金四郎 たのんまっせぇ~

夫、老柴犬金四郎と南房総に移住して16年を過ぎ、今や身も心もすっかり房総人。亡き愛犬との思い出と共に綴る日々の出来事

3年と4日、経ちましたけど、忘れてはいけません

2021-08-21 15:30:22 | つれづれ思うこと

昨日の夕方、海の方を見たら、こんな雲が!

下の方にある、雲を海に見立てると、まるで氷山のようでした。


初め見たときは、上の方にこんな薄雲がなくてね、、こんもりと雲の上に出てるから、思わずダンナ殿に声をかけて、彼は双眼鏡で見てて、「氷山だ!」と。

海も空も、ぼぉ~っと見てるだけで面白いです。色々な変化があります。

毎日、ウォーキング(それほど大げさじゃなくて、せいぜい3000歩前後ですけどね、朝は)する道端には、こうして、カニさんが行きかっております🦀
ブロ友さんには、おなじみだけど、カメラを向けると、逃げ遅れたカニちゃんは、こうして、必死でハサミを上げて一人前にいや、いちカニ前に威嚇して見せてくれます(#^.^#)

それがまた可愛くてね♪

こんな平穏な日々を送ってる事をつくづくと幸せと思う、思い返す日々でもあります。

今日からだと3年と4日前の夕方ですね。

お使い帰りの車の私の携帯に、息もとぎれとぎれの夫の声で電話があったのは。

ゴルフ帰りでした
誕生日を2日前に娘の作ってくれたケーキでお祝いして、みんな帰ってホッとした71歳。

まさに青天の霹靂!!

我が家の愛車、白のカローラフィールダーです

見るも無残!! 運転席側



助手席側

正面衝突されました。
免許取って半年の18歳の女性、同い年の友達を乗せてです!

相手の黒の軽自動車



夫の車の中です

この白い風船にかすかに血がついてましたが、小さな物が散乱してても、ガラス窓もそれほど飛び散ってなくて、、日本車は優秀です!
と、、警察官の方が後から説明してくださいましたけどね。

夫、生きていました。(当たり前ですよね、だからブログネタになってるんだけど・・)
それも、奇跡的と言われる程、こんな交通事故では、軽傷の部類だそうな・・・


診断書です。

胸骨、肋骨、合わせて5か所の骨折と、右手中指の裂傷、足のあちらこちらの擦過傷と体中の打撲でした。

点滴しても夜じゅう痛みとの戦いで、寝てても治るものではないので、帰宅しても良いと、許可が下りるなり、「今日帰る!」のメールで病院に迎えに行ったのですが・・・

ものすごい量の痛み止めとシップが処方されただけで・・・

傷は家で消毒、取り換えは市販のものでしてくださいと・・・
帰りがけに薬局によって購入してきましたんですよね。

女性の方は重傷でした。
二人とも、両足が前のエンジン損傷部分に挟まれて出せなくて、私が駆け付けたときレスキューが来て、やっと一人はすでに救急車で、二人目が応急処置を受けてました。
すでに夫は救急車で運ばれてまして・・・

というのも、とある温泉で有名なホテル前での事故。
凄い物音で、ホテルから支配人、従業員さんが飛び出して、運転席のドアがあかず、助手席から、夫を助け出してくれたそうです。
夫は、シートベルトで、体中打撲、擦過傷ありましたが、フロントから飛び出さず、命をセーブしたと・・

これも後から、警察から聞きました。
だって、シートベルトの傷があまりにもひどいので、ベルトしてない方が良かったのでは?って聞きましたから、、そしたら、正面衝突の勢いで、割れないように出来てるフロントガラスをも突き破って、飛び出してる可能性がありましたよ!!!って、、若いお巡りさん(^_-)-☆

そしたら、、、なぁ~~むぅ~~~でしたよ!!って!!!!

その時のブログ有りますが、ふと思い出して、その日、17日、夫に話したら、ハッとしたように、、でも、「思い出させないでくれ!!」と。

いつもお世話になってる(あまりお世話にはなりたくないけど)最寄りの大病院の救急救命センターで待ってる間は、生きた心地しなかった私ですが、警察官も、救急隊員さんも、来ては、意識もちゃんとしてるし、命は大丈夫ですよ、と何回も言って下さるのはありがたかったですね。

ただね、何故か、不思議と落ち着いてて、、まずは、夫のゴルフ仲間の保険屋さんに頼んでる車でしたから、その方の電話、夫の持ち物携帯から探し出して、℡したり、相手の家族が向こうの保険屋さんと、その待合室で、謝りに来たり、あちらの家族のうろたえ方、いまだに鮮明に覚えてるんです!!

これ、、こんな事故、とんでもないことです!!
でも、逆じゃなくて良かったと、、それもきっと落ち着いていられた要因だったかも・・と‥今にしては思います。

とにかく、応急処置が終わって、まだ指を包帯してるときに呼ばれて入った部屋で、目をあいて空を見つめてる夫にかけた言葉が・・

「良かったわねぇ~~生きてたわねぇ~~」って・・・
若い救急医が、ふと顔を上げて、ふっと笑いました。
イケメンだったなぁ~~~

夫は「冗談じゃないよ!何言ってんだ!!」と・・・・ごめんねェ~~~(^_-)-☆

この時のことは書き出すとキリがないし、当時のブログに詳細を記録してますから、思い出話で終わりますが、車社会の世の中で、運転する方はもとより、普通に歩いてても、向こうから飛び込んでくるのです。

道路を歩くとき、運転する時は、、で、注意喚起として、もう一度、載せました。


シートベルトの効用も、たとえ助手席でも、ちゃんと腰かけてること。
きちんと前向いて運転してても飛び込まれる可能性もあること。
スピードも、夫は、そこは50キロ制限で、ほとんど法定速度で走ってたことと、相手もそのぐらい出てたことで、この程度で済んでるのです。

原因は、分かりませんでした。
そこまでは後からの事情聴取でも、聞けなかったそうです。

でも、加害者の女性のお母様が何回かお見舞いに来てくださった話だと、居眠りだったかも・・と・・彼女はその事故すら覚えていないほどショックを受けてることなど話してくれました。
同乗の友達は、もっとひどいケガのようでした。

その女性は大手術で、骨折であちこちボルトを入れて、、でもリハビリもして、ナントカ歩けるようになって、退院の日に挨拶に来ましたが、事故から丁度3か月経った11月20日でした。連休に入るので、少し早めに許可が出たという事でした。

お母様は、とにかくお詫びしないと・・って、、でも、彼女、まだ顔も青白く、ぼぉ~っとしてて、お母様に促されて、ちょこっと頭を下げるぐらいで、事の重大さを理解してないようでした。

友達は、多くを語りたくない様子でしたが、まだ入院中で、リハビリまで少し時間がかかると・・・。

あれから3年以上
加害者家族も、当然被害者である夫も私も、全てを不幸にする交通事故です!!!

いまだに、夫は、あれ以来、変な疼痛が出たり、体が回らず、ゴルフの成績があの時より上がったことはありません。
でも、首に頸椎に障害が無い、との診断で、後遺障害認定はされませんでした。
頸椎損傷があると、認定度は上がりますが・・・こんなことで保証金沢山もらってもねぇ・・・
だから、とりあえずは好きなゴルフ出来てますからね。

今日は、真面目なお話でしたので、カワイイ金四郎ちゃ~んは、お休みします。

コメントも、古いブロ友さんにはご承知内容ですので、無理なく願います。

で、来週月曜日、私、ようやくワクチン2度目です♪
さて、どうなるかなぁ~~~(^_-)-☆