「終戦の日」の今日は、夫の誕生日

我が夫、めでたく今日７４歳を迎えました。

まさに団塊の世代、真っただ中に生まれたわけです。

一昨年までは、娘家族が、色々用事があっても、この日だけは、いるようにして、娘が父親の要望を聞いてのケーキを作ったりして、賑やかに過ごしましたが、この２年、それは無くなりました。
・・で、何の変りもない二人だけで過ごす誕生日です。
特に、出かけて食事もする気ありません。
・・って、この時期ですからね、、


夫は、チーズケーキ、それもベイクドチーズケーキが好きなので、これは２０１３年で８年前ですが、娘の手作りケーキで、ろうそくで、６６歳の６を表してるようです。

早朝、４時にもならない頃から階下ではテレビの音がして、４時半に起きて行ったら、テレビのドキュメンタリーを録画してるのを見てて、それも夢中で・・・

「おめでとうございます♪」と声掛けたら、
「シー！！ちょちょっと静かに！」と・・・

中国の近代史、孫文、蒋介石、毛沢東と文化大革命の話など、、かつては、歴史で学んだことでも、あやふやなこと、文革は、私も記憶にありますが、何故起きたか？などは、すっ飛んでましたから、一緒に面白くて見ちゃいました(^^♪

あっ、だからと言って、私たち、決してその類の人種ではございませんからぁ～～～(;^ω^)

昼は、夫に聞くこともなく、彼は麺類が好きなので、そうめんと、天ぷら（かき揚げもね）。


食後は、娘が誕生日おめでとうで送ってくれた娘の住む地域で特産のブドウを数粒。

そのプレゼントの中には娘と孫娘の手紙ありました。


こんな風に

その孫娘の手紙には

「じじへ
　お誕生日おめでとうございます。　後１００年は生きてもらわないと困りますので、体に気をつけて
　元気でいて下さい」

とありました。
ひゃ、１００年！！👀

と、私が、驚いたら、夫は
「当たり前でしょ！！　そうですよ！！　その気持ちでいないと！！」って、１００歳までじゃないのよ！
と念を押すと
「わかってますよ！！　そこが、いいとこじゃないの」って♪

じゃぁ私しゃ生きてないわ！と言ったら、

「あなたは大丈夫ですよ！」と来た！！　　何を根拠に言うとんじゃぁ～～～👀

夜ご飯は、これからですが、歯が悪いのでステーキ、この辺りのスーパーでは中々良い肉、買えませんので、でも、国産牛の柔らかい所を簡単に焼いて、、にしようと思っています。
、、で、この日の為に用意した、、って、ただ私が飲みたかった、ワイン、いづづワインのルージュを開けようかなぁ～～～(^^♪

イヤ、開けます！！

そして、今日の終戦の日。
終戦記念日という記念日に抵抗感のあるために「終戦の日」とした。。と聞いたことありますので、戦争を知らず生まれ育った私たちにはどちらでも良い？とは思うのですが、あえて「終戦の日」と・・・

亡き母のアルバムから出てきた写真です

私の長兄、多分５歳。
次兄、２歳半ぐらいでしょうか・・・父母の話ですと、昭和２０年に入ってから空襲がひどく成って来たと聞かされてました。

その頃、東京の柿の木坂に住んで居た両親と兄たち。
母の手作りの防空頭巾をかぶっています。

この時の話は、父母から、色々と聞かされました。
父、母は、こんな小さな子でも、戦争に参加してる！させられてる！と‥当時、軍需工場扱いされた会社にいたエンジニアの父からは、その方面の詳しいこともかなり聞いています。

母からは、長兄を母の実家のある福島の親の家に預けて、その後、もっと空襲がひどくなってから、次兄も連れて、疎開した時の話も。
その時、母は、３番目の兄をみごもっていて、体も気持ちきつかった話も、沢山聞きました。

経験してない私でも、頭にしっかりと残る内容でした。
知らない事でも、このような悲惨な戦争は、まして、今の戦争は、当時よりも数段、いや、数百段も兵器、その他が発達していますから、もし起きたら、もし、隣国がその気になったら、・・と・・。

決して起こしてはならないと思うのです。

それを若い世代に伝えることも大事なのでは・・・と・・・。

生きてる人が少なくなっていきます。
せめて、伝え聞いた人間でも、伝えるべきことは言わねば・・と・・・

よく、娘は、東京に出てくると実家の母に、私の孫、お兄ちゃん孫に聞かせてやって、と言っていました。
その頃は母の記憶もかなり薄くなって、順序立てて話すことがかなり大変でしたが、、、でも、娘はもっともっと、聞きたかった、もっと、もっと、聞いてほしかったと・・・。

そして、それから５年後

私が生まれて、こんな平和な日があったのです。

生きていればこそ！！であります。