1月8日
突然ですが, だ～いぶ前（なんと5年半前…）に録音した のどのどの未発表曲がいくつかあります.
結成・デビュー10周年を迎える今年, そのリリースに向けて再始動しているのですが, 半田技研・半田くんが仮ミックスを作って送ってくれました.
さっきからずっと聴いていますが, 天才です, 半田くん (年末年始の忙しいところをありがとう！).
その中に「うるま」という沖縄の音階で書いた曲があります.
この（これらの）いわゆる沖縄風ポップス, 巷に溢れていますが (最近は一時期ほどでもないでしょうか), 聴いた瞬間は耳に残っていいなぁと思うものの, なんだか薄いなぁ（表現が適しているかどうかわかりませんが…）と思うことが多々ありました.
RYUKYUDISKOも琉球アンダーグラウンドもTINGARAも, たまに聴くのはいいのですが, 正直やっぱり飽きてしまいます.
古くからうたわれてきた民謡には叶わないということなのでしょうか.
でも, 沖縄の音楽は好きだしなぁ…, じゃあ いっそのこと凄くチープにしてみようか, とのコンセプトで作ったのが, その「うるま」でした (目指したのは8ビット・ファミコンの音楽).
ピコピコとコンピューターが鳴く上にチアキちゃんのうたと打楽器を重ねたのですが (これがなんとも南の島のサウンドスケープのようで, 楽しいことになっていました！), …前置きが長くなりすぎました, 寒い米沢でこの音源を聴きながら, ひとり南国を思っています.
ぱいぬかじが柔らかく吹く日を夢見ているわけであります.
（ちなみに「うるま」, 後半はインドネシアのガムランやインドのラーガで使われる音階で海のシルクロードを渡ってみました）
新しいアルバム, みなさまのお手元にも今年中（始まったばかり！）にはお届けできる…, なか…と思いますので (たぶん…), どうぞ楽しみにお待ちくださいませ～.
（ド：最近のお気に入りは干し柿とクリームチーズを重ねて食べるやり方です）