金四郎 たのんまっせぇ~

夫、老柴犬金四郎と南房総に移住して16年を過ぎ、今や身も心もすっかり房総人。亡き愛犬との思い出と共に綴る日々の出来事

1906年製、スタインウェイ(ピアノです)を聴く♪

2019-12-11 21:23:28 | 趣味の話

一昨日、9日、東京の紀尾井ホールでの演奏会に行って来ました♪

「1906年製スタインウェイ
   仲道郁代が奏でるショパン」

~現代のスタインウェイと弾き比べ~

  とありました

幻想即興曲をまず初めに1906年製ので弾き、途中で現代のピアノに替える!

その音の歴然とした違いに、何をどう表現すればいいのか分からないけど、なんとも言えない魅力を覚えました♪

音の違いの歴然性を確かめるようにプログラムにはないワルツも入れて、やはり弾き比べてくれると本当に違う!と分かります♪

この1906年のは、ハンブルグ製で多くのスタインウェイはニューヨーク製らしいけど、世界大戦でドイツね・・ハンブルグのはかなり焼失してしまい、これはパリで見つかったというヴインテージ物!

プログラムには色々書いてあるけれど、それは聴く人がわかればそれで良し♪

この色、ローズウッドというブラジル産の木で出来てると・・演奏者である仲道さんが説明しながら演奏に掛かるで良くわかるし、興味また一段と大きくなりました

紀尾井ホールはコンサートホールとしては比較的小ぶりなので、この古いピアノの何とも言えない少しこもったようなぬくもりのある音を聞くには最適だったのかと・・

現代のは、まさに一番大きな何千人というホールでも響き渡る一番大きなタイプだから、やはりそのダイナミックな響きは圧巻です!

1906年のは、響きはそれに比べると、ん?んん??って瞬間思うけど、もっとそばで聞きたい!
それでも耳に障らない!という感じかな

現代版は、今、まさに絶頂期で私を聴いて、私の方に振り向いてと言わんばかりの華麗さがビンビンと来る!

それに比べると、古きピアノは、ここまで経てきた歴史を、過ぎ去った時を懐かしむような暖かなぬくもりとおおらかさを思わせてくれるのです。

もちろん演奏者の技量に寄る所は大きいのですが・・・

一番有名なノクターンの2番
別れの曲
など、しっとりとした曲が合うなぁって、うっとりとしてたら、ピアノ独奏の最後は あのバラードの一番を、せっかくだからとこの古い方で演奏してくれました

すごい!!
いやぁ~すごい!!私は今、どこにいるの? 何を聴いてるの? あの鈍く渋い色合いのピアノがこんな音色を出すの!?

弦は当然張り替えてあるのですが、それでも低音部と高音部に残る独特の金属音は古き時代の重さを語っています

もうね~~~我を忘れて聞き入りましたですよ♪

   第二部はピアノ五重奏でショパンのピアノ協奏曲第一番でした

これは始めはかなりダイナミックな重いオーケストラから始まるのですが、私はこの室内楽的演奏は初めて!

それぞれ格楽団でも演奏する一流の弦楽器奏者が4人

第一バイオリン、第二バイオリン、チェロ、ビオラが前の席に座ります
普通、オーケストラや室内楽でも弦楽器はピアノの後方に位置するのですが、今回はピアノと弦楽器の調和をしっかりと楽しむためにと、この構成にしたとか・・

こういったことね・・みんな仲道さん演奏者が解説してくれて・・それも温かみと言うか、音楽を身近に感じられて良かったですねぇ~~

終わってからの拍手鳴りやまず、それに応えてのアンコールは、モーツァルトのピアノ協奏曲21番の第二楽章でした。
なんだか、申し訳ないようなほど贅沢な曲目ばかりで、堪能してきました。

アッ、このチケットね・・実は息子からのプレゼントなんです。
一か月位前だったかしら、ラインで、こんなのあるけど行く?って・・もちろん二つ返事で行く行く!!って・・
でね・・
ラインで、QRコードを送ってくれて・・・初めてスマホでチェックしましたよ♪

でね・・またまた、その日ラインで「僕、少し遅れるけど先に入ってて・・」って・:・

え”~~!! あんたも来るんかい!!!!

嫁ちゃんはその日は忘年会が入ってるとかで ヤツめ一人でぎりぎりに来て隣の席に座りましたですよ!

でね・・でね・・そのチケット、SS席ではあったんですが、やや後方右手でまぁピアノ曲にはちょっとね・・みたいなSSだったんですが、申し訳ないほど安く手に入ったとか・・彼はネットで探すんですけどね。

だから、遠慮なくゴチになりましたです♪

でも・・いやぁ~~なんかねぇ・・良かった♪♪

母も好きでしたね・・音楽♪
息子がピアノ弾いてると、必ずおとなしく(?)うっとりと聞いてた・・私がなれない手つきで弾いてる時は必ず、あいだに入ってきて、鍵盤取られたんですよ(笑)


ふと、懐かしく思い出しましたもので・・

ただの音楽好きの素人の私です

ナンタラカンタラと書いてあるものを写すのも何でして、感じたことを記録にしておこうとブログにしましたので、コメント頂くほどじゃぁござんせん!!

ですので、コメント今回もお休みします・・まだキリギリス時間ですので・・・あしからず・・


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする