとばかり思っていたのに、男性が反応を示さないのに頭に来たラブラドールはこれでもか、とばかりに缶詰を次々、彼の膝の上に置き続けたそうです。(介助犬としては、落第だったというキャプションがついていました) その犬の一生懸命さに思わず微笑んだ男性。これが、男性が心を取り戻した第一歩でした。 そして、男性と家族は再び、愛し合うようになり、そこにはかけがえのない存在としてこのラブラドールの姿が・・・。 この子はのちに男性が交通事故にあった時も、車いすで動けない彼のために、毛布をさっとその体の上にかけ、急いで近くの建物に助けを求めにいったそう(このラブラドールは、この時の功績で表彰されています)。

犬って、素晴らしい力を持っているのですね!

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