日本の「政治」の〈可能性〉と〈方向性〉について考える。

「政治」についての感想なり思いを語りながら、21世紀の〈地域政党〉の〈可能性〉と〈方向性〉について考えたい。

補論)前回の続き「私的」な生き方を「常識」とする時、そこから誰が一番、得するのか

2021-02-18 | 日記

(補論)前回の続き「私的」な生き方を「常識」とする時、そこから誰が一番、得するのか

前回の記事で、「私的」なお金儲けを「常識」とする生き方に、私は警鐘を鳴らしたのだが、「私的」な、つまり近代憲法が保障する「個人」を前提とするお金儲けにおいて、一番得するのは(歴代の)覇権国を親分としてつくり出されてきた、その他の中心国と半周辺国と周辺国を子分とした「親分ー子分」関係のネット・ワークの維持と安定そしてそのさらなる発展に与る「利権・利害集団」とその関係者たち。

その彼らが熱心に唱和してきたのは、自己決定権の獲得を巡り、差別と排除の関係を前提とした争奪戦が繰り返される「私的なお金儲け」を許す「普遍的価値・普遍主義」なのだ。そう、憲法が保障する自由。、民主主義、人権、平和のーーー。それがまるで真綿の如く、お金のない私たちの首を絞め続けている。かくいう「お金のない私たち」自身も罪な存在でしかない。「公的なお金儲け」の在り方を真剣に考えないで、うだうだいうだけでは、どうにもならないのだから。

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