超人少年伝説

源氏物語千年 紫式部が突然現れ 紫式部氏思想を書くことになった

文明は天罰である

2009-01-24 08:08:49 | Weblog
成功と幸福を求めることが天罰である。
それを求めると人は畜生となる。

刺激と充実を求めることは神罰である。
これを求めると人は餓鬼となる。

感動と癒しを求めることは仏罰である。
これを求めると人は鬼畜となる。

*。
成功と感動、刺激と充実、感動と癒し、夢と希望、
これらは悪魔のお菓子であった。

これを食うと、人は畜生・鬼畜・餓鬼となる。

畜生の幸福、
餓鬼の充実、
鬼畜の感動、
これに人は引っ掛かってしまった。

*。
人は毎日を誠実に生きていればよかった。

やっとそういう人が現れた。
毎日を静かに落ち着いて生きたい。

そこにしか人間や自分は現れない。

*。
いい学校いい会社は、人を畜生・鬼畜・餓鬼にしてしまった。

民主主義と資本主義は殺人である

2009-01-24 07:44:25 | Weblog
生物はその細胞が絶えず死に、新しい細胞に生まれ変わる。
これが新陳代謝だ。

ナッシュの均衡理論で、
どんなゲームでも参加者全員が最大の利益を上げる戦略が必ずある。

対偶を取ると、
それは不参加者全員が最大の損失を蒙る戦略だ。

*。
これを言い換えると、
あるゲームの参加者が生きることは、
それに加わらない人々を殺すことである。

即ち、権力が生きることは、
非権力である無力を殺すことである。

即ち、権力とは無力を殺すことである。

*。
対偶文を作れば、これは当然のことだ。

  *。
ではナッシュに均衡理論を、
民主主義や資本主義に適用したらどうか。

民主主義や資本主義は、
参加者全員の利益を最大にする戦略だ。

すると非参加者全員の損害を最大にすることとなる。

*。
例えば、アメリカが最大の利益を上げることは、
非アメリカが最大の損害を受けることとなる。
勿論共通分はある。

即ち、アメリカが生きることは、非アメリカを殺すことだ。
だから日本は殺されないためにアメリカの一成分となろうとする。

*。
即ち、文明はその細胞を殺して、
新しく細胞を求める新陳代謝である。

即ち、民主主義も資本主義も殺人に成り立つ。
いや殺人組織である。

何か文句あるか。
これは自然の摂理だ。

      *。
アメリカ文明があって、その他はその細胞である。

殺されるのは自然の摂理であり、
アメリカは当然のことをやっているだけだ。

*。
問題があれば、アメリカ文明を地球文明にしたことだ。

これは誰の責任か。
アメリカ文明は我々が望み、我々が作ったものだ。

即ち、アメリカが生きるために、
我々が死ぬことを我々が望んだのだ。

即ち、生存競争はアメリカの一員になることだ。

*。
現実にこうなっている。

文句があるなら代案を出せ。
代案なんかある訳がない。

アメリカが生きることは、我々が死ぬことだからだ。
代案なら、アメリカが死んで我々が生きることだ。

それなら中国とインドに頑張ってもらうことだ。

*。
これが現実の構造である。
文句言う人はいない。

原因はエゴイズムにあろう。
自分さえよければいいとすれば、
アメリカが儲かる。

エゴイズム風が吹けばアメリカが栄える。
そしてアメリカも食い潰される。

何故だ。
アメリカが食うものがなくなる。
アメリカはガンだった。

*。
文明は金を主人公とする権力の幽霊劇だ。

   *。
ナッシュの均衡理論、
ある組織が最大の利益を上げる戦略は、
その組織が世界のガンとなることであった。

そしてガンが全身転移すれば、その組織は死ぬ。

*。
ある組織が最大の利益を上げる戦略は、
自分自身を含む世界に損害を最大にする戦略だ。

時系列で見ると、利益は存在しない。

一時的にそれをやっても、結局無に返る。
即ち、利益と損害の和は一定である。

即ち、利益と損害は保存される。

*。
即ち、利益は一時的に世界を歪ませることだ。

これが犯罪であろう。
即ち、利益追求は犯罪であり、それは殺される。

*。
即ち、文明はガンであった。
即ち、すべての文明は殺された。

*。
一時的でも自分さえよければいい。

これが文明の活性原因だ。

それを知れば、文明に加わらない生き方をするものが現れよう。

これが文明末期か。
文明の成熟か。
これからの生き方で決まることだ。

*。
ナッシュの均衡理論は一時的に成り立つだけだ。

ナッシュの大定理、宇宙均衡理論があることが分かる。
人は大宇宙に浄化されていく。

金と生きるものとキラキラを生きるもの。
人に二種あり、どっちも必要だが、
その割合が問題だ。

豊かさは妄想である

2009-01-24 06:26:28 | Weblog
人類は豊かさにいろいろの問題解決を求めた。

だが豊かになってみると、
更に刺激と充足が必要になった。

いろいろの問題は貧しさから起きると思った。
豊かになると、リアリティの充足が問題となった。

リアリティの充足とは何か。
豊かさによって作られた、満たされない心であった。

  *。
満たされない心を齎すものは何か。
金や快楽ではないか。
それをやればやるほど、不満が募った。

心が発振してしまったのだ。
発振した心は、豊かさを作るが、満足は作らない。

*。
満足を作る心は、腹八分目に満足する心であった。

これを豊かさは壊した。

足るを知る心こそは、負帰還の心であった。

これが腹八分目に満足する心の正体だ。

*。
足るを知る心は、負帰還の意識であった。

ここには豊かさと安定である満足があった。

豊かさを求める心は、心を発振した心だ。
そこには安定、即ち足るを知る心を壊した。

      *。
豊かさに問題を解決する心は、満足を知らない心だった。

この底なし地獄に嵌った現代人だ。

*。
心に正帰還の掛かった心と、負帰還の掛かった心があった。

前者に満足なく、犯罪と戦争の明け暮れる。

刺激と充実は、犯罪と戦争に求めるしかなかった。

*。
殺すか殺されるか、これ程刺激に溢れる状況はない。

相手を殺して生き残る、これ程充実した心はない。

*。
殺人と破壊ほど、心の渇きと飢えを満足するものはない。

豊かさに解決を求める社会は、略奪を殺戮の世界となった道理だ。

   *。
刺激と充実の対偶は、犯罪と戦争だった。

刺激と充実を求めると、
満たされない心が作られ、
即ち、心に正帰還が掛かり、
即ち心が発振し、
これが心の渇きと飢えとなり、
それは犯罪と戦争に幸福と満足を求める。

発振した心は戦争と犯罪を必要とする。
これが不安定性の本性だ。

*。
刺激と充足、即ちリアリティの充足は、
破壊と殺人でを求める。

それが秋葉通り魔事件であったのではないか。

それがイラク戦闘と金融犯罪であったのではないか。

    *。
これが構造理性の見方だ。

こういう見方を糾弾する国家秩序こそ、
殺人と破壊の製造販売消費装置であった。
 
灯台下暗し、
アメリカへのテロはアメリカのテロだった。

*。
これは対偶文で認識理解される。

自由と正義、
成功と幸福の対偶は、略奪と殺戮、
即ち強盗殺人であった。

*。
国家は強盗殺人組織であった。
文明は略奪と殺戮組織であった。

*。
構造理性は自分自身を見ることが出来る。

理論理性は自分自身を見ることが出来ない。

偽善と欺瞞の裂け目に作られるキラキラ

2009-01-24 05:22:56 | Weblog
「能の見える風景」多田富雄

能は情念を主人公とする幽霊劇だ。
意識の裂け目に、キラキラする目の覚めるような、素敵な体験が現れる。
意識の裂け目とは、能を見ていて眠ってしまうことだ。

脳梗塞になって、脳の中の能舞台で、
このキラキラが現れた。

多田氏は、脳梗塞になって超人のようになった。
意識が能舞台になったからだろう。

そして日本の医療に怒りを発言している。
患者を無視した医療がキラキラしたのだろうか。

    *。
ここで人が生きることは、
理念を主人公とする幽霊劇だとしてみよう。

世界を主人公とする幽霊劇が人の生きる世界だ。

*。
これはヨーロッパ文明だ。

ここでは患者を無視しない医療が追求されている。
そこにキラキラした人生が現れるのではないか。

*。
日本人は心の中に能舞台を作った。

ヨーロッパは、現実を能舞台とした。

心の中をキラキラを作る日本、
現実にキラキラを作る西欧。

   *。
愛を主人公とする幽霊劇、
心を主人公とする幽霊劇。

心は現実の悪を野放しにする。

愛は偽善と欺瞞の現実に、キラキラを作る。
心は極悪と非道の現実に、心の中にキラキラを作る。

*。
現実を生きることと心を生きることは違う。

日本とヨーロッパが出会って、
両方に問題がることが見えた。

*。
我々は、これからどうするか。

それを仕様し設計し、それを実現する段階となった。
新しい文明を設計創造する段階となった。

*。
世界の解体再構築の時だ、現代文明は壊れた。
壊す前に、自ら崩れ落ちた。