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2004年から2018年まで活動した洗足学園音楽大学・延原ゼミの活動の様子を写真を交えて紹介しています。

ホームページを整備しました!録音をお聴きください!

2018-08-11 17:26:23 | 活動報告
2013年までのホームページに凝りすぎた結果、
2014年から新しくしたホームページは、
ゼミの宣伝とそれまでの録音データを掲載しただけの、
ページを増やさない簡略化したホームページでしたが、
録音データは最初に掲載してからそのままになってしまい、
いろいろと不具合が出ていました。

録音を久しぶりに聴いてみたところ、
いろいろな演奏があるものの今だ色褪せることなく、
すばらしい演奏や、力作揃いの編曲は残す意味があると感じました。
コンサートにおける録音は手軽にできるものの、
ひとつの曲に時間をかけ考えていたとおりに演奏したものを残すこと、
曲をさらう時間、合わせる時間、考える時間をいちばんかけられる時、
それが学生時代であり技術的にも卓越していると考えられるのです。

2012年以前はYouTubeではなくWindows Media Playerによる再生です。
スマホなど端末によっては再生できないことがあります。
パソコンなどでぜひじっくり聴いていただければと思います。

整備したゼミのホームページ

中でもポップスの編曲は皆味があっていいです!
クラシックの演奏者が演奏するために、
ただメロディをBGMのように演奏するためではなく、
個性的で全ての音に表現があります。
その意味で、延原ゼミの編曲はよく知られた曲を、
さらに再構築した独創的な世界をつくっています。

今後は2014年以降の録音データをYouTubeでアップし、
それをホームページにもリンクしていきます。


レコーディングデータをアップしていきます!

2018-08-09 21:57:52 | 活動報告
2004年の始まった時からスタジオやホールなどで、
レコーディングを行ってきました。
毎年6組程度の録音をして1枚のCDにしてきました。
2006年からは録音を音響デザインコースの録音ゼミが、
またパッケージも音響デザインコース生が担当、
その後パッケージは自前で行うようになりました。

特にサントリーホール・レインボウ21に出た2013年からは、
演奏をYouTubeにあげています。

この頃に出ていた人は今もバリバリに頑張っています!
ヴァイオリンの武田杏奈さんは卒業後にマンハッタン音楽院に留学、
卒業後はやはり世界を股にかけて演奏しています。
サントリーホールでも演奏したラヴェルです。

ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
第1楽章


第2楽章


第3楽章


そして、クラシックプレーヤーがジャズを演奏した時の、
最高のパフォーマンスがこのガーシュインです。
末次実玲さんのクラシックながらジャズのセンスを活かした、
彼女の多彩な才能を感じさせる演奏です。

3つの前奏曲


この他にも、この曲の現在YouTubeにアップされている中では、
演奏・録音ともに世界でNo.1だと思えるのが、
サックスの村上裕真さんの演奏によるウォーレイです。

アルトサクソフォンとピアノのためのソナタより
第2楽章


第3楽章


そして、オーボエの大久保真美さんの演奏による、
有名なモリコーネの映画音楽です。
ゼミ生による編曲が卓越しています。

ガブリエルのオーボエ、ニューシネマパラダイスより


写真コンプリート(2017年10月〜2018年3月)

2018-07-29 12:35:55 | 活動報告
以前にも書いたかもしれませんが、
音楽を聴くということと食事をするということは、
極めてよく似ていると思います。
その違いは食事は摂らなくてはいけませんが、
音楽は聴かなくても生きていけることです。

人は音楽や演奏の何を聴いているかというと、
食事のように多様でジャンル、素材、味付け、調理法、盛り付け、価格、
さらにはもてなし方、手軽さ、店の立地、店の広さなどです。
著名な演奏家でなく初めて聴く場合は、
聴衆がその何を聴くかというポイントが一致することはないのです。
例えば音色、リズム感、テンポ、旋律、ハーモニーなど、
どの要素により着目するか、またその趣向は人によります。
またジャンルによっても人の聴き方は変わります。

学生や若いうちはコンサートのイメージが、
自分が関わった先生が自分たちに教えたことが大きく、
コンサートで聴衆に対してどうも上から目線で話すことが多いようです。
相手が小中高生であればそれでもいいかもしれませんが、
介護施設やお年寄りが多い会場などにおいてでも、
自分たちより音楽に長けている方が必ずいらっしゃるということを考え、
コンサートに謙虚に臨むことをゼミの特色のひとつとしていました。

プログラミングはいつもいろいろ織り交ぜていましたが、
クラシック音楽を専門とするゼミですから、
お勧めや得意な分野はクラシックなのです。
盛り上げるということがいつも当てはまるとは限りませんし、
クラシックに「ノリ」という要素がありません。

音楽は食に通じる幅広さと奥深さがあります。
感じることは百人百様なのです。

2017年度の写真をすべてアップしました。
カメラスタッフをつけることができず、
写真を撮る余裕もないコンサートが増え、
枚数の少ないコンサートが多いです。


コンサート「ヲトの収穫祭」
ゲートシティ大崎・アトリウム
10月14日(土)
コンサート「ヲトの収穫祭」コンサート「ヲトの収穫祭」 by (C)nobu-zemi


洗足学園フェスティバル
カレッジセンター上で模擬店「泳げのぶおくん」
シルバーマウンテン2階でコンサート「延ゼミの館」
11月11日(土)〜12日(日)
洗足学園フェスティバル2017洗足学園フェスティバル2017 by (C)nobu-zemi

「中央支援まつり」の日のコンサート
川崎市立中央支援学校・体育館
11月18日(土)
川崎市立中央支援学校「中央支援まつり」の日のコンサート川崎市立中央支援学校「中央支援まつり」の日のコンサート by (C)nobu-zemi


コンサート「NHZ紅白音合戦2017」
小黒恵子童謡記念館・モンキーパズル
12月28日(木)
コンサート「NHZ紅白音合戦2017」コンサート「NHZ紅白音合戦2017」 by (C)nobu-zemi


第339回アトリウムコンサート
幕張テクノガーデン
2月22日(木)
幕張テクノガーデン2018幕張テクノガーデン2018 by (C)nobu-zemi

コンサート「奏春譜2018」
大倉山記念館・ホール
3月13日(火)
コンサート「奏春譜2018」コンサート「奏春譜2018」 by (C)nobu-zemi

2013年までのゼミのホームページを整備しました。
Flashを多く含むため、
Windows media Playerをオンにしてパソコンからご覧ください。

こちらがリンクです

学内のコンサートでもデザイナーや印刷屋さんを通して、
チラシを印刷していた延原ゼミ全盛時代のコンサートの様子を、
最近よりも詳しく掲載しています。

さらに写真をアップ(2017年4〜9月)

2018-07-16 21:37:18 | 活動報告
演奏会の記録を残すことは想い出という意味ではなく、
やったことの検証という意味の方が大きいです。
写真を編集し取りまとめていると、
達成感などということではなく、
ひたすらたいへんだったなあと思い返すのです。

2017年度は特に演奏に関して反省点が多かったです。
また演奏する側は演奏面に対して全力を注ぐわけですが、
演奏会としては流れやバランスなど、
どんなに演奏が良くてもたちまち印象に関わる問題について、
反省点が多くあります。

演奏会を宣伝することも重要ですが、
終わった際の検証はもっと重要です。

最終年度に限り年度の始まりの写真もアップしました。
ゼミガイダンス、集合写真などです。
洗足学園音楽大学
2017年度始まる!2017年度始まる! by (C)nobu-zemi

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2017に向けて行った
教員を迎えての弦楽合奏リハーサル
洗足学園音楽大学
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2017に向けて行った弦楽合奏リハーサルラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2017に向けて行った弦楽合奏リハーサル by (C)nobu-zemi


ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2017
丸の内オアゾ・おお広場
5月4日(木)
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2017 丸の内エリアコンサート 第1日ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2017 丸の内エリアコンサート 第1日 by (C)nobu-zemi


ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2017
丸の内オアゾ・おお広場
5月5日(金)
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2017 丸の内エリアコンサート 第2日ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2017 丸の内エリアコンサート 第2日 by (C)nobu-zemi


ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2017
丸の内オアゾ・おお広場
5月6日(土)
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2017 丸の内エリアコンサート 第3日ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2017 丸の内エリアコンサート 第3日 by (C)nobu-zemi


コンサート「のぶつむり」
ミューザ川崎・市民交流室
6月4日(日)
コンサート「のぶつむり」コンサート「のぶつむり」 by (C)nobu-zemi


たかつ区健康福祉まつり参加
てくのかわさき(川崎市生活文化会館)
7月8日(土)
たかつ区健康福祉まつりたかつ区健康福祉まつり by (C)nobu-zemi


コンサート「ラヴェンダーの咲く庭で Vol.2~延原ゼミとその仲間たち~
エレクトーンを交えての多彩な楽器と音楽の共演!」
洗足学園音楽大学ビッグマウス
7月13日(木)
コンサート「ラヴェンダーの咲く庭で Vol.2」コンサート「ラヴェンダーの咲く庭で Vol.2」 by (C)nobu-zemi


コンサート「小さな星たち -Les Petites Étoile-」
新川崎三井ビル・アトリウム
8月3日(木)
コンサート「小さな星たち -Les Petites Étoile-」コンサート「小さな星たち -Les Petites Étoile-」 by (C)nobu-zemi


第18回NOCTY市民コンサート
高津市民館大ホール
9月16日(土)
第18回NOCTY市民コンサート第18回NOCTY市民コンサート by (C)nobu-zemi

2017年3月に行った仙台復興支援公演の2日目、
名取市閖上のゆりあげ港朝市に行き、
飲食のできる唯一の建物であるメイプル館での動画です。
約10分の動画ですが、最後まで観るとコンセプトがわかります。
ただおもしろいどうかではなく復興を祈る動画です。
ささやかな、ささやかなコンサート

前回の記事でリンクができていなかったので再度アップします。
塩竈市杉村惇美術館でのコンサート冒頭の「彼方の光」動画です。

杉村惇美術館・大講堂で最初に演奏した「彼方の光」動画。

引き続き、今さらの写真をアップ(2016年11〜2017年3月)

2018-06-27 01:31:17 | 活動報告
演奏会を行うにあたって準備の段階で、
半分のステイタスが決まっています。
主催、協賛、タイトルとコンセプト、プログラミング、
そして当日に関わる告知、などですが、
会場そのものがステイタスを決めるわけではありません。
発表会はどこで行っても演奏会ではなく発表会です。

でも、残りの半分は当日までの準備、
演奏はもちろんのこと、緻密に計画すること。
当日を迎えて本当にいいかどうかがわかります。

特にどのようなスタンスでお客を迎えたか?
演奏も大切ですがおもてなしはもっと大切です。
それが次のコンサートに関係します。

そんなことを考えながらコンサートを行ってきましたが、
2016年は演奏以外のステージスタッフを集めるのもたいへん。
4〜5年前までは写真やDVD撮影までのスタッフがいましたが、
写真を撮るのもたいへんでした。
撮影スタッフがいると「奏春譜2017」のように、
よい写真がたくさん撮れます。

ジャパンバードフェスティバル参加
千葉県我孫子市手賀沼親水広場特設ステージ
11月5日(土)
ジャパンバードフェスティバルでの演奏ジャパンバードフェスティバルでの演奏 by (C)nobu-zemi


コンサート「延原雑技団」
大田区民プラザ小ホール
11月20日(日)
コンサート「延原雑技団」コンサート「延原雑技団」 by (C)nobu-zemi


コンサート「NHZ紅白音合戦2016」
ヤマハ横浜店 B1F music HABOR
12月28日(水)
コンサート「NHZ紅白音合戦2016」コンサート「NHZ紅白音合戦2016」 by (C)nobu-zemi


ゼミ旅行「川治温泉2017,2月」
一桺閣本館
2月20日(月)〜21日(火)
ゼミ旅行「川治温泉2017,2月」ゼミ旅行「川治温泉2017,2月」 by (C)nobu-zemi


第318回アトリウムコンサート
幕張テクノガーデン アトリウム
2月23日(木)
幕張テクノガーデン2017幕張テクノガーデン2017 by (C)nobu-zemi


仙台復興支援公演
エル・パーク仙台ギャラリーホール、宮城県名取市ゆりあげ港・朝市メイプル館
3月4日(土)〜5日(日)
仙台復興支援公演仙台復興支援公演 by (C)nobu-zemi


コンサート「奏春譜2017」
YAMAHAエレクトーンシティ渋谷
3月24日(金)
コンサート「奏春譜2017」コンサート「奏春譜2017」 by (C)nobu-zemi

2016年9月の塩竈復興支援公演の2日目、
杉村惇美術館・大講堂で最初に演奏した「彼方の光」動画。

この日のファゴット、ホルン、ピアノために編曲しました。

今さらですが、写真をアップ(2016年4〜10月)

2018-06-19 23:37:20 | 活動報告
ゼミは終わりましたが、行った公演の記録を残すこと、
それは大事なことだと考えています。
そのくらい自負できることを行ってきたこと、
また、遠い将来にやくに立つこともありますよね。

ただ、あまりにもアップが遅くなり、
現在2年前の2016年度の写真をアップしています。

これらのアルバムをホームページからリンク、
また、スタジオでレコーディングしCD化した演奏を、
YouTubeにアップしたらゼミのSNSの役割を終えます。
ゼミのホームページはこちら


ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2016出演
丸の内オアゾ・おお広場
5月3日(日)
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2016 丸の内エリアコンサートラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2016 丸の内エリアコンサート by (C)nobu-zemi
5月4日(月)
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2014 丸の内エリアコンサートラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2014 丸の内エリアコンサート by (C)nobu-zemi

ラ・フォル・ジュルネ・プレフェス・ア・コマエ出演
エコルマホール・ロビー
4月24日(日)
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン プレフェス・ア・コマエ2016ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン プレフェス・ア・コマエ2016 by (C)nobu-zemi


コンサート「夢詩夏2016」
ミューザ川崎・市民交流室
6月29日(水)
コンサート「夢詩夏2016」コンサート「夢詩夏2016」 by (C)nobu-zemi


コンサート「Fantasy〜ラヴェンダーの咲く庭で〜」
新川崎三井ビル・アトリウム
8月3日(水)
コンサート「Fantasy~ラヴェンダーの咲く庭で~」コンサート「Fantasy~ラヴェンダーの咲く庭で~」 by (C)nobu-zemi


宮城県塩竈復興支援公演
エスプ塩竈・ホール、杉村惇美術館・大講堂
9月17日(土)〜18日(日)
塩竈復興支援公演塩竈復興支援公演 by (C)nobu-zemi


コンサート「秋のノヴェレッテ」
ゲートシティ大崎・アトリウム
10月15日(土)
コンサート「秋のノヴェレッテ」コンサート「秋のノヴェレッテ」 by (C)nobu-zemi

この他に大学シルバーマウンテンB1Fで、
コンサート「サックス専攻からの挑戦 ノブゼミ侵略作戦
サックス・ラージアンサンブル VS ノブゼミオールスターズ」
6月10日(金)
コンサート「サックス専攻からの挑戦 ノブゼミ侵略作戦」コンサート「サックス専攻からの挑戦 ノブゼミ侵略作戦」 by (C)nobu-zemi

続きも近日中に行います。

元ゼミ生たちの活躍の声も聞こえてきますが、
ますますの活躍を期待しています!

ラ・フォル・ジュルネTOKYO2018 à 丸の内オアゾ(2)

2018-05-10 14:09:07 | 活動報告


5日は、再び丸の内オアゾでラ・フォル・ジュルネを聴きました。
この日はピアノを入れたいろいろな編成で30分のコンサートです。
まずは、ピアノ連弾で珍しいストヴァインスキーの、
「ピアノ連弾のためのやさしい5つの小品」です。
おそらくピアノの先生と生徒などのシチュエーションで、
プリモとセカンドの音の数や難易度が全く違い、
セカンドはやさしいというものではありません。
そんな曲を途中でプリモとセカンドを交代しながら演奏したのは、
3年生の佐藤文香さんと髙城美希さんでした。
ピアノやストランヴィンスキーの面白さや楽しさが感じられ、
曲の特徴がよく出ていました。



2人はその後MCにまわり各曲の紹介をしました。
この日もたくさんのお客が聴きに来ていました。



ここで大転換となり、
プロコフィエフの「ヘブライの主題による序曲 ハ短調 作品34」で、
クラリネットが3年の小田木悠さん、ヴァイオリンが4年の雨川笑子さん、
3年の髙橋沙織さん、ヴィオラ4年の有福佑依さん、チェロが3年大友美侑さん、
そしてピアノが3年の佐藤舞さんです。
「モンド・ヌーボー」というラ・フォル・ジュルネのテーマは、
ロシアなどの近代音楽好きにはとてもいい選曲になります。
この会場でこの曲を演奏するのは繊細なバランスが要求されます。
ヘブライの主題独特の味のある雰囲気を出していました。



後半はヴァイオリンとピアノです。
まずは雨川さんと2年の下谷内李紅さんで、
バルトークのルーマニア民俗舞曲より第1、5、6曲です。
このコンサートの共通性は民族色の強い旋律がどの曲にもあることで、
ハンガリーやルーマニア特有のシンコペーションが際立っていました。



最後は髙橋さんと下谷内さんのデュオで、
再びストラヴィンスキーのイタリア組曲より第1曲と第6曲のフィナーレです。
やはりストラヴィンスキーの個性は色濃く、
新古典主義であることもあり一度聴いたら忘れられない曲です。
難曲ですが、そう感じさせない溌剌とした演奏でした!

プレイヴェントから数えると4日間でしたが、
本当にたくさん詰まったラ・フォル・ジュルネKIOSK公演でした。
たくさん日焼けもしたし、春を通り越した2018年度の幕開けでした。



ラ・フォル・ジュルネTOKYO2018 à 池袋(2)

2018-05-07 10:54:44 | 活動報告


4日は西武百貨店でも卒業生を中心とした木管五重奏、
同時に東武百貨店で卒業生と在学生による金管五重奏、
それぞれ3回公演で1回目と2回目は同じ時間に開演、
半分聴いては池袋駅の両側にある百貨店を行き来など、
それぞれが屋上ですので上り下りがなかなかのものでした(笑)



東武百貨店の金管五重奏のプログラムは、
プレイヴェントで演奏したものと同じでした。
今年のテーマ「モンド・ヌーボー」
演奏そのものに遜色はありませんが、
自分たちのものとしてお客に共感を求めるには、
より深く掘り下げることも必要かと思いました。
それにしても13:30からの2回目のステージでは、
本当にたくさんのお客がいらして暑い中、
すごい賑わいでLFJのすごさを感じました。



3回目のステージは西口公園特設ステージで、
ここは四方から見ることができ、
それぞれの楽器にマイクを立てる音響で、
何を演奏しているかがよくわかり説得力が出ました。



当初演奏を予定されていましたが病気で浦井宏文さんに変わり、
その後回復した都雅紀君、佼成ウィンドオーケストラの河原史弥さん、
いろいろな人が応援に来てくれました!

4日は11:30の1回目の公演から、
木管五重奏3回目は野外ステージ最後の21:00で、
西武百貨店⇄東武百貨店⇄池袋西口公園と、
すごく日焼けもし消耗も激しい1日でした。

5日は丸の内オアゾでの学生コンサートに行きます。

ラ・フォル・ジュルネTOKYO2018 à 丸の内オアゾ(1)

2018-05-04 08:41:51 | 活動報告


お天気も良くなり、穏やかで落ち着いた雰囲気になりました。
丸の内オアゾで元ゼミ生ペア、
ヴァイオリン4年生の橘純子さんことたっちと、
ピアノ3年生の菊池莉子さんことリコピンが、
個性的で堂々とした力のある持ち味を発揮しました。



曲目はストラヴィンスキーのイタリア組曲より、第1、2、6曲、
プロコフィエフのヴァイオリンソナタ第1番より、第1、4楽章で、
華やかなラ・フォル・ジュルネの雰囲気の中でも、
今回のテーマであるアン・モンド・ヌーボーに沿った、
味のある渋くて素敵なプログラミングであったと思います。



日頃は明るくてやや面白い二人ですが、
演奏すると変態戦士のようにキャラクターチェンジ、
音が少なくしっとりとしたヴァイオリンソナタの第1楽章では、
この人の多いスペースででしっとりと聴いている方を惹きつけました。



この二人が登場するといつもの常連さん、
優さんももちろんいらっしゃって下さいます。
本当にありがたいことです!



きっと聴いていらっしゃる方に印象に残る演奏ができたのではないでしょうか。

今日4日も池袋エリアで、現役生と卒業生が登場します。

金管五重奏
浦井宏文(Tp.)馬場 夏子(Tp.)大塚 季(Hr.)日比野 龍人(Tb.)谷口 順音(Tu)
5月4日11:30-12:00 東武百貨店 池袋店屋上
5月4日13:30-14:00 池袋西口公園
5月4日15:00-15:30 東武百貨店 池袋店屋上

1.ヘンデル/水上の音楽より「アラ・ホーンパイプ」
2.プレヴィン/4つの野外音楽

木管五重奏
木村美紗季(Fl.) 土屋 愛菜(Ob.)清水 理絵(Cl.)岡林 絵美(Hr.)相良 怜(Fg.)
5月4日11:30-12:00 西武 池袋店9階
5月4日13:30-14:00 西武 池袋店9階
5月4日21:00-21:30 池袋西口公園

1.リゲティ/木管五重奏のための6つのバガテル
2.ミヨー/組曲「ルネ王の暖炉」

ラ・フォル・ジュルネTOKYO2018 à 池袋

2018-04-30 22:39:23 | 活動報告


元延原ゼミ生や卒業生の活躍する、
ラ・フォル・ジュルネTOKYO2018のプレイヴェントに行ってきました!
今年から新設された池袋エリアは、芸劇を中心として、
池袋駅東口・西口それぞれの西武百貨店と東武百貨店がすごい盛り上がりです。

今日は、西武百貨店9階屋上・食と緑の空中庭園特設ステージで開かれた、
金管五重奏のコンサートでした。
ラ・フォル・ジュルネのテーマは「Un Monde Nouveau」
母国ではなく違う国で活躍した作曲家の曲を選びます。
金管五重奏によるレパートリーは難しいものがありますが、
ドイツからイギリスに渡ったヘンデルの「水上の音楽」、
指揮で有名なアンドレ・プレヴィンの「4つの野外音楽」です。
演奏は卒業生がトランペットの浦井宏文さん、テューバの谷口順音さん、
そして3年生トランペットの馬場夏子さん、ホルンの大塚季さん、
トロンボーンの日比野龍人さんでした。



ラ・フォル・ジュルネは企画制作は運営委員会ですが、
当日までの運営は会場です。
会場によって広報の仕方が異なり、
それぞれの特色が出るのも特徴です。
池袋はまったくのアウェイであるにも関わらず、
洗足生のステージが多く組まれています。
この西武百貨店でが、特に延原ゼミの卒業生による、
異なるアンサンブルが多くエントリーされています。





この金管五重奏は、プレイヴェントだけではなく、
5月4日に今度は東武百貨店の11:30-12:00、15:30-16:00
13:30-14:00は池袋西口公園で演奏します!

東武百貨店の入口も駅の地下通路に面していますが、
写真付きのポスターがこの入口にかなり大きく、
また店内のエスカレーターなど至る所に貼ってあります。
この東武百貨店の宣伝告知は本当に凄いと感じました。

ありがとうございました!

2018-03-27 01:02:20 | 活動報告


2017年度をもちまして延原ゼミは閉講いたしました。
今まで本当にたくさんの方に応援していただきました!
ありがとうございました!

14年間の思い出はたくさんありますが、
燃焼し尽くした感もあります。



ゼミのホームページでは、
まだアップしていない写真や録音音源を、
今後もアップしていきます。
http://a-babe.plala.jp/~nobu-zemi/

それに伴いアップした時点で、
facebookページやTwitterではお知らせしていきます。

Twitterはアカウント名を「いめずぼん」に変更し、
今後は音楽や音楽時事について呟いていきます。
引き続きよろしくお願いいたします。

ところで「いめずぼん」って何?
お分かりになった方はお知らせください。
ちゃんとした理由がありますよ(笑)

では、名残惜しいのですが、
新たなスタートを切ります!



これからもずっと忘れることはない仲間たちです!

「奏春譜2018」終了!

2018-03-24 17:27:31 | 活動報告
今年の春は早く、桜も満開です。
13日に「奏春譜2018」が終わりました。
この日もお天気に恵まれ、
午前中の大倉山記念館周辺は日差しが温かく、
とても気持ちの良い日和に恵まれました!

この日の本番の写真はないのですが、
そんな午前中の調律中にいちばん乗りしたのは、
声優アニメソングコースのMC、佐野謡さんでした。



佐野さんの雰囲気は、やはりクラシックのコースにはなく、
お客さまにも好評で新鮮に映ったようです!



写真はリハーサル風景のものですが、
演奏しているのはピアソラの「Nightclub1960」です。
こんなに打楽器をたくさん持ち込んだり、
編成が毎曲変わるプログラムは、
この大倉山記念館ではなかなかないことではないでしょうか?
トロンボーンが日比野龍人君、打楽器が松﨑愛理花さん、
ピアノが佐藤文香さんのいずれも2年生です。



そして、このコンサートをもって、
延原ゼミ最後のコンサートになりました。
今まで14年間にわたり活動をして参りましたが、
さまざまな方との出会いがあり、たくさんの方に支えていただきました。
たくさんの経験ができ、かけがえのない仲間ができました。
本当にありがとうございました!

演奏会実習ゼミの運営は難しいことがたくさんありますが、
今回も温かいお言葉をいただきました!

アンケート結果は下記です。

●本日の演奏・曲目で良かったものは何でしょうか。
1.エワルド作曲 金管五重奏曲第2番 より第1楽章 1
2.モーツァルト作曲 オーボエ四重奏曲ヘ長調 K.370(ピアノ伴奏版) 5
3.高嶋圭子作曲 三春ふたたび 10
4.ゼレンカ作曲 トリオソナタ 第3番 より第3、4楽章 5
5.ピアソラ作曲 Nightclub 1960 7
6.シューマン作曲 幻想小曲集 作品71 1
7.アレンスキー作曲 ピアノ三重奏曲第1番 作品32 より第1楽章 7

●司会者やスタッフにひと言お願い致します。
司会は上手でした。
楽しい司会で進行も良かったです。
とても楽しかったです。「舟を編む」いいですね!
司会進行が楽しかったです。
スタッフの方がてきぱきと準備されているのが印象に残った。
司会の方もとても楽しい進行だった。
アニメとのコラボレーションという発想は面白いと思った。
進行の人はセリフもきれいで聞こえやすくてよかった。
司会者の声が心地よいトーンで、さすがだと思いました。

●このようなコンサートの開催についてどのようにお感じになりましたか?
せっかく良い演奏をしているのですから、
もっと宣伝してお客さんがたくさん来られれば良いと思います。
譜面台の位置が高すぎて演奏者の様子が見えませんでした。
とても素敵なホールですばらしい演奏会でした。
もっと皆さんに知って頂いて、来ていただけるようにすればいいですね。
もったいないですね。
とてもすてきなコンサートでした。またよろしくお願いします。
集客がんばってください!
このようなコンサートがあれば、
たくさん聴きに行く機会ができるので嬉しいです。
学生主体で運営されていると聞き非常に驚くとともに、
とても完成度の高い演奏会で、また来たいと感じた。
学生のみでこのように立派なしっかりとした、
コンサートを作り上げているのはすごいと感じた。
演奏のみならず、受付や進行、パンフレットまで、
学生たちの努力や思いが強く感じられた。
場所もすてきで、様々な編成の音楽が楽しめてよかったです。



第339回アトリウムコンサートが好評に終演!

2018-02-23 23:16:15 | 活動報告


今回の選曲はそれぞれの様式を特徴としているものの、
とても熱演とか和声が美しいというようなものではありませんでした。
中でもバッハは休符がなくたいへん演奏難易度の高いものでした。
しかし、全曲の演奏としては気品があり格調の高いものでした。
それはまさにこのメンバーだから成し得た学習の賜物です。



「タイスの瞑想曲」、モーツァルトのソナタなど、
端正に演奏することでその内面を出すという、
それまで学んできたことが滲み出る、
そんな奥深さを感じさせました。



プーランクのオーボエとピアノのためのソナタ、
第3楽章の美しさは染み入りました。
旋律と和音しかないモノトーンな追悼曲で、
最後は心のわだかまりを残す切なさしかない、
不協和音で終わるのだが、終わった時の拍手の出方は、
いかにこの音楽が聴いている方の琴線に触れたかということを表していました。



素晴らしい音を聴かせた河村さんは、
ケーキやお菓子作りが得意ということで、この日も皆に作ってきてくれました。


次のコンサートは「奏春譜2018」です!
3月13日(火)18:00開演[17:30開場]
大倉山記念館
東急東横線・大倉山駅 徒歩8分



【プログラム】
1.エワルド作曲 金管五重奏曲第2番 より第1楽章
 トランペット 馬場夏子、末村勇木 ホルン 赤城和奏
 トロンボーン 荒谷悠斗 テューバ 西田文

2.ピアソラ作曲 Nightclab 1960
 トロンボーン 日比野龍人 ピアノ 佐藤文香 打楽器 松﨑愛理花

3.モーツァルト作曲 オーボエ四重奏曲ヘ長調 K.370(ピアノ伴奏版)
 オーボエ 河村真歩 ピアノ 下谷内李紅

4.高嶋圭子作曲 三春ふたたび
 トロンボーン 荒谷悠斗、日比野龍人 ピアノ 佐藤文香

休憩(15分)

5.ゼレンカ作曲 トリオソナタ 第3番 より第3、4楽章
 オーボエ 河村真歩、三嶌淳史 ファゴット 玉津みずき ピアノ 下谷内李紅

6.シューマン作曲 幻想小曲集 作品73
 クラリネット 小田木悠 ピアノ 佐藤文香

7.アレンスキー作曲 ピアノ三重奏曲第1番 作品32 より第1楽章
 ヴァイオリン 髙橋沙織 チェロ 杉原正恵 ピアノ 菊池莉子

第339回アトリウムコンサートにいよいよ始動!

2018-02-07 07:33:21 | 活動報告


素敵なチラシを作っていただきました!
今回で2011年から毎年お声かけいただき8回目となりました!
幕張テクノガーデンの中の方にはもうお馴染みのはず?
オフィスビルにお勤めの方はお仕事が中心ですから、
お昼の束の間の一息を演出できればいいと思います。
通りがかりの方にも立ち止まっていただけるような、
魅力のある演奏がきっとできるはず!
と思い、邁進するのみです!

ヴァイオリン3年 雨川笑子
オーボエ1年 河村真歩
この二人は、ゼミの中でも今注目されており、
その伴奏は現在大学院で輝く二人、
院2の村田静さん、院1の筌場(うけば)美結さんと、
豪華すぎるアシストでお贈りします!

プログラムも代々レパートリーとして弾き継がれた、
プーランクのオーボエとピアノのためのソナタ、
マスネのタイスの瞑想曲には、
特に永年の愛着があります。
どうぞご期待下さい!



3月のコンサートのお知らせです!
恒例のコンサート「奏春譜2018」は、
昨年までのエレクトーンシティ渋谷の閉館に伴い、
今回は大倉山記念館ホールで行います!
JR東横線・大倉山駅 徒歩8分
3月13日(火)18:00開演[17:30開場]
全自由席 500円(当日券あります)

こちらもどうぞご期待下さい!

幕張テクノガーデンへ向けて!

2018-01-31 21:32:05 | 活動報告


何と!今年初めての投稿が1月31日になってしまいましたが、
次は毎年恒例の2月22日12:10開演、
幕張テクノガーデン第339回アトリウムコンサート。

ヴァイオリン3年の雨川笑子、オーボエ1年の河村真歩、
そしてピアノが今の洗足を代表できるメンバー、
まず、院1年の赤松先生門下生、筌場美結さん(写真右)、
先日シマノフスキを本当に素敵に演奏!

そして!2月4日に洗足学園前田ホールで行われる、
大学院グランプリ演奏会のピアノ代表!
院2年の村田静さん(写真左から2番目)です!
先日の修了演奏会では武満とメシアンを演奏、
今、洗足で最も輝いているピアニスト。

その4名で行うコンサートは、
プーランク作曲 オーボエとピアノのためのソナタ
マスネ作曲 タイスの瞑想曲
モーツァルト作曲 ヴァイオリン・ソナタ第40番
K.454 より第3楽章
J.S.バッハ作曲 ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲
BWV1060a より第3楽章

イケてます!ぜひぜひお越し下さい!



この4人の中の雨川笑子さん、
いよいよ来年度は早くも延ゼミ4年目になります。
1年生の時が懐かしいですが、どんどん上手くなり、
今年は実を結ぶ年になるのではないでしょうか!
どんな演奏を聴かせてくれるのか楽しみです!